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【大井競馬】7分で読める全頭見解~優駿スプリント(2020)編~

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※予想ブログではないので予想は載せていません、見解を載せていますので皆さまの予想の参考にしてください(予想は当日にTwitterに載せています)

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こんにちは、ぺち(@Pettit0116)です。
サンケイスポーツ盃 第10回優駿スプリント(SⅡ)の全頭見解をしていきます。
3歳馬による短距離路線の拡充として作られた重賞も今回で10回目。
中央勢との対戦を見ても、短距離戦が最も戦えているので、短距離路線はもっと拡充すべきだと思っています。
個人的には地方競馬は先行力が求められるので、200m戦のようなスタートがめっちゃ重要なレースを作るのも面白いと思うのですが。
それなら中央勢にも勝てるんじゃないですかね。
閑話休題
帝王賞も行われる今週は大井が激熱です。
大一番の前に、3歳短距離馬にとっての大一番です。

 

優駿スプリント見解

1~4番枠

1ミチノギャング
持ちタイムNo.1の1:12.5。
しかも前走にこのタイムを出している。
スローペースという恩恵はあったが、本来スローになれば全体の時計はかかる。
それでもタイムが良いのは、その分上がりの脚を使っているから。
このことからもわかるように、本馬はスローの瞬発力勝負に強いタイプ。


ここで面白いことに気づいたので紹介したい。
大井1200mの場合だけなのかはわからないが、ハイペースになると3F目と4F目のタイム差が大きくなり、逆にスローペースだと差が小さい。
例を挙げると優駿スプリントTRでは前後半の3Fが34.1-38.8で、3F目が11.5、4F目が13.0
本馬の前走1200m戦では前後半が35.3-37.2で、3F目が12.0、4F目が12.6となっている。
優駿Sでは前後半3Fの差が4.7秒、前走は1.9秒。
ハイペースな優駿Sは3F目と4F目のタイム差が1.5秒なのに対し、本馬の前走は0.6秒しかない。
ハイペースになると息の入れどころで急激に緩み、スローペースだとあまり緩急がないのである。


本馬の特徴のためにこのことを話したが、本馬は緩急に弱い。
一旦緩んで、そこから再加速をするときに、ついていけない。
近走の2着はどれも仕掛けどころでの立ち遅れが原因で差し切れておらず、逆に前走はスローペースで前後半での緩急があまりなかったので勝利につながっている。
なので、現状本馬はスローペースが必須条件に近い。
緩急差があると仕掛けどころで遅れてしまうので、レベルの上がる今回では好走が一気に難しくなる。
スローになれば、前走のようなレースがの再現ができるだろう。


2スティールペガサス
スローの瞬発力勝負に強く、前走東京スポーツ賞では1:12.6の好タイムで勝利している。
この持ちタイムは今回のメンバーでは2番目の速さ。
前々走優駿スプリントTRでは、スタートからの追走に苦労しており、ゆえに前半で脚を使わされてしまっていた。
最後の直線ではじわじわと追い込んできたものの、自身の上がり3F38.6とそこまでの脚が使えなかったのは、前半のせいだろう。
その点、前走は前半がゆったりしていたので、楽に追走ができていた。
なので上がりも36.8と、優駿スプリントTRよりも約2秒速い上がりが使えている。
上がりの脚で見れば、1200m戦で36秒台を使えるのは本馬しかいない。(直近5戦で見た場合)


上がり勝負になれば面白い。


3コーラルツッキー
馬体重に注目。
門別出身の馬だが、南関移籍後は大幅に馬体重が減っている。
まだ3歳馬なのに。
3走前のエーデルワイス賞では450kgあった馬体重も、2走前の東京2歳優駿牝馬では437kg、前走ユングフラウ賞では435kgまで落ちている。
その影響もあってか、スタートにも大きな変化が出ている。
門別時代はスタートが良い差し馬だったが、南関移籍後は最後方からの競馬となっている。


そこで、本馬の復活を期待するなら馬体重に注目したい。
450kg台は欲しい。
馬体重が戻れば、もしかしたらスタートも戻り、交流重賞を勝った時の状態に戻りかもしれない。
という期待ができる。


4ヘブンリーキス
実は優駿スプリントTRの上がり最速馬。
ただ1200m戦だと追走で苦しくなり、最後方に追いやられてしまう。
中段くらいに位置できれば、末脚には魅力があるので一考の余地があるが、今回も変わらず追走に苦労して終わるだろう。


5~8番枠

5ブロンディーヴァ
2歳の良い頃は逃げ馬をマークする形での好位差しが勝ちパターンであったが近走はその位置を取れていない。
前走は1800m戦にもかかわらず、道中は4番手と取りたい位置の馬一頭分後方だった。
今回1200m戦でテンの速い馬が揃う一戦なので、そこで好走時の戦法は取れないだろう。
この馬に限らないが、自分の競馬ができないと好走は難しい。


6ファルコンビーク
元々マイル戦で勝利を挙げているように、スプリント戦においてはスタミナ勝負に持ち込みたい馬。
前走優駿スプリントTRは前傾ラップのスタミナ勝負になったので、展開が向いた。
前々走も然り。


マイル戦の話になるが、京浜盃(1700m)ではスローの瞬発力勝負になり、道中3番手と比較的有利な位置にいながら9着に惨敗している。
この点から、瞬発力勝負は分が悪いと思われる。
時計のかかるタフなレースの方が向いている。


7カプリフレイバー
スタート自体はスプリント戦では並みだが、二の足が速い。
ダッシュ力があるので、前走優駿スプリントTRでも道中2番手ながら3番手以下を大きく離した隊列だった。
前走を除く4戦では逃げているので、今回も逃げる可能性は高い。


瞬発力も兼ね備えている馬なので、できればスローの落として瞬発力勝負に持ち込みたいだろう。
前々走若潮スプリント(船橋1200m)では前半3F34.9の流れで瞬発力勝負に持ち込み、2着に1.7秒差をつけて勝利している。
一方前走優駿スプリントTRでは前半3F34.1の流れ、若潮に比べて上がりのかかる展開で2着に0.5秒差。
勝ちタイムで見ても、前半が遅かった若潮が1:12.3、優駿が1:12.9となっている。
コースの違いや馬場状態の差などはもちろんあるが、コース設計的にタイムの出やすい大井(優駿)よりも船橋(若潮)でタイムが出ていることから、本馬は瞬発力タイプの逃げ馬だといえる。


二の足で先行するタイプなので、出遅れるということも考えづらい。
逃げ馬全体の最大の懸念点は出遅れであるから、その可能性が少ないということは、ある意味不安要素が少ない馬といえる。


8ボンボンショコラ
キャリア5戦全てで逃げている。
今回は初めてのスプリント戦で前走からは400mの距離短縮。
ここでも逃げられるか。
おそらくは逃げれないと思っている。
桜花賞ユングフラウ賞の前半2Fはそれぞれ24.6と23.9。
一つ内側の枠にいる7カプリフレイバーの若潮スプリントでの前半2Fは23.2だった。
枠の並び的にも、今回逃げるのは難しい。


前走留守杯日高賞(水沢1600m)で地方初勝利を挙げたが、牝馬限定戦で南関勢はいなかった。
北海道の3冠初戦である北斗盃を勝ったレッドカードがいたが、強力なメンバーはそのくらい。
ちなみにそのレッドカードは先日の北海優駿で5着に敗れている。
南関と比較すると、レースレベルは正直低かった。


距離短縮で全体的にペースが上がるので、追走に苦労して見せ場も作れないと思っている。


9~12番枠

ダンディーヴォーグ
1200mでも長い印象。
4走前の若潮スプリントでは2番手からの競馬で10着に大敗。
勝ち馬が逃げ馬である7カプリフレイバーだったので、位置取り的な不利はなかったはず。
主戦場は900m。


10ロイヤルペガサス
前走優駿スプリントTRでは出遅れて後方からの競馬になったということもあるが、展開もこの馬向きではなかった。
本馬は短距離戦で実績を積んできた背景があるので、スタミナよりもスピードで勝るタイプ。
前走は上がりのかかる展開となり、この馬の得意な形に持っていけなかった。
前々走で2番手から上がり37.9の脚を使っているように、本馬は好位から競馬ができながら、瞬発力に長けている。


前走は出遅れもあるが、テンのスピードでもついていけていなかった。
1400m戦では普通に先行できているので、1200m戦でも追走はそこまで苦ではないと思うが。。。
出遅れのせいでその判断が難しい。


11キングキャヴィア
大井でのレースが今回初めてだが、正直プラスではないだろう。
レースを見る限り、本馬は長く良い脚が使えない。
なので船橋コースでも最後は脚が上がっている。
それは3走前の若潮スプリント(2着)が良い例。
後方から差追い込んできても、最後は3着で道中3番手の好位につけていた15ビービーアルバと脚色が同じになっている。
ビービーに先着はしているものの、残り50mくらいは併走という形で突き放すことはできていない。
大井コースは直線が386mあり、船橋(308m)よりも約80m直線が延びる。
これは本馬にとっては大きなマイナスだろう。


12ストーミーデイ
個人的に好きな馬。
ハイセイコー記念からずっと買っている気がします。
閑話休題
スプリント戦における本馬の評価だが、多分今回も買います。


安定感のある馬だが、崩れたのが3走前の京浜盃の6着。
直線残り100mくらいまでは先頭で、そこから失速しての敗戦だった。
つまり、敗因は距離。
中距離は適性ではないと思える。
最後に勝利した'19ゴールドジュニアも1400mだし、本来の適性は短距離。
テンの速さもあるので、1200m戦でもそれなりの位置は取れるだろう。


本馬に関してはスタミナ勝負でも瞬発力勝負でもどちらでも対応可。
どちらかといえばスタミナ型だが、ハイセイコー記念は瞬発力勝負で2着に入っているように対応できなくはない。
戦ってきた相手も強いので、距離短縮でも魅力満点。


13~16番枠

13モリデンスター
前々走がスタミナ勝負での勝利にもかかわらず、前走優駿スプリントTRのスタミナ勝負では12着と結果出ていない。
単純に能力不足な印象。


14タイセイサクセサー
前走の勝因はズバリ、鞍上と斤量。
矢野さんに乗り替わり、先行力が付いた。
そして斤量に関しては、3歳馬で古馬と混じってのレースだったの54kgで臨めた。
斤量が軽いと先行しやすい(スタートからトップスピードに行きつくまでの時間が短いイメージ)ので、それが好走につながったと考えられる。
この2点、鞍上と斤量が道中の位置取りに大きくかかわり、その位置取りが勝利につながった。


今回鞍上は引き続き矢野さんだが、斤量は3kgアップの57kg。
乗り替わりなしは良いが、斤量は重いと感じる。
馬格があるので道中だったり、しまいの脚に関してはさほど影響しないだろうが、スタートでは結構影響すると思う。
先行できれば好走できると思うが、後方からでは届かないと思っているので、ジャッジが難しい。


15ビービーアルバ
本来は逃げたい。
が、2走前の若潮スプリント(3着)では、ハナ争いで7カプリフレイバーに敗れている。
そこまで競ろうとしておらず、譲ったようにも見えたので、今回もしかしたらハナを主張する可能性はある。
勝ちに行くなら、無理をしてでもハナを主張した方が良い。


ここ2戦は2~3番手からの競馬をしているが、3走前の勝った時の強さは感じない。
追いかける展開が苦手なのか、仕掛けどころでも鞍上の追った動きの割には伸びてこない。
逆に逃げた時は伸び伸びとしている。
番手からでは難しいだろう。


16インペリシャブル
マイル以上の馬だと思っていたので、前走優駿スプリントTRの3着は驚きだが、6ファルコンビークのところでも述べたが展開が中距離馬向きだったことは否めない。
やはりこの馬も合がい37秒台を要する展開になると厳しくなるだろう。
かといって、スプリント戦で速いので自分から動いてペースを上げるということも難しい。
他力本願のようになるが、前の馬たちがやりあってハイペースになるのを望むしかない。

 

 

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以上、サンケイスポーツ盃 第10回優駿スプリント(SⅡ)全頭見解でした。
ご覧頂きありがとうございました。