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【水沢競馬】8分(5500字)で全頭見解~ウイナーカップ(2020)編~

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※予想ブログではないので予想は載せていません、見解を載せていますので皆さまの予想の参考にしてください(予想は当日にTwitterに載せています)

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こんにちは、ぺち(@Pettit0116)です。
第44回ウイナーカップ(M3)の全頭見解をしていきます。
今週水曜に地方は帝王賞が終わり、日曜には中央で宝塚記念が行われます。
上半期の地方・中央競馬が終わったなという印象ですが、さすれば夏競馬の始まりです。
地方競馬中央競馬よりも2歳戦が早く充実しているので、2歳戦にも注目ですね。


今回のウイナーカップは、1~3着馬に来月に行われるハヤテスプリントの優先出走権が与えられるトライアルレースでもあります。
岩手競馬の3歳短距離路線というわけです。
それでは早速見解に参りましょう。

 

ウイナーカップ見解

東北優駿時に以下の馬に関しては見解を述べています。
これらの馬たちに関しては東北優駿時の見解も併せて載せますので、それを参考にしながら本記事を見ていただければと思います。
リュウノチョッパー
2トゥーナブロッサム
4マルケイヘイロー
8マイランコントル
11レールガン


ここでお詫びと訂正です。
8マイランコントルに関しては、レース後振り返りましたが見解が間違っていたと認識しています。
参考にされた方、ごめんなさい。
なので、マイラン以外の見解は今回にも踏襲できますが、マイランに関しては東北優駿時の見解は無視していただければと思います。

 

1~4番枠

リュウノチョッパー(先行)
東北優駿時の見解

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・距離短縮による影響
東北優駿組には共通するテーマですが、距離短縮がどうか。
本馬に関しては、スタートがあまりよくない馬なので、プラスにはならないと思っています。
今回のメンバーを見ると、直近5走で逃げの経験が複数ある馬が4頭もいます。
その上で1400m戦なので、テンのスピードは速くなる可能性が高いです。
したがって、1角までの位置取りが近走よりも後方になることが予想されます。


・ベストパフォーマンス
本馬は2走前のORO開幕特別(盛岡1800m)が岩手競馬においてはベストパフォーマンス。
1800mという距離、上がり勝負、水沢よりもタイムが出やすい盛岡。
これらが好走の要因となっています。
まとめると、中距離での上がり勝負で、馬場は軽いほうが良い。


そこで今回と比較すると、今回は1400mの短距離で盛岡よりも時計のかかる水沢競馬場
真逆とまではいいませんが、適性面では割と大きく異なります。
もちろん3走前のダイヤモンドカップでは3着に好走しているので、ポテンシャルでは今回上位ですが。。。
(とはいっても勝ち馬グランコージーに1.8秒離されています。)
中央時代も1800m辺りで好結果を残しているので、適性は合っていないと思います。
ただ、何度も言いますが、ポテンシャルはここでは上位です。


2トゥーナブロッサム(差し/追込)
東北優駿時の見解

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・東北優駿の5着
着順を見れば人気(10人気)以上の結果ですが、展開としては絶好だった。
逃げ馬がダイヤモンドカップ勝ち馬のグランコージー(1人気)、当時無敗の8マイランコントル(2人気)がハイペースで逃げる展開で、結果的にどちらも馬券圏外に沈んでいます。
後方有利は明白で、3着の11レールガンは道中後方2番手でした。
そんな中、本馬は道中9番手。
位置取り的には絶好でしたが、結果は5着。一つ後ろにいたレールガンとは1.5秒の差をつけられています。


展開が向いたにもかかわらずの5着というのは、距離適性を含めてもあまり評価できません。


・位置取り
1600m~2000m戦でも後方からの馬なので、ここではほぼ最後方になるであろうと思います。
(同じくレールガンもいますが。)
かといってレールガンほどの決め手もないので、距離短縮によるメリットは見出しづらいです。


3アンズビジン(好位)
・55kg
これに尽きると思います。
馬体重は前走で370kgと400kgもない超軽量馬でありながら、他の牝馬よりも1kg重い、牡馬とは1kg差しかない斤量は酷。
500kgの馬が斤量1kg増とはわけが違います。


斤量はテンのスピードに影響しますから、好位を取る本馬にとってはさらに大きな1kgとなります。
差し・追込馬ならば影響力はまだ少なかったと思いますが、前に行く馬なので単純に先行争いでかなり体力を消耗されてしまいます。
あまり買い要素のない馬になってしまいました。


4マルケイヘイロー(好位)
東北優駿時の見解

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・東北優駿での見解が全て
当時の記事を参照していただきたいのですが、ここでも少し触れます。
本馬は逃げないと好走が厳しいというのが過去の実績での見解です。
3走前のスプリングカップは逃げて2着に粘っています。
ただ、直近2走では岩手3冠の内の2戦と世代最強レベルのメンバーが集まっていたとはいえ、いずれも逃げれていません。
今回も東北優駿組が5頭、その時にハナを主張した8マイランコントルも出走します。
その他にも短距離戦で逃げた経験のある馬もいますし、距離短縮で全体的にテンのスピードは上がるので今回もハナをきれる可能性は低いです。
となると、好走は難しく思います。


可能性があるとすれば、無理やり逃げる展開かなと思います。

 

5~8番枠

5スターオブホープ(逃げ)
ホープ感あります
前走はB2クラスと格下のレースでしたが、今回と同じ舞台を好タイムで勝利。
良馬場で1:29.8と1:30.0を切ってきました。
この持ちタイムは8マイランコントルに次ぐ2番目の持ち時計です。
(因みにマイランは重馬場で1:28.2)
期待感の持てる勝ち方でした。


・脚質転向成功
2走前に逃げ脚質になってから3着、1着と好成績に。
それまでは中段あたりからのレースで、直線では見せ場なく敗れるケースが多い馬でした。
本馬の場合、自分のペースで走ることが重要なので、格上挑戦ということもありリスクが少ないので今回は強引にでもハナを主張するのではと思います。
8マイランコントルという強力な逃げ馬はいますが、仮にスムーズにハナをきれればチャンスは生まれます。
逆に、逃げれなかった場合はノーチャンスだと思います。


2走前の盛岡での1400m戦でも、コーナー2つで速い流れを逃げて勝ち馬に0.5秒差の3着ですので、展開の融通も効きます。
逃げのレースをしてからはまだ崩れていないので、瞬発力勝負になってもスタミナ勝負になっても、逃げることができればチャンスはあると思います。


エイシンナーサリー(好位)
・あやめ賞の惨敗と前走の勝利
1400mのあやめ賞では8着に惨敗しており、この時の勝ち馬は3アンズビジンです。
一方、前走は1600m戦で2着に0.7秒差をつける完勝。
この2レース、上がり4F-3Fはほぼ同じタイムでした。
本来距離が長いほうが上がりのタイムはかかる傾向にあるので、上がりがほぼ同タイムということは前走(1600m戦)がスローペースだったといえます。
実際に勝ちタイムをラップ平均で割ると、あやめ賞(1400m)が平均12.97/F、前走(1600m)が13.03/Fとなっています。(Fはハロン=200m)
馬場状態(ともに稍重)、道中の位置・コース取り(外側2~3番手)がほぼ同じなので、このデータは信用できます。
道中で脚を溜められた方が、この馬は好走傾向にあります。


つまり、本馬は速い流れよりもゆったりとした流れの方が好みで、極端に言えばスローの瞬発力勝負が得意です。
それを今回と当てはめてみと、1400mで重賞ということで本馬の前走よりも速くなる確率が高くなります。
また逃げ馬も複数いるので、取りたい位置(2~3番手)を取れるかも微妙。
中々に厳しいレースを強いられると思っています。


エイシンハルニレ(逃げ)
・名古屋からの移籍初戦
こちらに関しては問題なし。
もともと門別所属馬で、2歳時に岩手競馬に移籍、そこから名古屋に移籍しているジャーニーマンです。
移籍緒戦は門別→岩手時は2着、岩手→名古屋時は1着と結果を残しています。
なので今回も大幅な馬体重など、イレギュラーがなければ大丈夫だと思います。


・逃げれるのか
本馬は逃げてなんぼの馬なので、できるならば逃げたいはず。
ただ、5スターオブホープや8マイランコントルがおり、先行争いは激しい。
1400mの久々なので、テンのスピードという点では少し割引が必要でしょう。
「久々の1400m」というのが今回最も引っ掛かります。
逃げなくても好走歴はありますが、近走のレベルの高い中では逃げないと結果が出ていません。
覚悟を決めて逃げるか、引いて番手競馬をするか。
いずれにしても、思い通りの競馬はしづらいです。


・馬場適性
水沢では一度だけ走っているが、この時は2番手から追走して4着とまずまずの結果を残しています。
勝ち馬はダイヤモンドカップの勝ち馬グランコージーなので、レベルの高さもありました。
名古屋の馬場は時計がかかり、そこで実績を上げてきた馬なので、水沢とは合うと思っています。
しかも、水沢よりも名古屋競馬場の方がコーナーがゆったりとしているので、逃げ馬の本馬としては水沢の方がレースがしやすい。


8マイランコントル(逃げ/好位)
東北優駿時の見解

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・東北優駿見解の訂正
まずはこちらからさせてください。
この時の本馬の評価は、スタミナ型の馬で距離延長(2000m)は問題ないという見解を述べていますが、違いました。
ORO開幕特別(盛岡1800m)を見るに瞬発型の馬で、この時に着差があまりつかなかったのは距離が延長(1400m→1800m)されたからだと今は思っています。
東北優駿ではさらに200mの延長をし、敗因は距離+ハイペースにあると結論付けました。
3走前に水沢1400m戦(3歳B2)で大差勝ちをしていますが、この時もスローの瞬発力勝負でした。


上記から、本馬は短距離戦でこそ強い馬で、かつ瞬発型の馬だと思っています。
なので、今回虚襟が1400mに戻るのはプラスです。


・馬場状態と展開
3走前の大差勝ちは重馬場でのもの。
4走前には水沢1300m戦を良馬場でこちらも大差勝ちをしていますので、ここら辺の距離ならば展開の融通は利くと思われます。
馬場状態は不問で、極端なスローペースにならない限りは好走できると思います。


・砂を被っていない
こちらに関しては東北優駿時の見解でも述べましたが、本番でも逃げたので未だに砂を被ってのレース経験がありません。
今回は外目の8番枠となったので、この点に関しては不安はないでしょう。
番手でも競馬ができますしね、出遅れない限りは大丈夫です。

 

9~11番枠

9ダルマワンサ(差し)
・移籍初戦
これに関しては問題ない。
もともと門別馬で笠松に移籍。
その移籍初戦を勝利で飾っています。
移籍期間は1か月と今回とほぼ同じです。
大幅な馬体重の増減がなければ気にしなくてよいと思います。


・馬場適性
本馬は笠松で実績を積んできた馬。
笠松競馬の馬場の特徴は、水はけがよくタイムが出やすいこと。
それを考えると、水沢の時計のかかる馬場はあまり適していないように思います。
同じ岩手ならば、盛岡の方が馬場適性面では合っているように感じます。
笠松時代は上がり37~38秒台をバンバン出していましたが、水沢は馬場差2~3秒遅いイメージ。
因みに、笠松に比べて時計のかかるお隣名古屋では、1800m戦で8着という惨敗を喫しています。
スパッと切れる脚が使えるかという点では、疑問が残ります。


・1400m<1600m
これは前走ぎふ清流カップ時の見解で述べましたが、本馬はマイルで少しタフな流れを好みます。
1400mだとテンのスピードでの追走と仕掛けどころまでが短いので忙しくなります。
たかが1Fですが、その差は地味に大きいと思います。


10ヒガシブレーヴ(先行)
前走が6エイシンナーサリーに完敗の2着。(0.7秒差)
直近3戦で2度エイシンには先着を許しています。
ここでの能力差でまずエイシンナーサリーとの逆転は考えられません。


4走前には岩手3冠の初戦ダイヤモンドカップで12着と一線級相手に歯が立っていません。
今回はそこまでレベルが高くはありませんが、それでも壁は厚く感じます。


11レールガン(差し/追込)
東北優駿時の見解

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・展開に恵まれた前走
前走は追い込み一気で3着に食い込んでいます。
ですが、着差自体は勝ち馬に2秒差、上がりも実は最速ではありません。(上がり3位)
2000mという距離、盛岡競馬場という差しが決まりやすいコース形態の恩恵を存分に受けたレースだった印象です。


前走の見解でも述べましたが、とにかく本馬は位置取りが後ろ過ぎるので、距離短縮は単純にマイナス。
追走に苦労することが目に浮かびます。
さらに、直線が短く小回りな水沢コースに替わりますので、適性面ではほぼ真逆になります。
前走に抜群の適性を示していただけに、今回はか適性が低いといえます。


向正面からのまくり差ししかないと思っていますが、ハイペースにならないと厳しいと思います。

 

予想について

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以上、第44回ウイナーカップ(M3)全頭見解でした。
ご覧頂きありがとうございました。