競馬地方創生ブログ

地方重賞をメインに取り上げ、レース映像をメインに考察するブログ

阪神JF4傑の長所と短所~第27回チューリップ賞(2020)~

 友だち追加

こんにちは、ぺち(@Pettit0116)です。
第27回チューリップ賞(GⅡ)。


注目は阪神JF上位勢の4頭!
レシステンシア、マルターズディオサ、クラヴァシュドール、ウーマンズハートの4頭。

 

阪神JFで決着付けが済んだとみる見方もありますが、馬場・メンバーが変われば結果も変わるのが競馬です。
ということで今回は阪神JF組の長所と短所を探っていきます。

 

レシステンシア(1.8)

・長所
阪神JF勝ち馬。
スタートが非常にうまく、逃げ馬並みのテンの速さを持つ。
前走阪神JFでは前半3F33.7で逃げての勝利、2着には0.8秒差をつける圧勝でレコードのおまけつき。
上がりも最速だった。
速い流れを先行しての持続力勝負になれば相当に強く、マイル戦までなら垂れることもない。
新馬戦では稍重馬場も経験しており、問題なく勝利しているので馬場も不問
スタートが良いので好位を容易に取れ、ハイペースでも垂れない持続力を持つ、馬場も不問なのでパワーも兼ね備えているという屈指の先行馬。


・短所
まだ負けていないので明確な短所はないが、気になるのは瞬発力
これまでペースが流れたレースを先行して押し切っているので、スローの瞬発力勝負は経験がない。
ダイワメジャー産駒ということもあり、スピードの持続力が売りの馬なので、反面スパッと切れる瞬発力はないのではと感じる。
実際にこれまで自身の上がり最速は34.9と33秒台すらない。
逃げることもできるので自分でペースを作ってしまえば杞憂の問題だが、番手からの好位差し馬になっていくなら、スローの瞬発力勝負は懸念となる。
前哨戦の今回は上位陣は無理をしない競馬となるので、スローの瞬発力勝負になる可能性は高い。

 

マルターズディオサ(11.3) 

・長所
阪神JF2着馬。
スピードの持続力に長けており、前走阪神JFでは一旦3着のクラヴァシュドールに差されるも、最後に差し返しての2着になっている。
4戦2勝で、その2勝はいずれも上がり最速で瞬発力勝負で勝利しているが、新馬戦ではウーマンズハートにあっさりと差されているように瞬発力では世代上位になるには難しく、先行しての持続力勝負がこの馬の武器となる。
新潟、中山、阪神どの舞台でも安定したレースができるのも強み。
スケールの小さいレシステンシアのイメージ。


・短所
スタートが上手くはない。
前走はすんなり出ているので改善傾向だが、2,3戦目は出遅れている。
瞬発力に関しても、新馬戦(新潟1600m)で前半3F37.8のペースで逃げながらウーマンズハートに差されて0.6秒差をつけられているので物足りない。
高速馬場でのスロー瞬発力勝負に弱いタイプだろう。

 

クラヴァシュドール(3.5)

・長所
阪神JF3着馬。
3戦して上がり最速が2回、2位が1回と瞬発力に長けた馬
しかもそれらはいずれも4角で外を回してのもの。
前走阪神JFでは上がり35.2で2位なので、ある程度のパワーも兼ね備えていることがわかる。
キレとパワーのバランス型の馬で、軽い馬場もタフな馬場も関係なく切れ味を発揮できる。
スローでもハイペースでもしかり。


・短所
前走、前々走でレコード決着となっているが、前々走サウジRCでは勝ち馬に0.2秒差で上がりは最速、前走阪神JFは上がり2位で3着。
前々走はスローペースの上がり勝負、前走はハイペースの持続力勝負なので、流れた展開での持続力勝負になると脆さが出る。
前走はハイペースなので差し馬のこの馬向きの展開になったかと思いきや、逃げたレシステンシアのみならず道中3番手にいたマルターズディオサも捉えられなかった。
前半3F33.7のハイペースになったので追走に脚を使ってしまい、しまいの脚を残すことができていなかった。
脚を溜める競馬をする為にも、1800m以上でコーナー4つの競馬が良い。

 

ウーマンズハート(5.7)

・長所
阪神JF4着馬。
新潟の2戦で見せた瞬発力がこの馬の最大の武器。
前走阪神JFでは馬場を考えてか、3番手の先行策を取り、それでも4着には入っているが瞬発力を活かす競馬をしていない。
新馬戦では上がり32.0、2戦目の新潟2歳Sでは32.8といずれも32秒台。
上がりが出やすい新潟競馬場といえども、この上がりタイムは素晴らしい。
それでいて前走のようにある程度の位置が取れるのもこの馬の魅力。
勝利した新潟2歳Sも道中は7番手だった(16頭立て)。
スローの瞬発力勝負、直線の長いコースでその脚は存分に発揮される。
そして軽い馬場


・短所
阪神JFで4着になっているように、ハイペースになると道中で脚を溜められないのでしまいの爆発力が損なわれる。
ゆえに先行策が向かない。
脚を溜められるかどうかは位置取りでカバーできる。
阪神JFではハイペース+先行策という、この馬に最も不向きなレースプランとなってしまった。
スタミナ勝負となってしまったのも、瞬発型のこの馬には不運だった。
阪神JFで示したこの馬の短所は、スタミナ勝負での弱さとスピードの持続力では勝負できないこと。

 

以上、第27回チューリップ賞(GⅡ)の穴馬近走報告でした。
ご覧いただきありがとうございました。