どーも、東スポ杯2歳Sの前にエリザベス女王杯のレース回顧です。
ぺち(@Pettit0116)です。
※本題を読みたい方は目次まで飛ばしてください※
●レース回顧
1000m通過が61.4と平均ペースでしたが上位着順には先行勢が多く、上がり1位のリスグラシューこそ勝っていますが、上がり2~3位が9~11着なので先行有利で追込は届かない展開だったと言えます。
1着リスグラシューは道中8番手とマイル戦よりも遅い流れもありいつもの最後方からの競馬をしなかったのが勝因で、もし最後方にいたらいくら良い脚を使えても届かなかったでしょう。
2着クロコスミアは昨年のデジャヴのようなレース展開で昨年に続いて銀メダル、牝馬限定戦で時計の掛かる馬場ならまた馬券に絡みそうです。
3着モズカッチャンは今年になってからの課題のスタートが上手く決まって道中5番手で追走出来た時点で勝ちは決まったかと思いましたが、思ったよりもペースが上がらず瞬発力勝負に屈した印象です。
札幌記念のように時計の掛かるタフなレースの方が得意ですね。
●備忘録
・上がり最速を使える馬
1頭の差し馬と先行勢というのがこのレースのパターンになりつつあります。
今回のリスグラシューのように上がりの脚が見込める馬は狙い目なのかもしれません。
・リピーター
2着クロコスミア、3着モズカッチャンは昨年の2・1着馬、リスグラシューを含めたこの3頭は来年も期待できます。
鞍上も距離が少し長いと言っていましたが、個人的にも道中少し折り合いに欠いていて最後の直線で伸びを欠いた印象です。
なので折り合いという面で距離は長いのかもしれません。
さて今回は第23回東京スポーツ杯2歳ステークスの出走馬適性分析です。
東スポ杯2歳S想定オッズ
11/12現在の上位人気馬はこちら。(neikeiba.comより)
1番人気:ルヴォルグ 2.4倍
2番人気:ヴェロックス 3.9倍
3番人気:カテドラル 4.8倍
4番人気:ダノンラスター 6.0倍
5番人気:ホウオウサーベル 9.1倍
ーーーー
6番人気:ゴータイミング 20.3倍
上位5頭が1桁倍のオッズなので、今回は人気上位5頭と6人気以下の人気薄の中で激走しそうなオススメ穴馬を紹介していきます。
出走馬適性分析
東スポ杯2歳Sは決め手のある馬が勝ちます、ペースに関係なく勝ちます。
ワグネリアン、ブレスジャーニー、スマートオーディンと瞬発力に長けた馬が勝つので、この点に注目して分析をしていきます。
ルヴォルグ
【東京(1-0-0-0):1800m(1-0-0-0):左回り(1-0-0-0)】
新馬戦では東スポ杯と全く同じコースで上がり最速の33.6での勝利を収めています。
スタートも上手で折り合いもつく賢い馬なので現状不安点はありません。
10/28に新馬戦を走っているので今の東京の高速馬場の経験及び適性を示していて、鞍上は今週から来日しているライアンムーアで抜かりなしです。
唯一懸念点としてあげるとすると、先行力があるので後方勢の目標にされやすいことです。
負けるとしたら後方から自身よりも瞬発力のある馬に差されるパターンでしょう。
レース適性:90%
ヴェロックス
【東京(0-0-0-0):1800m(1-1-0-0):左回り(0-0-0-0)】
全2戦で上がり最速をマークしていますが、34.1・34.2と33秒台の脚は出せていません。
前走も勝ち馬のカテドラルを4角で射程圏に捉えながらも差し切れていないので瞬発力がそこまであるようには見えません。
ただ今回は鞍上がルメールに乗り替わるのは大幅なプラスで、しかもルメールはルヴォルグをムーアに取られているので、理由はどうであれ闘志はみなぎるはずです。
レース適性:80%
カテドラル
【東京(0-0-0-0):1800m(1-0-0-0):左回り(1-0-0-0)】
2連勝で前走ではヴェロックスに勝利しています。
全2戦ともに上がり最速で、新馬戦は2番手、野路菊Sでは逃げての最速ですから能力は高いと思います。
その新馬戦では中京ですが左回りを経験し重馬場の2000mという2歳馬には長い距離でもラスト3Fは34.3の脚を使っていますので、自身の上がり最速は34.1ですがそれ以上の脚を使えると思います。
野路菊Sの勝ちタイム1:48.1は1800mの持ちタイムでは今回のメンバーで1番です。
レース適性:85%
ダノンラスター
【東京(1-0-0-0):1800m(0-0-0-0):左回り(1-0-0-0)】
新馬戦は東京の2000m戦で道中5番手から上がり2位の脚(33.6)で勝利していますが、2着馬が道中12番手からの上がり33.0を考えると、位置取りの差を考慮しても少し上がりのタイム差が開きすぎている印象です。
しかしながら2着馬はのちに未勝利戦を勝ち上がっているので強い相手への勝利とはいえそうです。
2000mでこの上がりを出せているので、200mの距離短縮でより速い脚が使えるでしょうし、鞍上モレイラの継続騎乗は強い味方です。
レース適性:80%
ホウオウサーベル
【東京(0-0-0-0):1800m(1-0-0-0):左回り(1-0-0-0)】
新馬戦は新潟の1800戦で上がり最速の33.8の脚で勝利していますがレースレベルがあまり高くない印象で、2着馬は未勝利戦は勝ったもののOP戦では8頭中6着に敗れています。
新潟コースは直線が長く平坦ですので上がりのタイムが出やすいことを考慮すると、上がり33.8も特筆すべき程ではありません。
ただ8月の時点でこの上がりを出せているので成長力は他よりも見込め、鞍上がデムーロの継続騎乗という点は魅力的です。
レース適性:75%
オススメ穴馬
アドマイヤスコール
【東京(1-0-0-0):1800m(1-0-0-0):左回り(1-0-0-0)】
新馬戦(札幌芝1500m)では敗れていますがエンジンの掛かりの遅さが原因で最後は伸びて脚を余しての敗戦でした。
前走未勝利戦は東京の1800mでは距離延長・直線が長くなったのが功奏し上がり最速の33.5で差し切っています。
エンジンの掛かりの遅さが課題でスローペースだとそれが露呈してしまいますが、エンジンか掛かってからは素晴らしい瞬発力で、今メンバーで最速の33.5の脚を持っていますので東スポ杯2歳Sとの相性は良いと思います。
レース適性:85%
ヴァンドギャルド
【東京(0-0-0-0):1800m(0-0-0-0):左回り(0-0-0-0)】
前走新馬戦(阪神芝1600m)では重馬場の中道中7番手から追走し、直線では馬群の中を縫って上がり最速の33.9で差し切り勝ちをしています。
このときの3着馬がデイリー杯2歳Sで2着に入っているように、レースレベルが高い中での勝利は評価できます。
また馬群を縫って進出した点が評価でき、臆病な馬だとこういったことはできないので2歳馬でこれができるのは精神力が高い証拠で、初輸送や初コースといった課題を何なくクリアできそうです。
鞍上C.デムーロも良いです。
レース適性:80%
出走馬適性分析結果
過去のデータと実績からみる東京スポーツ杯2歳ステークス好適性馬はこちらです。
◎ルヴォルグ(90%)
〇カテドラル(85%)
▲アドマイヤスコール(85%)
☆ヴァンドギャルド(80%)
△ダノンラスター(80%)
△ヴェロックス(80%)
最終追い切り、最終予想も併せて是非っ!!
明日水曜日にはマイルCSの、木曜日には東スポ杯2歳Sの最終追い切りをブログにしますのでお楽しみに!!
以上、第23回東京スポーツ杯2歳ステークス(2018)の出走馬適性分析でした。
読んでくれてありがとう!
ツイッタ―ではブログのアップを、LINE@では週末に予想ブログの告知をしていますのでフォローよろしく願します。
ぺち。