こんにちは、ぺち(@Pettit0116)です。
通常はこのタイミングで血統的傾向をお伝えするのですが、東海Sはデータ分析時にすでに血統の話はしたので割愛します。
ざっくりだけ言っておくと、父or母父にミスプロ系は必須です。
過去5年の3着以内馬でミスプロ持ちは全頭の14頭が父もしくは母父に持っています。
例外は唯一父ロージズインメイのみです。
さて今回は第36回東海テレビ杯東海ステークス(GⅡ)の最終予想です。
東海S予想
◎チュウワウィザード
〇インティ
▲アングライフェン
☆コスモカナディアン
△カゼノコ
※出走馬適正分析でレースへの適正、最終追い切り分析では調教内容を詳しく分析していますので、ここではその詳細は記述しません
詳細は以下のリンクからぜひっ!
【データ】東海S(2019)出走馬適正分析~大荒れの歴史~競馬予想blog - club keiba
【調教】東海S(2019)最終追い切り分析~チュウワウィザード状態面でも4歳馬~競馬予想 - club keiba
◎チュウワウィザード
前走名古屋GP(2人気1着)で重賞初制覇、その時はミツバやグリムを倒しています。
これまではスタートからの出脚がそこまでよくないので中段あたりから競馬をしていましたが、前走は3番手でグリムをマークできるくらいに先行力がついています。
徐々にですが位置をとれるようになってきているので、3番枠の内枠を引けたのはプラスでしょう。
前走は2500mで勝っているようにスタミナはありますし、先行力も付いたので自分から仕掛ける競馬ができる強みがあります。
最終追い切りでは併せ馬を力強く突き放す調子の良さを感じさせる内容でしたし、血統的にも父がキンカメなのでミスプロ持ち、前走は12月のレースとローテ的にも良いです。
〇インティ
5連勝中でいずれも圧勝、前走は2着に0.8秒差をつける内容でした。
底を見せていない強さがあり、今回重賞初挑戦ですが難なくクリアしてしまう可能性は十分に考えられます。
最終追い切りでも栗東坂路で51.3と好タイムで駆け抜けていてポテンシャルの高さを示していますし、鞍上の武さんもこの舞台は得意です。
血統的にも母父がこのレースと相性の良いアフリート系を持っています。
ただ連勝でOP入りした馬がそのまま重賞に挑戦した場合、敗れるケースが多いイメージがあります。
近年ではテイエムジンソクが該当しますね。
さらに左回りは陣営も右トモの方が大きく右回りの方が得意と述べているのでその点は気になるところです。
ローテ的にも前走は11月のレースで間隔があいていますのであまり望ましくありません。
連勝してOP入り、そのまま重賞初挑戦の馬を軸にするのは恐いので対抗に評価を落としています。
▲アングライフェン
冒頭で述べたように好走馬はミスプロ持ちか父ロージズインメイという血統ですのでこの馬は該当しないのですが、最終追い切りの動きが良すぎたので予想に入れました。
7歳馬にして追い切りの自己タイムの更新をしていて、今がピークなのかもしれません。
前走師走Sでは5着で勝ち馬に0.8秒差ですが、2着チュウワウィザードとは0.4秒差、その時の斤量はチュウワよりも1kg重かったのですが今回は同斤量ですのでタイム差が埋まる可能性は十分にあり得ます。
ローテ的にも師走S組は好走馬が多いですし、鞍上の鮫島君は中京1800mで3位タイの勝利数(過去3年)を誇っていますので態勢は整っています。
追い込み馬なので展開に左右されてしまい、ダート戦では圧倒的に不利ですがハイペースで前が崩れればチャンスはあります。
☆コスモカナディアン
昨年のこのレースを3着、血統的に相性の良い父ロージズインメイ持ちの馬です。
前走ペテルギウスSでは勝ち馬に0.2秒差の4着、前々走師走Sでは勝ち馬に1.0秒差の6着と大崩れをしていません。
相手なりに走る馬ですので重賞でも相手なりに走り好走できると思われます。
鞍上の丸山君はフェアリーSで今年の重賞をすでに勝利していますし、その時の乗り方も上手でしたので調子が良さそうです。
勝ちきるまでは難しそうですが、2‐3着要員に入れておきます。
△カゼノコ
前走、前々走と2戦連続で上がり最速の脚を使っており復調の兆しがあります。
もともと3歳時のころはJDDを制しておりGⅠホースなのですが、近走は不振が続いておりました。
その不振から脱却しつつあるのが現在で、追い馬ですので展開に左右されてはしまうのですがしまいの脚は着実にあります。
父アグネスデジタルはこのレースと相性が良く、2016年にはワンツーフィニッシュを決めています。
鞍上の小崎騎手は昨年の函館2歳Sで重賞初制覇、中京1800mは勝利数で6位タイ、勝率で5位と安定した成績を残している舞台ですので信頼が置けます。
久々の馬券圏内へ舞台的には適しています。
△アスカノロマン
2016年の勝ち馬を抑えておきます。
父はアグネスデジタルですので血統的に相性が良く、鞍上の太宰君もこのコースの勝利数3位タイです(過去3年)。
今年の出走馬で前走チャンピオンズC組はこの馬とアンジュでジールのみですが、チャンピオンズC組はほぼ毎年馬券に絡みますのでこちらの馬を抑えとして入れました。
このレースはとにかくヒモ荒れしますので、前走の結果よりも過去の実績や最終追い切りを重視して予想に入れています。
買い方
◎チュウワウィザード
〇インティ
▲アングライフェン
☆コスモカナディアン
△ カゼノコ
【馬連】
◎-〇▲☆△△
計5点
消した人気馬
アンジュデジール
父にも母父にもミスプロ系を持っておらず、前々走JBCレディスクラシックで勝利していますので斤量面で他よりも1kg重いハンデを背負います。
牡馬とのレースではエルムSで5着と馬券には絡めていませんので今回は消しました。
スマハマ
8か月ぶりのレースが気になります。
ダート戦は連戦して調子をつけていくイメージがありますので、長期休養明けでしかも古馬との初対戦、重賞も初めてと初めてが並ぶので今回は消しました。
予想を終えて・・・
ダート戦はただでさえ難しいのに、このレースは荒れに荒れますのでより難しかったです。
でもここでも強い4歳馬が本命となり、AJCCとともに本命は4歳馬になりました。
師走S2着、名古屋GP勝利は純粋に強いと思います。
また今回はデータや近走のレースぶりからの分析があまり通用しないと思ったので最終追い切りを重視してみました。
今回はこのような割合で予想を組み立てました。
東海Sダ1800m適正:2
最終追い切り:4
血統 :3
騎手:1
以上、第36回東海テレビ杯東海ステークス(GⅡ)最終予想でした。
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