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【大井競馬】7分で読める全頭見解~帝王賞(2020)~

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※予想ブログではないので予想は載せていません、見解を載せていますので皆さまの予想の参考にしてください(予想は当日にTwitterに載せています)

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こんにちは、ぺち(@Pettit0116)です。
農林水産大臣賞典 第43回帝王賞(JpnⅠ)の全頭見解をしていきます。
超豪華メンバー!!
ダートのクラシックディスタンスにおいて、ほぼ日本最強クラスが集まってます。

 

帝王賞全頭見解

1~5番枠

1モジアナフレイバー
良馬場希望。
一線級相手には瞬発力で劣るので、パワーとスタミナ勝負になった方が良い。
※ちなみに、天気予報では月火が雨、当日水曜日が曇り時々晴れです。


それを証明しているのが昨年の帝王賞(5着)と東京大賞典(3着)の着差。
いずれも勝ち馬は11オメガパフュームだが、帝王賞では着差が1.1秒、東京大賞典は0.6秒差だった。
端的にいうと、帝王賞は瞬発力勝負、東京大賞典はスタミナ勝負だった。


東京大賞典では4角で11オメガパフュームよりも後方で、かつ外を回していますからね。
それでも3着に食い込んでいるわけだから、能力的には足りている。


ただ、4角で外を回した方がパフォーマンスが良いので、できれば外目の枠の方が良かったとも思える。
まぁ馬群がばらけた展開になると思うので、そこまで気にする必要なないが。。。
ノンコノユメよりも1kg重い斤量で圧勝した勝島王冠や先に説明した東京大賞典では4角で外に出して、広いところを走って好走している。
最内枠という極端な枠は、レースプランという点で悩まされるかもしれない。


稍重~重の高速馬場にならなければ一考できる。


2ルヴァンスレーヴ
元ダート王者、と前走でなってしまった。
3歳でチャンピオンズC制覇は昨年のクリソベリルも達成した快挙だが、本馬は日程の関係でクリソよりも1kg重い斤量で達成している点に大きな差がある。
それは置いておいて、前走かしわ記念を振り返る。


まず馬体重。
3歳の秋から1年以上も経つが、増量は9kgのみ。
馬体的な成長はなかった。
本馬は2歳から活躍しており、全日本2歳優駿も制している。
もしかしたら、3歳で既に馬として完成しきっていたのかもしれないと思わせる。
もしそうだとするならば、ピークは3歳時のチャンピオンズCで、前走はあながち久々の割引だけの敗戦なのかもしれない。


もともと4歳時に左前脚に不安(故障ではない)があり、そのまま4歳シーズンを全休した経緯がある。
ただこれはあくまで「不安」であり、故障ではない。
なので前走は故障明けではなく長期休養明け、である。


レースはスタートがあまりよくなかったものの、大外枠だったこともありそこから2番手にまで押し上げる。
道中は若干掛かり気味で追走。
ただこれは3歳時のチャンピオンズC(1着)でも見られていたので、敗因の要因にはならない。
ペースは緩み、前有利の展開。
道中2番手は絶好の位置だったが、仕掛けどころの3~4角で逃げ馬の4ワイドファラオに置いて行かれ、自身よりも後方にいた14ケイティブレイブにも差を詰められる。
直線ではすでに脚色が悪くなっており、そのまま見せ場なく5着に敗れている。


上がりは下から2番目の37.7、上がり最速が36.0なのでかかっている。
大井に変わり直線が延びて、より上がり勝負になるのでこの点は引っ掛かる。
仕掛けどころの反応の悪さが敗因として挙げられる。
改善するとすれば先行策は捨てた方が良いかもしれない。
緩急の変化に対応できていないので、緩急を感じずらい後方待機策が現状は得策に思う。
それでも、上がりの脚が使えるかは、前走を見る限りは難しいと思うが。
期待できるのは叩き2戦目の上積みくらい。
ただ、この上積みも先述した馬体重からみる成長力から鑑みると、そこまで期待できない。


3ミツバ
近走は崩れており、見込みを感じない。
もし見どころがあるという方は、コメント欄にてお願いします。
自分の見立てでは見出せませんでした。


4ワイドファラオ
前走のかしわ記念の勝利で株を上げた馬。
前走はペースを落として逃げ、上がり勝負に持っていけたことが勝因となった。
それには船橋コースということも起因している。
船橋コースは3角の角度が緩く、4角がきつい設計になっている。
つまり、4角で加速すると外に振られてしまうので、差し・追込が届きづらい。
それをうまく利用したのが前走の本馬。
スローに落とし、3角から加速して4角でリードを取り、直線ではそれを守りきるという、パーフェクトな内容だった。


それを大井外回りでもできるか。
直線が386mと前走から約80m延び、距離自体も400m延びるのでスタミナが必要となる。
マイル近辺で実績を上げてきた馬なので、適性面では疑問符が付く。


5ストライクイーグル
ダートの最上級の馬とは5走前にJBCクラシックで戦っているが、そこでは6チュウワウィザード・11オメガパフュームに1.0秒差をつけられている。
前々走にノンコノユメに先着して勝利しているが、これはペースによるもの。
好位からの競馬ながら上がり3F36.6なので、スローペースを先行したのが勝因といえる。
ノンコが速い流れでの瞬発力勝負に強い馬なので、適性の違いがもろに出た。
今回は先行勢にも強力なJRA勢がいるので、厳しく思う。

 

6~10番枠

6チュウワウィザード
スタミナ勝負に強い。
前走川崎記念はレースレベルは置いておいて、2着に1.2秒差をつける圧勝。
レースの上がりが4F50.8-3F39.0という時計のかかる展開で、こういった展開こそ本馬が得意とするレース。


昨年の帝王賞は11オメガパフュームの後塵を拝したが、その時のレース上がりは4F50.8-3F38.0。
川崎記念と比較して、上がり4Fは同じだが3Fは1秒も違う。
なので、本馬はスタミナ勝負に持ち込みたい。


道中で3~4番手にいることが多いが、もう1~2馬身ほど前の、逃げ馬をマークする形が理想的。
向正面でプレッシャーをかけて逃げ馬にペースアップをさせれば、自らの力でペースを上げることができる。
スタミナと自在性もある馬なので、これはできなくはないだろう。
どうしても負ける時はキレ負けなので、道中の位置取りを少し上げ、逃げ馬にペースを上げさせることでチャンスは広がる。


逆に、スローペースの瞬発力勝負になると、オメガパフューム他瞬発型の馬たちに差されてしまうだろう。


7サブノクロヒョウ
本馬もここでは能力的に劣る。
というか、難関の重賞でも厳しい。
敬遠。


8クリソベリル
サウジカップからのぶっつけがどうか。
これまで2か月に1レースというローテをしっかり守って結果もついてきている馬。
今回は約4か月ぶりのレースとなる。
しかも外国からの戻り。
結論から言うと、新馬戦も勝っているし、休み明けも苦にしていないので、そこまで気にする必要はないと思っている。


能力的には3歳でチャンピオンズCを制しているので申し分ない。
前走サウジカップでは、レベルの高さなのか、砂の違いなのかは分からないが(多分前者)、先行できていない。
道中は8番手くらいの外側からレースを進め、差し競馬をさせられた。
脚質的に好位差しが得意な馬なので、結果は付いてこずの7着敗退。
差し・追込では長距離戦ならともかく中距離戦では日本でも厳しいと思う。
つまり、本馬の負けパターンとなる。
4走前のJDDでは差しの競馬で勝利しているが、直線ですぐには前にいる馬たちをかわすことができておらず、残り100mくらいで他の馬のスタミナが尽きたころに一気にかわしている。
瞬発力で勝ったというよりも、スタミナで勝ちきったレース。


道中3~4番手からの好位差しが得意。
スパッと切れる脚ではなく、長くよい脚を使うタイプなので、チャンピオンズCのような前目から力比べに持ち込むと強い。
スタートも悪くない馬なので、ここなら普通に先行できるだろう。
パワーとスタミナが武器なので、良馬場の方が良い。
馬場が渋っても問題ないが、良馬場の方が盤石といった感じ。
まとめると、大きな不安要素はない。
海外帰りは走らない馬が多いという点くらい。
ただこれは過去の傾向であって、本馬がそれに該当するかはわからない。


ノンコノユメ
勝島王冠、前走ブリリアンカップと南関重賞で2着に不覚を取ると思えば、東京大賞典で2着とハイレベルなメンバーでの好走もある。
この原因は明確で、本馬はスローペースになると取りこぼす。
地方限定重賞では馬のレベル的に交流重賞よりもペースが緩む。
前走ブリリアンカップは勝った5ストライクイーグルが2番手から上がり36.6をマーク。
勝島王冠では勝った1モジアナフレイバーが上がり36.9をマーク。
いずれも上がりは36秒台と速い。
ちなみにモジアナは昨年の帝王賞(5着)では上がり38.6、東京大賞典(3着)では38.3と、いずれも38秒台だった。
帝王賞3着、東京大賞典2着のノンコは、激しい流れになってこそ能力が発揮される。


馬場的には良馬場の方が良い。
レースの上がりが38.0で速かった帝王賞では上がりの脚で11オメガパフュームに0.7秒の差をつけられているが、レースの上がりが38.7とかかった東京大賞典では上がりタイムが一緒だった。
スローの瞬発力勝負では中央勢の一流どころ相手では若干分が悪い。
なので時計のかかる良馬場の方が好勝負ができると思う。


10フレアリングダイヤ
交流重賞では3走前にダイオライト記念で6着というのがあるが、これはGⅠ(JpnⅠ)未勝利馬のアナザートゥルースに2.3秒差の着順。
JpnⅠのこの舞台では壁が高い。

 

11~14番枠

11オメガパフューム
この舞台において、本馬に死角はあるのか。
今回大井2000mで唯一敗れた2ルヴァンスレーヴと久々に戦うが、相手は調子を崩している。
本馬は前走で大井よりも直線の短い京都で、しかも59kgを背負って勝利している。
状態は万全で、むしろさらにパワーアップしている印象。

 

12ヒカリオーソ
前走が競走中止と、臨戦過程が良くない。
これに尽きるのだが、中央勢の一線級相手に万全の状態で臨まないと勝負にならない。
前々走川崎記念では2着に入ってはいるが、着差は1.2秒と離されている。
まだ能力差を感じるので、万全の状態で一度臨んでほしい。


13キャッスルクラウン
近走の好走が地方重賞のオグリキャップ記念(笠松2500m)の2着。
JpnⅡ,Ⅲの交流重賞でも実績がないので、ここでは狙えない。


14ケイティブレイブ
大外枠はマイナスに感じる。
ここ2戦は差し競馬で復活した馬だが、いずれも内ラチ沿いを走る経済コースからの差し。
船橋かしわ記念如実に出ているが、本馬はコーナリングが非常にうまい。
上がり3Fは最速の36.0をマークしているが、これは何とサンライズノヴァ(36.2)よりも速い。
2頭を知っている人ならこれにはびっくりするだろう。


それにはコーナリングの上手さが影響している。
仕掛けどころの3~4角で本馬は内々を突き、ルヴァンスレーヴよりも内側の進路を取っている。
一方ノヴァは外々を回しての追い込み。
進路取りの差が上がりのタイム差に表れている。
ゴール間際にはノヴァが一気に差を詰めていることからも、単純な瞬発力ではノヴァの方が上なのは間違いない。
つまり、本馬はコーナリングを活かした競馬が、近走の復活を支えているといってよい。
なので、大外枠からの競馬は少し難しくさせる。
フェブラリーSでは15番枠から上手くインを取り2着に好走しているが、それを再現できるか。
こればかりは鞍上の腕に託される。


もともと地方のダート戦の方が得意な馬。
ということは砂が深い、タフな馬場が得意である。
差し脚質で好走した2戦も良馬場でのレースだった。
地方でならば若干緩和はされるが、渋った馬場は相対的に得意ではない。
時計のかかるタフな馬場でこそ、本馬の力は発揮される。

 

予想について

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以上、農林水産大臣賞典 第43回帝王賞(JpnⅠ)全頭見解でした。
ご覧頂きありがとうございました。