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ダノンスマッシュさん曰く「これは1200m戦だ」だそうです~第50回高松宮記念(2020)予想見解~

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※予想ブログではないので予想は載せていません、見解を載せていますので皆さまの予想の参考にしてください(予想は当日にTwitterに載せています)

 

こんにちは、ぺち(@Pettit0116)です。
第50回高松宮記念(GⅠ)の有力馬見解です。
今回は珍しく本職が1200mではない馬が多く出走していますね。
当然、1200mがベストの馬から行きますよ。

 

高松宮記念見解

日本中央競馬会(JRA)のHPからレース映像を見る方法 - club keiba

ダノンスマッシュ

・前走完勝、不安要素は
前走は中山得意のナックビーナス、スプリンターズS勝ち馬のタワーオブロンドンが集まるハイレベルなレースを完勝しています。
ナックには0.2秒差、タワーに対しては0.7秒も差をつけています。
勝ちっぷりを見る限りは不安要素はなく、戦前個人的に懸念していた直線の急坂も難なくクリアされてしまいました。
直線の追ってからの反応が素早く、後続には一気に突き離し、前にいたナックを簡単に捉えています。


前走で見えた不安要素はスタートだけ。
出遅れとまではいきませんが、立ち遅れています。
そこからの二の脚が異常に速い馬なのでカバーできていますが、立ち遅れは以前からも見られるこの馬の特徴の一つです。
幸い今回は隣に追込馬のラブカンプー(5番)、マイラーのグルーヴィット(7番)なので、立ち遅れにより位置を取れないということはなさそうです。


・敗れるとしたら
今の中京馬場はイン有利で、これは昨年の高松宮記念でもそうでした。
昨年は勝ったミスターメロディが3番、2着セイウンコウセイは4番、3着ショウナンアンセムが7番で、道中は各馬内ラチ沿いを走っていました。
ダノンスマッシュは昨年は外枠の13番枠となってしまったので、道中で外を走らされていました。
それが敗因の一つだと思っているので、今年の6番枠は好枠です。
内枠勢に先行馬は少なくダイアトニックくらいで、この馬も1400m馬なので1200m戦となればダノンの方が先行力があると思います。
枠にも恵まれていますが、内枠のメンバーにも恵まれています。


ローテ、トラックバイアス、ポテンシャルと総合的に見るとこの馬が最も勝つ確率が高いと思っていますが、当然敗れる確率がゼロではありません。
この馬がこれまで1200m戦で敗れているパターンは、昨年の外を回されての高松宮記念(4着)、そして前が止まらなかった2018年のキーンランドC、そして昨年のスプリンターズSです。
スプリンターズSは2番枠という内枠から先行しながら、そこからズルズルと下がっていってしまいます。
そこからまた前に進出していくのですが、流れに乗れず差し馬のようなレースをして最後届かずの3着となっています。
最後は差を詰めているので能力は示していますが、この馬の負けパターンは差しが届かず前を捉えきれないことです。
なので、道中の位置取りが重要となり、なるべくなら先行して先行集団にはいたいところです。
中団辺りからの差し比べではタワーオブロンドンやグランアレグリアには劣るので、ダノンスマッシュは先行からの好位差しが最適です。

 

ダイアトニック

・前走の先行力がみせる可能性
これまで最後方からの追い込み一辺倒な馬でしたが、前走は1400m戦で先行できています。
今回と同じく3番枠からのスタートで、前半3F34.1のペースを4番手、ダイアトニック自体は34.5位で駆け抜けています。
そこから降着はあるものの2着に好走しています。
この時の勝ち馬が外差しで、4着には追込馬のスマートオーディンが入っているので、展開的には差し・追込有利だったといえます。
その中で先行しての2着(降着3着)は、これまでの追い込み一辺倒の馬からすると可能性を感じさせます。


1200mGⅠは前半3F32秒台にもなるハイラップレースですので、34.5ならば中段位には入れると思います。
内枠3番からの発走なので、内枠を活かした先行策の競馬ができれば、いきなりの1200mGⅠでもチャンスはあると思います。
このレースは外枠はほとんど来ませんからね。
2019年:3,4,7番枠の決着
2018年:9,8,7番枠
2017年:6,3,7番枠
10番以降の3着以内馬はは2015年まで遡らないと出てきません。


・1200m適性は
この馬の焦点は初の1200m戦で適性はあるのかということです。
前走1400m戦で先行策ができているので、速い流れに対しては対応できると思われます。
瞬発力のある馬なので直線が長いのもプラスでしょう。
左回りは勝利こそないものの(0-2-0-1)で4着1回なので悪くはありません。
あとは距離。
レースぶりからは先述した通りで、他の要素として血統面を見てみます。
血統的には父がロードカナロアなので◎。
母系は母はサンデーサイレンス産駒、未勝利馬で2000m前後を主戦にしていました。
母の母は1200m戦を1勝したスプリンター。
ロードカナロア産駒は母系の良さを引き出すイメージが強いので、それでいうと母に似れば中距離馬、母の母に似ればスプリンターといった感じです。
ダイアトニックの戦績からするとスプリンター寄りなので、血統面では父のカナロア、もしくは母母エアレジェーロに似ているのかなと思います。
血統面ではスプリント戦でもこなせそうです。

 

グランアレグリア

・前走圧巻
前走阪神CはGⅡ、1400mの短距離戦ながら2着に0.8秒差をつける圧勝でした。
道中8番手からの追走で、直線に向くと馬なりで即座に先頭を捉え、そこからは独壇場で後続を突き放しています。
明らかに3歳の春からスケールアップしており、またこの時は7か月ぶりのレースで改めて休み明けで走る馬だなという印象を強くつけました。
今回も3か月半ぶりのレースなのでローテはこの馬のローテでしょう。


因みにこの時の2着フィアーノロマーノは阪急杯で2着となっており、高松宮記念に出走する阪急杯組のどの馬よりも先着しています。
フィアーノロマーノを単純な物差しにすると、阪急杯組ではグランに競れる馬すらいないということになります。


・初めての1200m戦
ダイアトニック同様この馬の気になる点としてはこれでしう。
阪神Cでは前半3F33.9を8番手追走なので、大体7馬身後方なので35.3位で走っています。
1400m戦なので一概には言えませんが、前半35.3となると1200m戦なら先頭から10馬身くらい後ろになります。
それだとほぼ最後方です。
流石に勝負するなら無理してもう少し前に位置を取るとは思いますが、その分直線での伸びは欠くわけです。
阪神Cでは馬なりで出て少し押してもいるので、阪急杯でほぼ逃げからの抑えて4馬手のダイアトニックと比べると、1200m適性はダイアトニック>グランにみえます。
ただ直線の瞬発力や爆発力は末恐ろしい馬なので、少し無理して位置をとってもおつりは来るかなと思っています。


血統面。
母タピッツフライは米国の芝GⅠ馬で、GⅠ勝利はいずれもマイル戦。
その父タピットは米国リーディングサイアーで、日本ではテスタマッタ(フェブラリーS)などがいます。
母の母米国の1勝馬で主な戦績は不明、アンブライドルド産駒なので中距離ダート血統です。
血統面を見る限りでもマイラー色が強いですが、桜花賞で見せた先行からの持続力は母系のダート血統からくるものかなと思います。
血統的には1200mは忙しく感じます。


こうみると、ステイルヴィオ、ダイアトニック、グランアレグリア、クリノガウディー、モズアスコット、ノームコアと今年のメンバーはスプリントが本職じゃない馬が多いですね。

 

タワーオブロンドン

・前走がふがいなさすぎる
休み明けは走る馬ですが、前走は直線で置いて行かれて勝ったダノンスマッシュに0.7秒差をつけられる3着でした。
仕上がり面に不安があったとはいえ、着差を考えると逆転は相当難しく感じます。
しかも鞍上はルメールではなく、乗り替わりで福永さんです。
中京得意の福永さんといえど、テン乗りでGⅠは酷です。
しかももともとマイラーなので道中の位置の確保と仕掛けどころが難しい馬でもあります。
前走仕掛けどころで置いて行かれていて、それが敗因でもあるので、その点を鞍上が改善させられるか。


スタート自体はだんだんうまくなってきていて、前走も全体の真ん中くらいの出でした。
スタートはスプリンターらしくなってきているんですけどね。


・逆転の目は
位置取りが勝負でしょう。
中団よりも前、1200m本職馬が少ないのでできれば6,7番手にはいたいところ。
メンバーを考えれば不可能ではないです。
枠も9番枠なので、ギリ許容範囲で悪くない枠。
脚が溜まるギリギリまで前に位置し、瞬発力勝負で差し切るのが理想です。
中団からの大外分回しでは、今の中京馬場とタワーの前走のパフォーマンスからでは難しく見えます。

 

セイウンコウセイ

・前走5着も
中身は濃いです。
前走シルクロードSは差し有利の馬場状態で、実際に1-3着は差し・追込馬で決まっています。
先行勢で掲示板に載ったのはモズスーパーフレア(4着)とセイウンコウセイ(5着)のみ
セイウンコウセイは直線でもモズに差を詰めており、タイム差はなし。
中京コースで直線が伸びれば、適性も含めてモズのとの逆転は可能でしょう。
枠的にもコウセイの方がモズよりも内ですしね。


今回先行勢のスプリンターが少ない、もしくは外枠に追いやられているので12番枠でも先行はしやすいはずです。
昨年同様、内ラチ沿いを走るロスのない競馬ができれば、昨年の再現が実現します。


・中京に強いワケ
4歳時に高松宮記念を制しており、これまで中京1200mはいずれも重賞で(1-1-1-1)と相性の良いコース。
先行馬ながらスピードの持続力があるので直線の長い中京コースに高い適性を示しています。
勝負根性と持続力が持ち味の馬なので、すんなり2番手辺りを確保できれば。
中京1200mはスタートから300m位で3角がやってくるので、先行馬のコウセイにとってはスタートがとても重要となります。

 

予想

予想は見解の答え合わせ、競馬の醍醐味でもあります。当日の馬場状態を見たいのでTwitterで当日12:00頃ツイートします。気になる方はそちらをぜひ!& Follow me!!

 

以上、第50回高松宮記念(GⅠ)最終見解でした。
ご覧頂きありがとうございました。