どーも、スプリンターズステークスの血統的向は父フォーティナイナー系、少し落ちて父キングカメハメハ。
ぺちです。
ここ最近は毎週のように血統をみればディープインパクト圧倒でしたが、今回はスプリント戦なので流石に違いました(笑)
父フォーティナイナー系は過去4年(2014年は新潟開催の為除外)で4頭該当します。
今年も出走する2連覇中のレッドファルクスが半分貢献していますが、その他にも昨年の7人気の3着で今年も出走するワンスインナムーンなんかもいます。
ちなみに今年の出走馬では上記2頭に加えて、セイウンコウセイ、ファインニードル、ムーンクエイク、ラインスピリットの合計6頭が該当します。
人気どころから穴まで多士済済なラインナップですね。
一方父キンカメは過去4年で2頭いまして、昨年の2着馬で今年も出走するレッツゴードンキと2013年の勝馬で歴代最強のスプリンターのロードカナロアです。
今年の出走馬はドンキ1頭のみです。
でも今年は雨が降りそうで馬場が悪そうですからね、血統の傾向は重馬場適性で考えた方が良いかもしれません。。。
さて上記血統データも加味しながら、今回は第52回スプリンターズステークスの最終予想です。
馬場傾向
台風直撃の可能性もあるので、競馬場に足を運ぶ方は注意してください。
(日曜日は曇り、27℃/18℃)
降水量は非常に多そうで、重馬場~不良馬場が想定されますので、レースは時計のかかる非常にタフな馬場コンディションとなるでしょう。
したがって持ち時計の良い馬は割引、重馬場で好成績をあげている馬は押さえておきたいところです。
展開予想
スプリント戦なのでもちろんハイペースになります。
逃げそうなのはセイウンコウセイかワンスインナムーンのどちらか。
しかしながらGⅠ昇格後不良馬場で行われたのは過去に2回あり、そのどちらも逃げ馬が勝っているので、ペースに関係なく逃げ馬はプラスでしょう。
前目の馬から買っていった方がよさそうです。
第52回スプリンターズステークス勝ち馬予想
◎ナックビーナス
〇ファインニードル
▲ワンスインナムーン
今回は馬場が重~不良を想定して予想を組み立てています。
◎ナックビーナス
中山コースは(2-4-1-0)と連対率86%と中山巧者で、稍重~不良実績が(2-2-0-3)と連対率が57%と重馬場巧者でもあります。
前走(キーンランドC:1人気1着)は稍重で時計のかかる馬場で勝利しているのも今回に限っては好材料です。
逃げ~先行とスタートが上手い上に脚質に幅があり融通がきくので、レースも組み立てやすく軸には最適です。
最終追い切りでは雄大な馬体でパワフルな走りをみせていて、追ってからの反応も良く併せ馬に先着もできていたので、状態は文句なしに良いです。
パワー型の馬なので重馬場でのレースは合っていると思います。
また中山1200mは実は6枠が1番好成績をあげているので、6枠12番に入れたのも好材料です。
懸念点は鞍上のモレイラがトリッキーな中山でのレース経験が乏しいことくらいですね。
まぁ先行できればそこまで難しくはないと思うので、そこまで心配はしていません。
○ファインニードル
前走(セントウルS:1人気1着)は明らかに仕上げ途上な追い切りに見えたのですが、フタを開けてみたら圧勝でした。
重馬場での勝利、阪神の急坂での勝利、余力残しの勝利と収穫の多いレースでした。
今年はずっと強くて国内ではまだ負けていません。(3戦3勝)
正直最終追い切りは物足りなく感じ、先を見据えた追い切りなのかなと思ってしまうものでしたが、現在のスプリント界では頭一つ抜けている印象で、あらゆる条件をぶっ飛ばして地力で勝ち負けといった印象です。
昨年は6人気で12着と大きく敗れていますし中山は(1-0-0-2)と得意ではなさそうですが、重馬場適性は(2-1-0-2)とまずまずです。
こちらも懸念点は鞍上で、川田君は中山があまり得意ではなく、スプリント戦も得意ではありません。
ダッシャーゴーゴーでスプリント戦は痛い目をみて勉強はしたとは思いますが、それでも中距離戦ほどの信頼は置けません。
▲ワンスインナムーン
この馬は1週前・最終追い切りが抜群に良かったので、データ的には消しでしたが予想に入れました。
2週続けて負荷の強い追い切りができていて、1週前の時点で完璧といえるほどの仕上がりでしたが、最終追い切りでも同じレベルの追い切りができていて、これ以上ない仕上がりです。
昨年も今回と同じローテで3着と中山実績がありますし(2-0-1-1)、重馬場実績も(1-1-0-1)となかなか良いです。
枠順も3番枠と逃げるには絶好の枠が引けましたし、他の逃げ馬が外枠なのでスタートが決まればすんなり逃げられると思うので、運も味方につけています。
鞍上も石橋君に戻ったことは好材料だと思います。
懸念点は逃げれるかどうかです。
今回は逃げ馬がラブカンプー、セイウンコウセイと複数いるので脚質がぶつかってしまっており、息の入れられない展開になる、もしくは逃げれない可能性があります。
そうなるとこの馬の持ち味が出ないように思います。
☆レッドファルクス
目下2連覇中ですが、今年の春はふがいない結果だったので今回は人気を落としそうです。
ただ振り返ってみると、年明け緒戦の阪急杯はトップハンデの58kgを背負ってのタイム差なしの3着、高松宮記念は最後方から直線は進路が取れずに右往左往、それでも上がり最速で勝馬とは0.4秒差ですから敗因ははっきりしています。
安田記念は惨敗でしたが、春のこの成績をみるとまだ軽視できる馬ではありません。
1週前追い切りがムチを入れても反応がないなどピリッとしておらず、最終追い切りでギリ合格点といった内容なので、仕上がり的に不十分な可能性はありますが、能力と実績を踏まえると今回はオッズ的にもおいしい1頭だと思います。
大外枠なのも、追込馬のこの馬にとってはスムーズに運べて良いのではないでしょうか。
デムーロが騎乗停止で乗り替わりなのは、相当手が合っていたので結構なマイナスですが、戸崎さんを選べたのは中山1200m実績(関東1位)を考えると、乗り替わりとしては最適な騎手を選べたと思います。
併せてこちらも是非!!
買い方
◎ナックビーナス
〇ファインニードル
▲ワンスインナムーン
馬連◎-〇▲☆
馬連〇-▲☆
計 5点
今回はナックビーナスとファインニードルが抜けている印象なので、その2頭を軸にして馬連で流しています。
消した人気馬
レッツゴードンキ
スプリントGⅠ3連続2着という実績は素晴らしいですが、前走(キーンランドC:2人気5着)が負けすぎな印象です。
最終追い切りもGⅠ2着時に比べて素軽さがなく重たくみえたので、今回は消しました。
予想を終えて・・・
台風接近により当日は雨、馬場も重~不良になると考え予想を組み立てました。
良馬場なら高速決着なのでアレスバローズやムーンクエイクが良さそうでしたが、重馬場だと今回選んだ馬たちに軍配が上がります。
本命のナックビーナスは加えて中山適性も高く、先行力もあるので大崩れは考えづらいです。
パワー型で中山向きな分、今回はファインニードルに勝っていると思います。
対抗のそのファインニードルも能力が抜けているので懸念点をカバーできると思います。
仕上がり良好ワンスインナムーンの2年連続の穴開け期待、2連覇中のレッドファルクスには3連覇の期待をしてます。
秋GⅠ緒戦ですからね、当てて有馬記念まで突っ走りたいと思います!!
土曜日はシリウスSの最終予想を書きますのでお楽しみに!!
以上、第52回スプリンターズステークス最終予想でした。
読んでくれてありがとう!
ぺち。