どーも、札幌2歳Sは本命にしたニシノデイジーが見事に勝ちました!!
ぺちです。
そして鞍上の勝浦さんごめんなさい。。。
勝浦さんには札幌が得意なイメージがなく、それが理由で頭はないと踏んでワイドに買い方を落としてしまいました。
そしたら見事な好騎乗で勝利。。
勝ったニシノデイジーはハイペース気味の道中10番手で追走し、4角ではまくりぎみに先段に取り付き、直線ではナイママを目標にして差し切るという「勝浦さんお見事!」としか言えないような好騎乗でした。
勝ち馬の将来性ですが、鞍上の好騎乗に助けられた感が否めず、馬場も良馬場でしたが時計のかかるタフなコンディションだったので、クラシックでの活躍やポテンシャルはまだ分かりかねます。
したがって次走が試金石になるのかなと思います。
馬券は1着◎ニシノデイジー、2着△ナイママ、3着△クラージュゲリエで◎軸のワイドだったのでW的中となりました。
わーい。
この勢いで秋競馬も当てていきたいです。
さて今回は2年前から重賞に昇格して秋華賞馬に直結するようになった3歳牝馬重賞:紫苑ステークスの全頭分析です。
データ分析
重賞昇格以前と以後で秋華賞への直結度が変わり、昇格後は秋華賞馬を毎年の2年連続で出しているステップレースへと進化を遂げた紫苑ステークスですので、重賞昇格後の2016、2017年からデータ分析をしていきます。
1.春のクラシック組
春先から活躍していて夏は休養に充てた馬の場合、前走はオークスという馬が紫苑ステークスでは人気にもなりやすく好走傾向にあります。
ただオークス出走組の全頭が活躍するわけではなく、オークスで人気以上の着順で走れた馬が紫苑Sでは好走傾向にあります。
その理由としては、ポテンシャルは秘めているものの春先の段階では成長途上ゆえに敗れていて、夏の休養を経て秋に本格化している可能性があるからだと思います。
人気以上の着順であることで成長の伸びしろが考えられます。
上記条件に該当しない馬(評価対象外)
・オハナ(15人気17着)
・ランドネ(10人気11着)
・ロサグラウカ(8人気10着)
また夏は休養に充てて前走がオークス以外の馬の場合は、紫苑Sの過去2年で3着以内にきたことがないのですが、いかんせんデータが少ないので前走オークス組同様人気以上に好走できたかを評価軸にしたいと思います。
ただ前走非オークス組は前走での着順にかかわらず好走確率がグッと下がります。
上記条件に該当しない馬(評価対象外)
・ハーレムライン(桜花賞:11人気14着)
・メサルティム(フラワーC:5人気6着)
・レッドベルローズ(フローラS:4人気7着)
2.夏競馬出走組
実は紫苑Sでは前走が夏競馬(この場合6月以降)という馬が好走しています。
なんと過去2年の3着以内馬6頭中5頭が夏競馬出走組なのです。
ですので夏競馬出走組は全頭のレース映像を評価します。
3.500万下の条件馬
500万下条件馬は単純に能力的に劣るので紫苑Sでの好走は難しいです。
ただ重賞での連対経験があれば能力的に劣るとはいえないので、例外的に評価します。
上記条件に該当する馬(評価対象外)
・クイーングラス
・ロフティフレーズ
・ロマンテソーロ
前走評価
特別登録をしている17頭のうち、データ分析による評価対象外馬を除く7頭を、前走のレース映像から評価していきます。
・アヴィオール→前走:藻岩山特別(1000万下)(4人気4着)
前走は札幌1800m戦なのですが、距離が長いようにみえました。
スタートは五分で出脚が良いので先行力があります。
道中の折り合いは問題なく逃げ馬とは離れているものの3番手追走、ペースは逃げ馬はミドルですが3番手以降に離しての逃げだったので、この馬はスローペースでの追走だったと言えます。
それでも前を捕まえることはできずに、最後の直線では逃げ馬に突き放されていたので、1800mは長いのかなと思います。
このレースの1,2着馬は同じ3歳馬なので、能力的にも重賞では足りなく思います。
好走確率:50%
・カレンシリエージョ→前走:500万以下(小倉1800m)(4人気1着)
スタートが上手で出脚も良いので先行力があります。
道中は2番手で折り合い、ペースもミドルペースだったのでなかなか強い勝ち方だったと思います。
夏の小倉は前が有利な馬場状態だったことを考慮しても、2着に0.3秒差をつけての勝利には余裕が感じられ、まだ成長の伸びしろがあるようにみえました。
好走確率:75%
・サラス→前走:京橋特別(1000万下、阪神2000m)(3人気2着)
スタートでバランスを崩して後方からの競馬となっていましたが、前々走もスタートで出遅れていたので、ゲートが上手な馬ではありません。
道中は最後方に位置し、前半3F38.7-後半3F35.4の超スローペースの中、上がり最速(34.9)の脚を使って2着に食い込んでいます。
阪神の最終週ということもあり馬場が荒れていて外差しが決まりやすい状態でしたが、それでも超スローペースの内回りコースで2着にまでこれるのにはポテンシャルの高さを感じます。
スタートが下手なので後方からの競馬で展開に左右されてはしまいますが、しまいの脚は確かです。
勝利確率:85%
・ノームコア→前走:フローラS(5人気3着)
不利とされる東京2000mの大外枠から2番手に先行できるので、折り合いに問題なくテンの速さもあります。
スローペースだったので先行有利な展開ではありましたが、直線では早めに先頭に立ってしまい、この時2着のパイオニアバイオに目標にされて差されるものの勝負根性を出して差し返す場面もありました。
外枠にして先行していることや、直線での勝負根性をみるに能力は世代でも上位だと思います。
好走確率:80%
スタートはイマイチで道中は11番手に位置しています。
エンジンの掛かりが遅いので直線では一瞬遅れてしまいラスト200mくらいでやっと脚を使って着順を上げられたといった内容でした。
直線の長い東京の方が適性が高いかなと思います。
前々走のフローラSのように先行できれば面白そうではあります。
好走確率:60%
・ホクセンジョウオー→前走:500万下(福島2600m)(4人気1着)
紫苑ステークスはこの馬が逃げそうです。
スタートが上手で出脚もあるので600m短くなりますが、それでも逃げれると思います。
前走はスローペースを道中2番手追走で直線差し切り勝利を収めています。
瞬発力はあまりないですがスタミナがあるので、雨が降って重馬場になればチャンスはありそうです。
好走確率:50%
・マウレア→前走:オークス(6人気5着)
スタートが上手で先行~差しまで脚質に幅があります。
道中は8番手で追走し、立ち回りの上手さで着順を上げています。
特徴的な瞬発力があるわけではなく、派手さはないのですが器用な馬で大崩れがなさそうです。
いかにも相手なりに走りそうな馬で、今回は人気になるでしょうが実力が抜けている印象はありません。
好走確率:75%
まとめ
前走からみる紫苑ステークス好走期待馬はこちらです。
◎サラス(85%)
〇ノームコア(80%)
▲カレンシリエージョ(75%)
△マウレア(75%)
夕方までにセントウルS、火曜日には京成杯AHのデータ分析を、そして水曜日には紫苑ステークスの最終追い切りレビューをしますのでお楽しみに!!
以上、第3回紫苑ステークスの全頭分析でした。
読んでくれてありがとう!
ぺち。