こんにちは、ぺち(@Pettit0116)です。
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先日の適性分析では、前者は王道血統、後者は米国血統だろうと推測しましたが、その血統について今回は分析しました。
早速行ってみましょう!
関屋記念
①父はリーディング上位種牡馬
新潟マイルというコース形態上、リーディング上位の種牡馬が活躍しやすいコースといえます。
根幹距離であること、直線が長いので位置取りの有利不利があまりないこと、平坦コースなのでパワー系よりも瞬発力型の馬が活躍しやすいことからリーディング上位種牡馬は活躍しやすいコースなのだと思います。
過去3年の3着以内馬9頭の内、リーディング5位以内の種牡馬産駒は7頭にも上ります。
昨年は1-3着がディープ産駒、2017年はステイゴールド、キングカメハメハ産駒の馬券に絡んでいます。
②母系はスタミナ型
父系はリーディング上位の種牡馬、それに合わせる牝系はスタミナ型の種牡馬です。
その理由としては直線の長さ。
新潟外回りコースは直線658mという長い長いコースなので、スピードの持続力が重要となります。
なので母系にはサドラーズウェルズ系(全弟フェアリーキング、叔父のヌレイエフ含)、ニジンスキー系、ロベルト系の欧州型スタミナ血統を含む馬が好走傾向にあります。
過去3年の3着以内馬9頭中8頭に上記種牡馬の血を持つ馬となっています。
特にサドラーズウェルズ系は6頭と圧倒的です。
今年の出走馬では・・・
最も傾向にマッチしている血を持っている馬はソーグリッタリング。
父ステイゴールドは種牡馬リーディング直近5年で毎年5位以内をキープしている王道な種牡馬です。
母父はシンボリクリスエスなのでロベルト系、母母父はフェアリーキングなのでサドラーズウェルズの全弟という、関屋記念で好走している組み合わせです。
2番手評価はディメンシオン。
父はリーディングオブリーディングサイアーのディープインパクトで母父はサドラー系と、この馬もこのレースにピッタリな血を持っています。
3番手はリライアブルエース。
ディープ×ヌレイエフ(サドラーの叔父)系です。
その他、サラキア・キョウワゼノビア・ボールライトニングは父系母系ともに条件にマッチしています。
エルムS
①父はダート型サンデーサイレンス系
ダートに強いサンデー系種牡馬はゴールドアリュール、カネヒキリ、ネオユニヴァース、アグネスタキオン、スペシャルウィーク、マンハッタンカフェなど。
現役時代ダートで活躍した馬、瞬発力というよりもパワーが武器な馬たちです。
ダート戦はサンデー系がそこまで目立たないことが多いですが、エルムSで見るとサンデー系が目立ちます。
タイムが極端だった2017・2016年を除く2014、2015、2018年の3年の3着以内馬9頭の内6頭が父サンデー系です。
②母系は米国血統
札幌コースは小回りで直線が短い平坦コースです。
この条件に強いのが米国血統。
米国競馬基本的に平坦小回りコースなので、好走条件が札幌コースと似ているのです。
米国血統の中でもヴァイスリージェント系、ボールドルーラー系は1700mという中距離からエルムSで好走傾向にあります。
上記3年の3着以内馬9頭の内6頭がVR系orBR系のいずれかの血を持っています。
今年の出走馬では・・・
父系・母系ともに条件を満たしている馬は、今回の出走馬の中ではいませんでした。
なので純粋に父系を重視しました。
最も血統的に魅力があるの地方は門別競馬の雄スーパーステション。
父にフジキセキを持ち、父母父はVR系のデピュティミニスターを持っています。
母父も米国馬のワイルドラッシュと、父サンデー系に母系に米国血統、加えてVR持ちです。
2番手はメイショウスミトモ。
母父はダンジグ系のアジュディケーティングと、ダート系サンデー×米国血統です。
ただVRもBRも持っていません。
父サンデー系以外で魅力に感じたのはレッドアトゥ。
父カジノドライヴはBR・VR両方を内包しており、米国色の強い血統です。
母系がもう一つですが。。
その他では父系にBR、母系にVRの血を持つサトノティターン。
まとめ
関屋記念好走血統
父系:リーディングサイアー上位種牡馬
母系:スタミナ型種牡馬(特にサドラー系)
→ソーグリッタリング、ディメンシオン、リライアブルエース、サラキア、キョウワゼノビア、ボールライトニング
エルムS好走血統
母系:米国血統(ヴァイスリージェント、ボールドルーラー)
→スーパーステション、メイショウスミトモ、レッドアトゥ、サトノティターン
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