どーも、ローズステークス最終追い切りの前に京成杯AHの備忘録から。
ぺちです。
●備忘録
①差し・追込優勢
勝ったミッキーグローリーは道中10番手、2着ワントゥワンは14番手と開幕週ながら後方からの馬が上位に来ています。
平均ペースで流れ、逃げたベステンダンクはブービーの14着、先行勢はロードクエスト(4着)を除きほとんどが沈んでいます。
例年通りの展開となったので、この傾向は今後も意識していきたいです。
②ディープインパクト産駒
1&2着馬はディープ産駒でこちらも例年で通りの傾向が適用されました。
人気決着とはいえこの傾向も根強い傾向です。
3着ロジクライは道中6番手追走と、展開が向かなかった感があります。
2着ワントゥワンはあの競馬しかない中で展開がドンピシャリでハマった印象です。
勝ったミッキーグローリーは条件戦から連勝で重賞初挑戦にして初制覇となりました。
個人的に古馬になってから条件戦上がりの重賞初挑戦やGⅠ初挑戦は、その高い壁にぶち当たり好走が難しいのですが、ミッキーグローリーはその壁を見事に越えて見せました。
モーリスも古馬になってから条件戦を連勝してダービー卿CTにチャレンジし、圧勝して見せましたが、同じようなパターンとなりました。
ミッキーグローリーはモーリス以来のマイル界の大物となれるか、乞うご期待ですね。
さて京成杯AHの振り返りが済んだところで、今回はローズステークスの最終追い切りレビューです。
ローズステークス人気馬の最終追い切り
9/12現在の上位人気馬はこちら。(neikeiba.comより)
1番人気:サトノワルキューレ 2.1倍
2番人気:サラキア 5.1倍
3番人気:カンタービレ 6.5倍
4番人気:フィニフティ 9.0倍
今回は上位4人気までの最終追い切りレビューと5人気以下の人気薄の中で激走しそうなオススメ穴馬を紹介していきます。
サトノワルキューレ
9/12(水) 4F 3F 2F 1F
【精神面が安定している】
単走馬なりで追い切られていますが、おとなしく淡々とした内容でした。
フローラS、オークスと同様の内容なので仕上がり的にもその時くらいには仕上がっていると思います。
いつも同じ追い切りが出来るのは精神的に大人びているのかなと思います。
ただラスト1FがフローラSが12.6、オークスが12.9、今回が13.2と徐々に落ちているので、瞬発力が武器の馬からしたら心配ではあります。
休み明けな分、仕上げ途中のように映ります。
仕上がり:75%
サラキア
9/12(水) 6F 5F 4F 3F 1F
栗東 CW 稍重 85.5 69.4 53.8 39.5 11.5
【楽な手ごたえで好タイム】
単走馬なりで追い切られていますが、無理をしていないのに好タイムで駆け抜けています。
ラスト1Fが馬なりながら11.5と速いタイムなので、前走からの調子を維持できています。
脚質的に差し・追込で11.5はレースの想定としても魅力的です。
仕上がり:85%
カンタービレ
9/12(水) 6F 5F 4F 3F 1F
栗東 CW 稍重 88.9 71.8 55.1 40.5 12.0
【課題多そう】
調教コースを替えてきました。
いつもは最終追い切りは坂路で行うのですが、今回はCWでの追い切りとなっています。
3頭併せを馬なりで追走し、内側を走りコーナーワークで先頭に立ち、1馬身あった差は最後には首差まで詰められたものの先着してフィニッシュしています。
道中は抑えながら進出しているので折り合いが若干不安で、先頭にたってから勢いがなくなったのでレース展開に左右される性格をしていそうです。
スローペースになったり、早めに先頭に立ってしまったりすると危険な香りがします。
仕上がり:65%
フィニフティ
9/12(水) 4F 3F 2F 1F
【休み明け感がとれず】
この馬も調教コースを変更していて、CW→坂路に変更しています。
この馬の場合、脚質が差し・追込なので瞬発力の鍛えられる坂路への変更は吉とでそうです。
単走馬なりで、しまいだけ強めに追われてフィニッシュしています。
追った時の迫力があまり感じられず、気合いが乗っていないような印象を受けます。
休み明けな分、良化途上な印象です。
仕上がり:70%
各馬のデータ分析、前走評価をこちらからご参照ください。
よく見えた穴馬候補
センテリュオ
栗東坂路を単走馬なりで、4F55.5-1F12.3でフィニッシュしています。
最後まで馬なりでしたが、ラスト1Fは12.3と優秀なタイムとなっています。
レースで使いこんでいる分身体が動いていますし、首がしっかり使えていて脚捌きも力強く踏み込めています。
権利取りへの強い意欲を感じます。
仕上がり:90%
ウスベニノキミ
栗東坂路を単走馬なりで、4F53.9-1F12.7でしまい強めに追われてフィニッシュしています。
踏み込みが強く、力強い走りをみせています。
追われた時にしっかりと身体が伸びていて、状態の良さが窺えます。
仕上がり:80%
全頭の調教をみて・・・
休み明けの馬はいかにも休み明けといった感じの仕上がりで、次走の秋華賞を意識した内容でした。
逆に前走夏競馬を走らせて今回権利取りを狙う馬はしっかり仕上がっていて、ローズSでも力を発揮できる状態になっています。
最高評価はセンテリュオ。
走りに力強さがあり、タイムも良好なので好走が大きく期待できます。
サラキア、ウスベニノキミも3着以内に入らないと秋華賞に出走できない可能性が高いので、しっかり仕上がっています。
今年の春のGⅠ戦線を戦った馬は強力ですが、上がり馬も楽しみだと思わせる最終追い切りでした。
上位人気馬の最終追い切りレビューはこのようになりました。
サトノワルキューレ :75%
サラキア :85%
カンタービレ :65%
フィニフティ :70%
オススメ穴馬はこちら
センテリュオ :90%
ウスベニノキミ :80%
明日の木曜日はセントライト記念の最終追い切りレビューを、金曜日にはローズステークスの最終予想をアップしますのでお楽しみに!!
以上、第36回ローズステークス(2018) 最終追い切りレビューでした。
読んでくれてありがとう!
ぺち。