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~競馬予想探究ブログ~

タワー・ダノン両者をみて1強といえるワケ~第15回オーシャンS(2020)~

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こんにちは、ぺち(@Pettit0116)です。
今回は第15回夕刊フジオーシャンステークス(GⅢ)の穴馬探しをしていきます。
予備登録メンバーをみて、ネット競馬の想定人気をみて、ぱっと見タワーとダノンの2強かなと思いましたが、分析してみると1強でした。
休み明けでゆるふわ調教でおなじみの藤沢厩舎、斤量もトップハンデの58kgを背負うことになるタワーオブロンドンですが、それでもこの馬を推します。
そのワケは...

 

タワーオブロンドン(1.8) 

もともとマイラーだった馬だが、昨年の夏ごろから距離を短縮してスプリント路線に変更してきた。
厳密にいうと1400mがベストな馬だったが、今はスプリント戦にアジャストできている。
1200m戦におけるこの馬の弱点はスタートの遅さ
逆にいうと、それさえ克服できればスプリント路線で頭一つ抜けた存在になれる。


今回、この馬の1強と強く言える理由は2点ある。
1点目は中山コースということ。
先述したようにこの馬の1200m戦における弱点はスタートの遅さ。
持っているスピード自体は速いのだが、ゲートの出に関しては他のスプリンターに比べて遅い。
初のスプリント戦となった函館SSやキーンランドCの取りこぼしは道中の位置取りが大きく影響していると思われる。


このスタートの遅さが中山コースだとサポートされる。
理由はコース形態。
中山1200mはスタートから急激な下り坂で、最初の3Fで約4mも下る。
テンから自ずとスピードが出やすいコース形態で、タワーオブロンドンはスピード自体はあるので、下り坂を利用して良い位置を取ることができる。
なので最初の3Fで上り坂がある京都コースは逆に向かない。
ちなみに敗れた函館SSの函館競馬場はスタートから約3mの上り坂となっており、キーンランドCの札幌競馬場はフラットなコース形態なので、やはり相性が悪かったといえる。

 

2点目はスタート自体が上手くなってきているということ。
1200m戦においてはどの馬もスタートが速いので、出し遅れることが度々あったタワーオブロンドンだが、前走スプリンターズSではスタート自体も五分に出ていた。
スプリンター並みのスタートも手に入りつつある。
スタートを決められると取りたい位置をスムーズに取ることができ、レースプランが非常に立てやすい。
しまいの瞬発力に懸ける馬でもあるのでそれでも結果的には後方になるが、スタートを決めての後方と出遅れ気味で後方になるのでは大きく意味は異なる。


テンから急激な下り坂でスタートの補完をしてくれる中山コースで、自身のスタート自体が上手くなっている今のタワーオブロンドンならまず負けないのではと思う。

 

実績的な対抗馬はダノンスマッシュ(2.7)

スプリント重賞3勝でGⅠでも1人気2回と実績的にはタワーオブロンドンに引けを取らない。
現在のスプリント路線の2強と見ても良さそうだが、今回の舞台ではTOLに肩を並べているとはいいがたい。


この馬の重賞3勝は京阪杯シルクロードS、キーンランドCの3レース。
全て直線平坦なコースなんですよね。
一方直線に坂のあるスプリンターズSでは3着、高松宮記念では4着とGⅠということもあるが勝てていない。
海外レースを除けばこれ以外ではスプリント戦では連対率100%な馬なので、坂への適性はどうしても不安になる。
今回は中山1200mなので直線には急坂がある。
割引が必要だろう。


またこの馬の武器の一つがスタートの上手さ
ゲートの出に関しては短距離馬の中でも随一で、モズスーパーフレアやナックビーナスのような短距離逃げ馬レベルに良い。
そこから下げての好位差しがこの馬のレースパターンだが、中山1200mというコース形態上スタートの上手さが他の競馬場に比べてアドバンテージになりづらい。
それはタワーオブロンドンのところで話した通り。


つまり、中山1200mという舞台は直線に急坂があり、スタートの上手さもアドバンテージになりづらいという、ダノンスマッシュには鬼門に近い舞台と言える。
舞台適性が非常に高いタワーオブロンドンと適性が低いダノンスマッシュ。
能力的にはそこまで差のない2頭だが、これだけ適性に違いがあると逆転は難しいのではないかと思う。

 

ということで、第15回夕刊フジオーシャンステークス(GⅢ)ではタワーオブロンドン1強とみている。