こんにちは、ぺち(@Pettit0116)です。
ジェネラーレウーノ骨折!!
ゆえの敗戦だったんですかねぇ。。。
田辺君は感覚的な人っぽいから感覚的に異変に気づいていたのかも。
稀勢の里みたいな悲劇を起こさないためにも、きちんと完治させてから復活してほしいですね。
さて今回は第33回根岸ステークス(GⅢ)の最終追い切り分析です。
根岸S最終追い切り分析
ここでは最終追い切りで特に良く見えた馬を紹介します。
人気などは関係なく、素直に動きが良かった馬を良い順に紹介します。
※ノボバカラ、ヒロブレイブ、マテラスカイ、ワンダーリーデルの4頭は調教動画なしの為未分析
マテラスカイ(木曜追い切り)
1/23(木) 4F-3F2F-1F
栗東/坂路/良/51.7-37.5-24.5-12.1
ラップタイム(14.2-13.0-12.4-12.1)
【2頭併せ馬なり】仕上がり:100%
素晴らしい加速ラップです。
併せ馬を後方・外側から追走し、直線で並びかけると併せ馬は一杯追いに、この馬は馬なりのまま突き放し最後は2馬身先着してフィニッシュしています。
プロキオンS(5人気1着)時が4F54.2-12.4(単走馬なり)、JBCスプリント(1人気2着)時が4F50.3-13.0(2頭併せ一杯)ですから、テンも速くしまいも速い今回はバランスが良く加速ラップが刻めている点で1番良く思います。
1週前追い切りの映像もあって、この時がさらに凄みがあって4F50.7-11.9(単走強め)。
2週続けて負荷のかかった追い切りができていて、いずれも好タイムとなっています。
最終追い切りに関しては馬なりでこのタイム、一杯に追われている併せ馬を横目に楽々先着ですから、すこぶる調子が良いのでしょう。
クインズサターン
1/23(水) 4F-3F2F-1F
栗東/坂路/良/51.7-37.7-24.5-12.2
ラップタイム(14.5-13.2-12.3-12.2)
【単走強め】仕上がり:100%
きれいな加速ラップを刻めています。
武蔵野S(7人気2着)時の最終追い切りが4F53.1-13.7、シリウスS(6人気9着)時が4F54.1-12.8ですから今回の方が全体時計で1秒以上、ラスト1Fで0.5秒以上速いことになります。
動き的にも脚がしっかりと前に伸びていて回転も速く、重心も低くなっていて、近走の最終追い切りとは別馬のような動きをしています。
絶好調といってよいでしょう。
ケイアイノーテック
1/23(水) 4F-3F-2F-1F
栗東/坂路/良/53.4-39.2-25.3-12.2
ラップタイム(14.2-13.9-13.1-12.2)
【2頭併せ馬なり】仕上がり:95%
併せ馬と併走して直線に向き、そこから馬なりのまま徐々に差を広げると最後はカメラから見えなくなるほどの差を広げてフィニッシュしています。
併せ馬との差もすごいのですが、ラスト1F12.2を馬なりで走り抜けている点が驚愕です。
この馬は割と調教掛けする馬ですが、これまでは強めに追って12秒台前半というのが多く、馬なりでこのタイムは初めてだと思います。
動き的にはゆったりと優雅に走っている感じで余力たっぷりな感じなのですが、それでもこれだけのタイム(ラスト1F)が出せるのは調子の良い証でしょう。
近走の最終追い切りは不調を感じさせる内容が多く、前走阪神C(3人気6着)ではいつもの坂路ではなくCWに変更、マイルCS(9人気11着)では併せ馬に先着を許すなど、最終追い切りの動きがレースとリンクする馬でもあるので、今回の動きの良さは期待ができます。
サンライズノヴァ
1/23(水) 4F-3F-2F-1F
栗東/坂路/良/52.8-38.6-24.8-12.1
ラップタイム(14.2-13.8-12.7-12.1)
【2頭併せ強め】仕上がり:85%
たしか武蔵野S(1人気1着)時は同じメニューで4F51.7-13.1、つまり前傾ラップでしまいに減速してしまっていたので、この馬のレースでの脚質を考えると追い切り内容とマッチしていないことから軽視していたのですが勝たれてしまいました。
今回はバランスよく加速ラップが刻めていて、ラスト1Fも強めに追われて12.1、併せ馬にもきちんと先着できていますので、水準以上の追い切りだと思いました。
ただ、この馬が強めに追っている中併せ馬が馬なりで追走できていて着差があまり開かずにフィニッシュしている点は気になりました。
1週前追い切りでも同じような展開で、この時は併せ馬に先着を許しています。
鞍上が追っても反応が鈍いとまでは言いませんが、思ったほどの迫力はなく併せ馬のほうがむしろ動き的にはよくみえてしまいました。
コパノキッキング
1/23(水) 6F-5F-4F-3F-1F
栗東/CW/良/84.6-67.4-52.4-38.1-12.1
ラップタイム(17.2-15.0-14.3--12.1)
【単走軽仕掛け】仕上がり:85%
しまい重点の内容ですが前走カペラS(1人気1着)が同じコース馬なりで6F86.4-12.0ですから全体時計を更新しています。
前走も似たような追い切りでレースで追込だったので今回も追込でいくのでしょう。
前走時は馬なりでラスト1F12.0、今回は軽く仕掛けて12.1をどう判断するかですが、全体時計に大きな差があるので、それを踏まえると今回の方がトータルで見るとよいのかなと思います。
大きな上積みはなさそうですが、横ばいより少し上向きな評価です。
良く見えなかった馬
ユラノト
1/23(水) 4F-3F-2F-1F
栗東/坂路/良/54.6-39.7-25.9-12.9
ラップタイム(14.9-13.8-13.0-12.9)
【単走馬なり】
単純に軽い内容で負荷がかかっていません。
今回叩き3戦目ですのでそこまで疲労はないと思うのですが、なぜこれだけ軽い内容にしたのかが分かりません。
休み明けの前々走武蔵野S(5人気4着)時の最終追い切りは併せ馬をつけて強め追いの4F53.2-12.8ですから、その時と比べるとタイムも遅く動き的にもキャンターの延長のような走りをしていましたので、データ分析では高評価をしていましたがあまり積極的には買いづらい馬となってしまいました。
全頭の調教をみて・・・
よく見えた馬の追い切り分析結果はこちら。
マテラスカイ :100%(木曜追い切り)
クインズサターン :100%
ケイアイノーテック :95%
サンライズノヴァ :85%
コパノキッキング :85%
良く見えなかった馬
ユラノト
データ分析も併せてぜひっ!
【データ】根岸S(2019)出走馬適正分析~適正はノヴァ、妙味はユラノト~競馬予想blog - club keiba
明日木曜日にはシルクロードSの最終追い切り分析をアップします!!
以上、第33回根岸ステークス(GⅢ) 最終追い切りレビューでした。
読んでくれてありがとう!
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