どーも、H.ボウマン23開催の騎乗停止でJC参戦不可!
ぺち(@Pettit0116)です。
昨年のJCでキタサンブラックやレイデオロを負かしてシュヴァルグランにGⅠをもたらしたH.ボウマンですが、先週の豪GⅠメルボルンCで3つの違反(不注意騎乗・ムチの過剰使用・負担重量超過)により23開催の騎乗停止という制裁が下りました。
これにより今月25日に行われるジャパンCへの騎乗が難しくなり、騎乗予定だったシュヴァルグランに乗ることができなくなりました。
残念なニュースではありますが、それと同時に豪州の名手に1レースでこれだけの違反を起こさせるメルボルンCの偉大さを感じるニュースですね。
おそらく違反はわかっててやってるでしょうからね、豪州人にとってそれだけ勝ちたいレースなのでしょう。
豪州4大レースでも最古の歴史を誇るメルボルンCですが、別名「The Race That Stops The Nation」と呼ばれるほどの人気があり、毎年10万人近くが集まるレースということで、日本だと有馬記念に相当する立ち位置のお祭りレースなのでしょうね。
調べてみるとボウマンはこのレースに勝利したことがないということで、のどから手が出るほど欲しいタイトルゆえにこのような結果となってしまったのでしょう。
さて今回は近年稀にみるレベルの高さの第35回マイルチャンピオンシップの最終追い切り分析です。
マイルチャンピオンシップ想定オッズ
11/14現在の上位人気馬はこちら。(neikeiba.comより)
1番人気:モズアスコット 3.2倍
2番人気:アエロリット 3.6倍
3番人気:ペルシアンナイト 4.9倍
4番人気:アルアイン 6.9倍
5番人気:ステルヴィオ 8.8倍
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6番人気:エアスピネル 10.9倍
上位5頭が1桁倍のオッズなので、今回は人気上位5頭と6人気以下の人気薄の中で激走しそうなオススメ穴馬を紹介していきます。
1週前追い切り分析も併せて是非っ!!
モズアスコット
11/14(水) 4F-3F-2F-1F
栗東/坂路/良/51.5-37.3-24.1-12.0
ラップタイム(14.2-13.2-12.1-12.0)
【2頭併せ馬なり】
安田記念を連闘で制したように叩き良化型であることは間違いありません。
前走スワンS(1人気2着)時の坂路での追い切りではしまい強めに追って4F51.7-1F12.0、今回は馬なりでそれよりも速いタイムを出せています。
楽な手ごたえで坂路を駆け抜けていますし、強めに追われている併せ馬にもしっかりと先着出来ていますので状態は前走以上になっていると思います。
先週の金曜日にビッチリと仕上げているようなので最終追い切りは馬なりと負荷の強い内容ではありませんが、調整程度にしてはタイムが良いのでそれは状態が良い証拠でしょう。
仕上がり:85%
アエロリット
11/14(水) 4F-3F-2F-1F
美浦/坂路/良/50.9-37.4-24.9-12.8
ラップタイム(14.2-12.8-12.1-12.8)
【単走馬なり】
前走毎日王冠(1人気1着)から間隔も開いているので、1週前or最終追い切りのどちらかは強めに追われるかと思いましたが、ともに馬なり調教でした。
1週前に南Wで強め+最終追い切りが坂路で馬なりがヴィクトリアマイル・毎日王冠で行った調教パターンなので今回も踏襲するかと思いましたが、いずれも馬なりになったのには何かマイナスな理由がありそうです。
個人的には結果が出ていない直前輸送を考慮してのものかと思っていますが、これが吉と出るか凶と出るかは走ってみないと分かりません。
ただ動き自体は前走からの好調を維持しているように見え、全体時計も速いので仕上がりに問題はないと思います。
しかしながらメイチではなくまだ状態が上がる余地を残しているようにも見えます。
仕上がり:80%
ペルシアンナイト
11/14(水) 4F-3F-1F
栗東/CW/良/50.8-36.8-11.7
ラップタイム(14.2-12.8-12.1-12.9)
【3頭併せ馬なり】
あまり調教がけしない馬とはいえ併せ馬に先着を許し、さらに直線では追走に苦労していたのであまり良く見えませんでした。
この馬も叩き良化型で前走は度外視で良いのですが、そこからの上積みがあまり感じられません。
1週前追い切りも軽い内容でしたし、連覇を目指す追い切りには見えません。
仕上がり:70%
アルアイン
11/14(水) 4F-3F-2F-1F
栗東/坂路/良/52.5-37.8-24.5-12.4
ラップタイム(14.7-13.3-12.1-12.4)
【2頭併せ馬なり】
前走天皇賞(秋)(5人気4着)は歴代2位のタイムでの決着と非常にタフなレースでした。
それを鑑みると中2週の今回は追い切りで強い負荷はかけられないのは想像できますが、その仕上げで勝てるほど今年のマイルCSはレベルが低くありません。
天皇賞(秋)がメイチ仕上げの非常に良い追い切りに見えたので、前走以上の状態は期待しづらいです。
馬なりという軽い追い切りだと前走の反動がどうしても気になります。
この馬は普段強めに追われますからね。
仕上がり:70%
ステルヴィオ
11/14(水) 5F-4F-3F-1F
美浦/南W/良/69.4-53.5-39.0-11.9
ラップタイム(15.9-14.5--11.9)
【3頭併せ強め】
1週前もこの馬が1番良く見え、最終追い切りでもこの馬が1番良く見えました。
美浦の南Wでラスト1F11秒台はめったに見れるタイムではありません。
栗東ならまだしも。
2週続けての好時計で、動きも追ってからの反応が良く一気に加速して併せ馬を置き去りにしていました。
追込馬に必要な「しまいの切れ味」を完全に引き出せる準備ができていると思います。
前走毎日王冠(3人気2着)からの間隔が開いたゆったりとしたローテなのも好感が持てます。
仕上がり:90%
よく見えた穴馬候補
エアスピネル
栗東/坂路/良/4F51.2-37.6-24.8-12.5
ラップタイム(13.6-12.8-12.3-12.5)
【2頭併せ強め】
昨年(1人気2着)のデジャヴをみているような最終追い切りで、タイム・併せ馬との着差・視覚的な動きとどれをとっても昨年の最終追い切りにそっくりです。
この馬は優等生タイプなので良い意味でも悪い意味でも期待を裏切らず、前走富士S(1人気4着)は休み明けはもともと走らない馬なので期待を裏切らずその通りに負けています。
今回の最終追い切りが昨年の最終追い切りと酷似しているのは期待を裏切らないこの馬の特徴からすると良いことで、昨年同様に好走が期待できると思います。
仕上がり:90%
ミッキーグローリー
美浦/坂路/良/4F50.9-37.4-24.4-12.2
ラップタイム(13.5-13.0-12.2-12.2)
【2頭併せ馬なり】
馬なりながら好タイムで駆け抜けています。
終始抑えられていて折り合い重視の追い切りでしたが、追えば追うほど伸びていきそうなしぐさをしていて状態は前走京成杯AH(1人気1着)から引き続き良さそうです。
2か月に1回のペースでレースに臨み、今回が4戦目ですが疲れたそぶりもなく、今回も同じように2か月の間隔が開いてのレースでローテ的にも得意のローテで連勝の勢いそのままにレースに臨めそうです。
仕上がり:85%
ロジクライ
栗東/坂路/良/4F53.9-38.7-24.7-12.0
ラップタイム(15.2-14.0-12.7-12.0)
【単走馬なり】
馬なりで調整程度の仕上げですが、先週に強めに追われているので問題はないかと思います。
それよりも馬なりながらラスト1F12.0が驚きで、これはモズアスコット(こちらも馬なり)と同じタイムで今回のメンバーでは速い部類に入ります。
相当に調子が良い事が窺えます。
仕上がり:85%
全頭の調教をみて・・・
上位人気馬の最終追い切りレビューはこのようになりました。
モズアスコット :85%
アエロリット :85%
ペルシアンナイト:70%
アルアイン :70%
ステルヴィオ :90%
オススメ穴馬はこちら
エアスピネル :90%
ミッキーグローリー:85%
ロジクライ :85%
併せてこちらも是非っ!
www.shumpei116.net明日金曜日は東スポ杯2歳Sの、土曜日にはマイルCSの最終予想をアップしますのでお楽しみに!!
以上、第35回マイルチャンピオンシップ(GⅠ) 最終追い切りレビューでした。
読んでくれてありがとう!
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ぺち。