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【水沢競馬】8分で全頭分析~栗駒賞(2020)~編

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本記事は予想ブログではないので予想は載せていません、見解を載せていますので皆さまの予想の参考にしてください(予想は当日にTwitterに載せています)

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こんにちは、ぺち(@Pettit0116)です。
水沢信用金庫杯 第32回栗駒賞(M3)の全頭分析をしていきます。
勝ち馬には岩鷲賞(M2,盛岡1200m)への優先出走権が付与されるレースでもあります。
岩手の短距離戦線の中核の一つって感じですかね。
岩手にはなんたって10月のマイルCS南部杯がありますからね、マイル以下は充実している印象です。
それでは全頭分析に参りましょう。

 

栗駒賞分析

1ミスターシーバス(好位)
・直近2走の比較
前走はワンターンの盛岡1600m戦。
レースの上がり4F51.3-3F38.7、本馬自身の上がり3F37.5という切れ味勝負を2着に好走しています。
前々走はコーナー4つの水沢1600m戦。
レースの上がり4F53.8-3F41.1、本馬自身の上がり3F41.3というスタミナ勝負で6着。
上がりが2秒も違い、本馬の上がりに関しては約4秒も違います。
岩手への移籍初戦に当たる3走前では水沢の1600m戦で2着には入っていますが、本質的には水沢でのマイル戦は長いでしょう。
盛岡のマイル戦でギリギリという印象です。


南関時代には1500m戦で最も実績をあげており、そのことからも厳密に見るとマイル戦は長いです。


では1400m戦はどうか。
南関時代には(1-0-1-2)とまずまず。
川崎の900m戦で勝利もあげているので、マイル戦よりかは適性が高いと思います。
前々走では直線までは色気たっぷりのレース運びでしたが、直線で失速していますので、やはりマイル戦では少し長い印象でした。
そう考えると、コーナー5つの水沢1600mからコーナー4つで1400mに替わるのはプラスに思います。


・好走パターン
先述したように、瞬発力勝負に強いのでスローな流れが向きます。
緩い流れからの好位差しが理想的です。


2プレシャスエース(逃げ)
・展開利
今回逃げ馬が本馬以外にいません。
1400mという短距離戦ですが、非常に楽に逃げられる可能性が高いです。
そうなると、逃げ馬ながら前半であまりスタミナを消耗せずに済みます。
隊列がすぐに決まって1角を迎えられれば、レースはしやすくしまいの脚を残せます。


前走の岩手移籍初戦は自らペースを作り、ハイペース気味に。
道中2,3番手の馬が最下位とブービーとなっていることがその証左です。
上がりもかかっており、道中のペースを考えると3着はまずまずの内容といえます。
勝ち馬とも0.1秒差しかついていませんし。
今回は先行争いも激しくはならなそうなので、ペースは緩みそうです。


・距離適性
中央時代の実績をみても、1200mがベストなので距離延長の1400mはあまりプラスに感じません。
前走もハイペースということはありますが、4角ですでに脚が上がっていました。
中央時代の3着以内は全て1200m以下で、1300m以上では1度も馬券に絡めていません。


・馬体重
前走の馬体重530kgはキャリアで最も重い馬体重でした。
それまでは前々走の518kgが最高。
なので、前走はさすがに重すぎる印象です。
-10kgにはしていてほしいところ。


3グランユニヴェール(先行)
・距離適性大丈夫?
1600-1800mを主戦場にしている馬で、今回は1400m。
レースを見る限り、今回は短いと思います。
3走前の皐月特別(5着)。
上がりのかかる、スタミナを要する展開でしたが、マイル戦にして仕掛けどころで遅れています。
つまり、マイル戦のスピードについていけていないのです。
しかしながら直線ではじわじわと伸びを見せており、持続力で5着までもっていった印象です。


これが1400m戦になるとどのように想定されるか。
まず道中のスピードが上がるので追走に脚を使わされ、仕掛けどころではさらにペースが上がるのでマイル戦以上に遅れを取ります。
直線ではじわじわと伸びるものの、距離が短い分他の馬も脚が余っているので脚色自体は五分五分に持ち込むのがやっと。
前にいる馬をかわし切るほどのスピードはないと思います。


本馬はマイル以上の馬で1400mでは忙しいと思われます。

 

4サインズストーム(好位)
・昨年の2着馬
しかしながら、一時の勢いは今は感じられない。
2018年9月の2着から、実に2019年11月まで10戦連続で馬券に絡んでおり、その間には重賞勝利などもありました。
ただ、昨年11月の5着以降、調子を崩しています。
前走も休み明けとは言え6着と崩れており、休み明けを苦にしない馬としては不安な内容でした。
昨年の2着馬で重賞も勝っている実績馬ですが、近走の不振から信頼はできません。


・特徴
瞬発型の馬なので、スタミナ勝負になると弱い。
前走は1200m戦でしたが、スタミナ勝負を道中2番手で進み、直線で垂れています。
レースの上がりが4F49.0-3F37.5、本馬の上がり3Fは38.0と近走では最も時計がかかっています。
4走前は上がり37.1(2着)、5走前は36.6(3着)。
しかも3前走よりも斤量の重い57kg,58kgでのレースでこのタイムを出しています。


昨年の栗駒賞ではスローな流れを2番手から追走して2着に好走しています。
好走と書いたのは、勝ち馬が岩手では無類の強さを誇るラブバレットだからです。
瞬発力勝負になればまだ見切れないか。


5シャドウパーティ(追込)
・距離適性
本馬が岩手に移籍後、1400m以上では12戦して2着が1回、残りは着外です。
一方、1300m以下だと10戦して(2-3-1-4)という戦績。
1300mと1400m、100mの違いでこれだけ戦績が変わってしまいます。
これにより、戦法も変わります。


2走前の早池峰スーパースプリント(盛岡1000m)では重賞ながら5着に好走していますが、この距離だとスタミナの心配がありません。
なのでテンから追走にある程度スタミナが使えます。
しかしながら1400m以上となると、仕掛けどころまではスタミナ温存に徹します。
5走前の赤松賞が良い例で、向正面で先頭集団からかなり離されています。
おそらくこれはスタミナ懸念があるためで、テンから押し出していって脚を使ってしまうと最後までもたないのだと思われます。
今回は1400m戦で10頭立てとまずまずの頭数。
馬群を捌くロス、距離によるスタミナはマイナス要素となりえます。


・スピード持続型
追込馬ということもあり、上がりのかかる展開が得意です。
上がりがかかるということは、前の馬の上がりがかかっているということですから、後方の差しが決まりやすくなるわけです。
前走スプリント特別(6/22の方)では、上がり4F51.7-3F40.0という上がりのかかる展開。
3走前に同じ舞台で0.5秒差をつけられた10タイセイブラストに、前走は0.1秒差まで詰められています。
ちなみに3走前は上がり4F50.5-3F38.4の上がりの速い展開。
瞬発力勝負になると分が悪く、スタミナ勝負となれば分が良くなります。


6アキトクレッセント(差し)
・移籍初戦
JRA→名古屋を経て岩手へ移籍、今回が移籍初戦になります。
中央から名古屋への移籍初戦(レースは笠松)は勝利を飾っているように、環境の変化を苦にするイプではありません。
休み明けも得意ですので、間隔が開いたレースも問題ありません。
できれば名古屋移籍時と同様に、馬体重が少し増くらいで出れると良いです。
キャリアでの最大馬体重が516kgなので、510-515kgくらいが理想的です。


・水沢への適性
個人的に名古屋競馬岩手競馬で見た場合、水沢は名古屋、盛岡は笠松に似ていると思っています。
前者は時計のかかる馬場同士で、後者は右・左回りの違いはありますが時計が速い馬場同士という点で共通しています。
本馬は笠松では1勝、名古屋では2着と3着が1回ずつという戦績。
もちろんレースレベルの差はありますが、名古屋では勝ち馬に大きく離されて敗れているので、やはり笠松の方が得意かなという印象です、
なので、おそらく岩手だったら盛岡の方が合っています。
といっても、名古屋で大きく崩れているわけではありませんので、水沢も苦手ということはなさそうです。
名古屋と似たような着順になるのではと思っています。


・スタート懸念
躓いたり、ヨレたりしてスタートのスムーズさはありません。
致命的な出遅れはありませんが、1400m戦においては後方からの競馬を強いられると思います。
向正面からのまくりで勝利した3走前のようなレースになるかなと思います。

 

7ロジストーム(先行)
・1400mはどうか
本馬は主に1600-1800mを主戦場としている馬。
1400mは浦和で1度だけ走っているだけです(1着)。
岩手においては、水沢・盛岡ともに経験なし。
結論から述べますが、大丈夫だと思います。
先行力があるので1400m戦でも好位を取れそうですし、上がりの脚に関しても問題ありません。
ただ条件はあります。


やはりマイラーなのでスローの瞬発力勝負よりもスタミナを削られる展開の方が1400m戦においては合っています。
スローの瞬発力勝負だと、キレ負けする恐れがあります。
マイラーのスタミナを活かせる展開が理想的です。


・馬体重
もう一点気にしておきたいのが馬体重。
前々走赤松杯は4か月ぶりのレースで、馬体重が20kgも減っていました。
542kgという数字で、ここら辺の馬体重でも実績はありますが、大幅な増減に苦しんだ可能性があります。
前走で546kgと少し戻していますが、今の本馬なら550kg台は欲しい。
当日の発表に注目です。


8イーグルカザン(差し)
・前走の好走要因
前走皐月特別では、スタミナ勝負な展開を2着に好走。
マイル戦においてもスタミナが豊富なレースを得意としています。
なので、1400mへの距離短縮はマイナス。
どちらかといえばマイル以上で距離を延長したほうが結果が出るのではないかと思っています。
1400mだと短い印象です。


昨年の栗駒賞では8着に敗れています。
道中4番手の好位につけるも、仕掛けどころの3角で遅れを取り、そのままずるずると下がっての敗戦。
1400m戦だと流れの速さに追走するので一杯で、仕掛けどころでのギアチェンジで余力がなくなってしまいます。


良馬場でスタミナ勝負、のようなタフな展開になればなくもないですが、馬場が渋ったらスピード的に厳しくなるでしょう。


リュウノヴィグラス(差し)
・前走勝利しているが・・・
前走は盛岡の1200m戦のワンターン競馬。
水沢1600mの赤松杯、シアンモア記念ではスタミナが足りておらず、向正面で脚が上がってしまっています。
このことからも、本馬はワンターン競馬、距離は1200mがベストだといえます。
今回は水沢の1400m戦。
仮に盛岡1400mならばまだ可能性は見出せました。
ワンターンだし、水沢よりも砂が軽いのでタイムも出やすい。
なのでスタミナが奪われずらいです。
今回はコーナー4つの1400m戦。
水沢なので砂も深く時計がかかります。
スタミナ面で、不安アリ。


10タイセイブラスト(先行)
・砂被りだめ
2走前の早池峰スーパースプリントではスタートが上手く決まらずに後方からの競馬に。
道中では前に馬がおり、砂を被る展開。
鞍上が押してもなかなか前に取り付けられていないのは、道中で砂を被ったからだと思われます。
3~4角では首を横に向けるしぐさをしています。
砂を嫌がっているようにみえました。
したがって、今回の大外10番枠というのは、砂を被らない枠なので本馬からしたら非常に良い枠です。
スタートが上手くはないので、内枠だと砂を被る可能性が高かったです。


・1400mはプラス
先行から中段あたりから競馬をする本馬ですが、スタート自体はあまり速くありません。
ゲートを出てから鞍上が押していって位置を取るタイプです。
1400m戦はスタートから1角まで約300mあり、1角までの距離が短い1300m戦に比べて先行争いが緩くなる傾向です。
大外枠で1角までの距離が短いと、1~2角で外を回らされる不利に合います。
しかしながら、1角までの距離が長くなれば、それまでに隊列が決まりやすくなるので内目のコース取りができます。
近走は1300mで勝利をあげていますが、1400mの方が合っていると思います。


・瞬発型
勝利した1300mの2戦を振り返ると、瞬発力勝負となった3走前のスプリント特別の方がパフォーマンスが良かったです。
どちらもシャドウパーティーが2着なのですが、前走は0.1秒差、3走前は0.5秒差となっています。
前走の本馬の上がり3Fは39.2、3走前は3F38.1でした。
前半がスローペースの方が、スタートが苦手な本馬からしたら好位を取りやすく、かつしまいの瞬発力が発揮できます。
スローの瞬発力勝負が理想でしょう。

 

予想について

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以上、水沢信用金庫杯 第32回栗駒賞(M2)全頭分析でした。
ご覧頂きありがとうございました。