どーも、神戸新聞杯の血統的向は父ディープorキングマンボ系orダンジグ系。
ぺちです。
父ディープインパクトは過去5年の3着以内馬に4頭、父キングマンボ系は3頭、ダンジグ系は母父問わずで3頭います。
今回ディープ産駒はワグネリアン1頭、父キングマンボ系はビッグスモーキー1頭、ダンジグ系はダブルシャープの1頭のみです。
ただダブルシャープは父がダンジグ系のベーカバドで母父がアグネスタキオンと明らかにズブそうな馬なので、血統的に相性の良いのはワグネリアンとビッグスモーキーの2頭といっても良いです。
ダートが主戦のビッグスモーキーなんかは芝でも2400mなら面白いかもしれません。
その他だとハーツクライ産駒は過去に2頭好走馬を出しているので次点といったところでしょうか。
さて今回は秋競馬は引き続きディープ産駒といった第66回神戸新聞杯の最終予想です。
馬場傾向
木曜~土曜日にかけて雨予報なので、日曜日は曇りですが馬場は稍重位なのかなと思います。
(日曜日は曇り、27℃/19℃)
先週のローズSは勝ちタイムが1:45.7、上がりの最速が33.4ですから、高速馬場といってい良いでしょう。
そこに土曜日までの雨がどれほど降るかで時計の掛かり具合が変わります。
ただ馬場自体は良好なので、ローズSでは13人気の4番枠ラチュロスが3着にきたように、馬場の内側を走れる馬に有利な馬場状態といえます。
展開予想
逃げでの好走歴でみるとエポカド―ロかなと思います。
どちらにしても速いペースで逃げることはないでしょうし、神戸新聞杯は例年スローペースで直線の上がり勝負になりやすいので、差し・追込が決まりやすいです。
中段~後方に位置する瞬発力のある馬に有利なレースだと言えます。
第66回神戸新聞杯勝ち馬予想
◎エポカドーロ
▲アドマイヤアルバ
☆メイショウテッコン
◎エポカドーロ
前走の日本ダービー(2着)は負けて強しの内容でした。
前半1000mの通過タイムが1:00.8、1000~2000mが0:59.4とよどみない流れの中を逃げて、勝馬ワグネリアンにマークされる形でありながらタイム差は0.1秒のみ、直線での粘り腰も強さを感じるものがありました。
脚質的にも単純にここでは大崩れはまずないかなと思い本命にしました。
ダービーをみる限り距離も問題ないでしょうし、逃げでも先行でも良い展開に左右されない脚質の幅は大きな武器です。
最終追い切りでは初めての芝での追い切りと、その点は若干不安ではありますが、この馬はオルフェーヴルの子供とは思えない優等生っぷりなので、環境の変化や競馬場の違いなど万能に対応できると思います。
○ワグネリアン
ダービーでは先行策とこの馬の弱点「エンジンのかかりの遅さ」をカバーする福永さんの好騎乗が光り、見事ダービー馬となりました。
精神面でも課題のある馬だったので先行策は掛ってしまう恐れのある、ある意味ギャンブルではあったと思いますが、先行策をしていないとおそらく届かない展開で、かつ掛らなかったので福永さんのファインプレーといえるでしょう。
その精神面の課題ですが、今回の追い切りでは全くかかるそぶりがなく大人になっていましたので、改善されている可能性が高いです。
以前に比べてだいぶ乗りやすくなっている印象なので、急遽藤岡弟に乗り替わりになりましたが、そこまで影響はないかと思います。
また今回は先行するのか、差し・追込に戻すのかというところですが、個人的には差しの競馬に戻すと思っています。
もともとは瞬発力の馬なので、この馬の持ち味を最大限に発揮できるのは差し・追込だと思いますし、今回は前哨戦なのでそれを試せるチャンスでもあると思います。
最終追い切りでも坂路をラスト1F11.9と12秒を切る瞬発力を見せていますので、後方から切れのある瞬発力で上がってくるのを期待してます。
もし後方からの競馬となった場合、エンジンのかかりの遅さが改善されているかにも注目です。
▲アドマイヤアルバ
実は日本ダービー(9着)で上がり最速をマークしているのはこの馬です。
最後方にいたというのもありますが、それでも世代最強決定戦で上がり最速を出せるのにはそれなりのポテンシャルがないとできる芸当ではありません。
今回は10頭立てと少頭数でのレースで、ペースもそこまで速くならないと思いますので、最後方からでも十分に届くと思います。
道中はじっくり脚を溜めて、直線にかける腹をくくった競馬は神戸新聞杯においては相性の良い戦法です。
懸念点は最終追い切りが、人馬の呼吸が合っていないようでちぐはぐな追い切りだったことです。
休み明けですから、最終追い切りをみた限りではまったく走らない可能性も考えられます。
☆メイショウテッコン
アドマイヤアルバとは逆に1週前&最終追い切りが抜群に良かったのがこの馬です。
前々走・前走と連勝中でまだ成長過程にいるでしょうが本格化に近づいてきた印象です。
追い切りでも馬なりで併せ馬を一気に交わすパフォーマンスをみせていて競走馬としての充実度が窺えます。
2400mでの勝利経験もあるので距離も持つでしょうし、先行してスタミナ勝負に持っていければチャンスがありそうです。
そうするためには4角手前から、自分から動く競馬が必要になるかもしれません。
懸念点は神戸新聞杯がスローの上がり勝負になりやすいということです。
瞬発力勝負になってしまうとこの馬にとっては分が悪いです。
併せてこちらも是非!!
買い方
◎エポカドーロ
▲アドマイヤアルバ
☆メイショウテッコン
馬連◎-〇
馬単◎→▲☆
計 3点
相手のワグネリアンとその他2頭との力差が印以上にあるので、エポカドーロ-ワグネリアンは馬連、その他2頭とは馬単にしました。
消した人気馬
エタリオウ
外国人騎手のような剛腕系の騎手と手が合っている印象があるのでデムーロ乗り替わりはかなりプラスだと思いますが、この馬は器用貧乏といいますか、相手なりに走るものの特質すべき能力がないので、善戦はしそうですが今回のメンバーをみるに連(2着まで)はないと思い消しました。
淀みのない展開が得意そうであるのも消した一因です。
先週のコズミックフォースのような結果になりそう。
予想を終えて・・・
今回は素直に実績を信用して予想を組み立てました。
エポカドーロは皐月賞馬でダービーも2着と大崩れがないですし、ワグネリアンもこのメンバーならどんな競馬をしても好走は堅いと思います。
逆に化けそうなのが切れ者アドマイヤアルバ。
スローのヨーイドンは任せろといった脚質を持っていますのでチャンスはありそうです。
もう1頭がメイショウテッコン。
成長過程にいますので1線級と戦うにはまだ早いとも思いますが、将来性があって面白い1頭です。
追い切りが良かったので勢いで上位に食い込んでくれればなと思います。
来週はいよいよ始まる秋のGⅠ戦線の開幕を告げるスプリンターズSとその陰に隠れるダート重賞シリウスSのデータ分析(月・火)・最終追い切り(水・木)・最終予想(金・土)をブログにしますのでお楽しみに。
以上、第66回神戸新聞杯最終予想でした。
読んでくれてありがとう!
ぺち。