こんにちは、ぺち(@Pettit0116)です。
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今回はキーンランドCと新潟2歳Sで求められる適性、そして走る血統について分析しました。
コースや馬場を分析しその舞台にあった適性・血統を探っていきます。
キーンランドC適性分析
まずは基本情報からですが、キーンランドCは2回札幌4日目に行われル芝1200m戦です。
1回開催が2週間前に終わりそこからCコースに変更、1回のAコースから内柵を3m外側に設置しています。
平坦で直線は269mと短いですが、コーナーの角度がゆったりと設定されていますので、コーナーでも加速はしやすいコースとなっています。
それでもセオリーは前目有利の競馬場です。
パワースタミナ型
1:08後半~1:09秒台とスプリント重賞としては遅い決着になるレース。
時計のかかる洋芝ということに加え、直線が短くコーナーを走る距離が長いこと、馬場が荒れていることなどがその大きな要因となっています。
平坦コースということもありテンから速い展開になりやすく、スピードの持続力が求められる舞台です。
テンからスピードのを出しながら、タフな馬場を乗り切らなければならないので、スピードを持続させるためのスタミナが求められます。
軽い馬場でのスピードではなく、タフな馬場でのスピード力なのでパワーも必要です。
相性の良い前走はGⅠor函館SS
直近3年の3着以内馬の傾向では、前走GⅠだった馬は3頭、前走函館SSだった馬が4頭。
2017年の勝ち馬エポワス(12人気)は前走こそ札幌でしたが2走前は函館SSで3着に入っていました。
昨年2着馬のダノンスマッシュも前走は重賞ではないものの函館1600万下の1200m戦でした。
ここから察するに、別定戦ということもあり単純にGⅠ出走レベルの能力の高い馬、もしくは洋芝適性が高い重賞級の馬が好走傾向にあります。
血統分析
父系で良いのは王道種牡馬。
直近3年で見ると最も馬券に絡んでいる種牡馬はダイワメジャーの3頭。
その他ではディープ、キンカメ、ロードカナロア、ハーツクライといったように、リーディングサイアートップ10に名を連ねるような種牡馬が活躍している。
例外は2017年の勝ち馬エポワスの父ファルブラヴと2016年2着シュウジの父キンシャサノキセキのみ。
母系はスタミナ系orダンジグ系が目立つ。
昨年の1-3着の母系にはいずれもダンジグの血が入っていましたし、母系にロベルトやニジンスキー、キングマンボなど欧州のスタミナ血統を持つ馬が5頭います。
新潟2歳S適性分析
新潟マイル戦はスタートから600mが約2mの上り坂、そこからは2mを下りながら直線はほとんど平坦。
直線が658mと日本で1番長く、そこまで起伏のないオーソドックスなコースといえます。
新潟2歳Sは2回新潟10日目に行われます。
これだけの連続開催だと内ラチ沿いの馬場は荒れていて、よりいっそう差しが決まりやすくなります。
スロー瞬発力型
例年前半1000m通過が1:01前後とマイル戦にしては非常に遅く、直線に向いてからの瞬発力勝負になりやすいのが新潟2歳S。
ゆえに新馬戦や前走で上がり最速の馬や、スローの瞬発力勝負で勝ち上がってきた馬を狙っていくのが定石です。
スパッと切れる瞬発力を持ち、緩急のある展開に強そうな馬を狙うべき。
東京・中京経験馬が良い
直近3年の3着以内に好走した馬を見ると、東京・中京を経験した馬が8頭にも上ります。
加えて上がり3Fは2位以内をマーク。
つまり、直線の長いコースで瞬発力勝負で好走した馬が、新潟2歳Sでも走る傾向があります。
また今の2歳戦はダービー翌週から始まりますので、単純に仕上がりが早い馬から狙っていくというのも手です。
この時期は馬の完成度に差があり、早熟な馬を見定める点でデビュー戦の日程は役に立ちます。
血統分析
父系はマイル以下で実績のある種牡馬にスタミナ血統の母系という組み合わせが〇。
直近3年の勝ち馬の父はロードカナロア・ダイワメジャー・ローエングリンと現役時代スプリンター~マイラーだった馬たち。
一方母系は母父ハーツの母母父リボー系、母父トニービンに母母父ディクタス、母父サンデーサイレンスに母母父ブラッシンググルーム系と2400mや直線の長いコースに力を発揮するスタミナよりの血統。
母系はサドラー系やロベルト系も来ています。
マイル種牡馬×スタミナ血統が良い組み合わせ。
今年の出走馬では・・・
・キーンランドC(順不同)
ダノンスマッシュ
ナックビーナス
ハッピーアワー
リナーテ
・新潟2歳S(順不同)
グランチェイサー
ここら辺が適性・血統面でマッチした馬です。
週末にはこのブログをもとにした予想をブログにしますのでお楽しみに!
以上、キーンランドC&新潟2歳S適性分析でした。
ご覧いただきありがとうございました。