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【大井競馬】7分で全頭見解~ジャパンダートダービー(2020)編~

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こんにちは、ぺち(@Pettit0116)です。
3歳ダート王決定戦。
過去にクリソベリル、ルヴァンスレーヴ、ノンコノユメなど、その後のダート界を背負っていく馬が誕生する、重要な1戦です。
地方所属馬も2017年にヒガシウィルウィンが勝利、2014年には南関2冠馬のハッピースプリントが2着であとわずかで3冠というところまで行きました。
地方・中央のがっぷりよつの1戦。
今回は農林水産大臣賞典(指定交流) 第22回ジャパンダートダービー(JpnⅠ)の全頭分析をしていきます。

 

本記事は予想ブログではないので予想は載せていません、見解を載せていますので皆さまの予想の参考にしてください(予想は当日にTwitterに載せています)

地方競馬(KEIBA.GO.JP)のHPからレース映像を見る方法 - club keiba

 

JDD全頭分析

最初に・・・
今回、以下の馬は分析しません。
厳密にいうと、分析はしているのですが、どうやっても逆転は考えられないので、あらかじめ記しておきます。
【消した馬】
4ゴールドボンバー
6リコーシーウルフ
ガミラスジャクソン
13コージーサンラッド


地方所属馬でこのレースで好走するには、南関3冠である東京ダービーor羽田盃好走もしくはそれ相当のものがないと厳しいです。
上記4頭はそれに該当しなかったので、今回は消しています。


それでは、その他9頭の分析をしていきます。

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1エメリミット(好位)
もともとスタートの上手い馬ではありませんでしたが、前走東京ダービーではうまく決めています。
好位から競馬をする馬なので、スタートを決められれば、砂を被るのも苦にしないタイプですので内枠の方が良くなります。
今回も最内枠で距離ロスなく運べるのはプラスです。
東京ダービーはテンの速いスタミナ勝負となりました。
おそらく今回は、テンのスピードに関しては前走よりも遅くなると思います。
直近5年のJDDの前半2Fを見てみましたが、今年の東京ダービーよりも速いタイムはありませんでした。
スタートを決めて、前走のように好位が取れれば、前走よりも楽な競馬ができるので、JRA勢とも遣り合えるのではと思います。
とにかく、前走のようにスタートを決めてほしい。


2カフェファラオ(好位)
・完全無欠
2走目で出遅れていますが、すんなり出れば2番手はこの馬かなと思います。
ただでさえ標的にされるのに、逃げるメリットはないでしょうから、2~3番手が理想的。
基本的に目標とされるのは強いとされる1人気馬かペースを作る逃げ馬です。
この馬が逃げてしまうと両方なので、目標として集中砲火を受けます。
ちなみに、初戦・2戦目とスタートで左に寄れていましたが、前走でそれは見られませんでした。
スタートも改善していっています。


番手で競馬をしたらまず負けないと思います。
戦ってきた相手をみても弱くないですし、出遅れながらもリステッド競走を勝ててしまうので、積んでるエンジンが違います。
前走は前半3F34.2のハイペースをものともせず、2番手ながら勝利。
ハイペースで直線の長い東京コースなので、捕まるパターンなんですけどね。。。
最もパフォーマンスが高かったのが新馬戦で、のちに兵庫CS(JpnⅡ)を制する3バーナードループ相手に1.6秒差と子ども扱いしています。
長くいい脚を使うタイプなので、どちらかといえばスタミナ型だと思います。
なので、距離は伸びた方がパフォーマンスは上がるはずです。
なので、負けることはほぼないでしょう。


3バーナードループ(好位)
・スタミナ型
前走はスローの瞬発力勝負で9ダノンファラオを負かして勝利していますが、本質的には瞬発力勝負は苦手に思います。
映像で感じる動きの重さから、スタミナ勝負型だと思っています。
2走前の中山1800m。
このレースは前半4Fがスローで、残りの5Fから速くなるという少し特殊な展開でした。
道中3番手の好位から進めた本馬は、この流れにしっかりと乗り、直線でも上がり最速の脚を使って勝利。
ラスト3Fのラップが12.6-12.6-13.4ということからも、タフなレースでした。
4F目と5F目が13.2-12.1と急激な緩急の変化にも対応できており、自在性も見せています。


とにかくパワー番長といった感じなので、地方の砂は合います。
園田で実証済みというのも信頼が置けますね。
良馬場の方が良いです。


5フルフラット(好位)
・距離適性
サウジアラビアではマイル戦で勝利していますが、前走ユニコーンSでは同じ距離で6着に敗れています。
ハイペースを道中4番手の好位につけていたので、展開が向かなかったとも取れます。


ただ、それよりも気になったのが3走前の京都1800m戦。
レースタイムが1:54.9と決して速くないタイムながら3番手から差し切れていません。
道中は折り合いを欠いており、直線では勝ち馬がムチを入れずに勝利。
この勝ち馬は次走で8着、その次が9着とべらぼうに強い馬ではありません。
その馬がムチを入れなくても勝てる、言い換えると負けてしまうのが本馬です。
初勝利が芝の1200mということからも、距離が長かったと感じざるを得ません。
なので、今回の大井2000mは正直長すぎます。
1800mでも長いのに、さらに200mの延長は買い要素がありません。
この馬はワンターンのマイルまででしょう。

 

7ブラヴール(差し)
前走東京ダービーはざ石により直前で除外。
これがどのように影響するかですが、悪い方向には行っても、良い方向には行くことはないでしょう。
本馬はスタートの上手くなく、毎回出ムチを入れられています。
行き脚がないということです。
これは休み明けと相性が良くないと思われます。
レース間隔が開いたことでスタートが良くなるというのは考えづらい。
羽田盃(2着)や京浜盃(1着)以上に、スタートの行き脚は悪くなると思います。


いずれにしても後方からの競馬となるわけですが、差し切れるか。
そして、羽田盃から200mの距離延長となるので、前半で脚を使うのも終いの脚に影響しやすくなる。
間隔が開いた分スタートに影響し、それが終いの脚に影響する、という悪い方向に行ってしまうのではないかと思います。


9ダノンファラオ(好位)
4走前にハイペースを先行しながら勝利しているので、スタミナ勝負には強いタイプですが、前走鳳雛S(14着)ではハイペースを先行して崩れています。
本馬が京都1800mで勝った時のタイムは1:52.8(稍重)で前走の勝ちタイムは1:51.0(良)ということからも、単純に実力不足で合った印象が強いです。
スローペースでの好走は2走前の兵庫CS
ただ完璧なレースをしながら3バーナードループには差されているので、スローの瞬発力勝負でも少し苦しいです。
上位に食い込むとすれば極端にスローになっての前残りですが、前にも強い馬が何頭かいますので、このメンバーだと万事厳しく感じます。


10キタノオクトパス(差し)
・地味に強い
東京マイルの持ちタイムが1:36.2、中山1800mが1:51.6です。
これは前者がメンバー中2カフェファラオに次ぐ2位(5頭中)、後者はメンバー中1位(4頭中)です。
特に中山のタイムは、2位が11ミヤジコクオウの1:54.0なので2.4秒速いことになります。
しかもこの時逃げてますからね。
普通タイムが速くなれば差し有利になっていきます。
脚質が定まっていなかったり、距離もバラバラでまだ模索中で発展途上な馬ですが、ポテンシャルは随所に感じます。


福島の新馬戦で勝利し、東京・中山では走るごとにタイムを更新。
成長力という点で切れない1頭です。
スラムダンクの桜木並の成長力?


11ミヤジコクオウ(差し)
・敗戦から見る適性
前々走はスタートで躓いているので度外視。
新馬戦での2着のピックアップします。
スタートはあまりうまくはないので道中は6~7番手を追走。
仕掛けどころの3角では3番手にまで押し上げ、抜群の手ごたえで直線に向くも、勝ち馬とのマッチレースで敗れてしまいます。
1800m戦で1000m以降最も速いラップがラスト1Fということで、瞬発力勝負でした。
上がりの速い展開は若干ですが分が悪くなります。
とはいってもタイム差なしの2着なので、超絶苦手!みたいな感じではないです。


一方でハイペース決着となった鳳雛Sを制しているように、本馬はスタミナ型の馬だといえます。
スタートが上手くはないので、1角までの距離がある分先行争いが緩みやすい大井外回り、1800mに比べてスタミナ勝負になりやすい2000mはともに合っています。
大井は直線も長いので、ただの瞬発力勝負にはなりづらい。
ましてや2000mという距離なので、一定のスタミナは必要となり、それは本馬にとっては追い風になります。


懸念点は出遅れのみです。
ただ、その可能性はないとはいい切れません。
というのも、ゲート内でうるさくするそぶりをほぼ毎回しているので、今回地方のゲート・ナイター競馬と初物がネックとなります。
出遅れたのも初の長距離輸送である中山です。
今回も大井への長距離輸送となるので、出遅れる可能性は50%くらいあると思います。
これは当日のパドック、返し馬をよく見る必要があります。
落ち着きのないようなしぐさをしていれば、出遅れる可能性が高くなります。


12ダイメイコリーダ(逃げ)
・今回の逃げ馬候補
逃げて勝利経験があり、前走3番手から差されているので瞬発力勝負には自信がないでしょう。
ということから、逃げてスタミナ勝負に持ち込みたいのでは。
大井2000mは1角まで約400mと距離があるので逃げやすい。
また、ほとんどの馬が2000mを未経験なのでスタミナを懸念してテンから消耗はしたくないはず。
全体的にじっくりとした先行争いとなると思われ、ゆえに本馬としてはハナを主張してペースを作っていきたい。


・弱くはない
前々走鳳雛Sでは前後半3F35.4-38.6の激流ペースを2番手から2着に粘っています。
前にいた5頭の内、唯一上位に残っていて、その他の4頭は9,13,14,15着と大きく崩れています。
そのことからも、この馬は弱くはないことが分かります。
前走は前後半3F36.3-36.6のダート戦にしてはスローな流れとなり、直線での瞬発力勝負で脚を余して敗れています。
前走と前々走のパフォーマンスでは、スタミナ勝負となった前々走鳳雛Sの方が強かったです。


2000mという距離、そして直線が386mもある大井外回りですので、特に3歳馬だけのレースではスタミナ勝負になりやすいので、本馬にとっては舞台設定との相性が良さそうです。
良馬場でタフな馬場ならさらに良いですね。

 

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以上、農林水産大臣賞典(指定交流) 第22回ジャパンダートダービー(JpnⅠ)全頭分析でした。
ご覧頂きありがとうございました。