どーも、ジャパンカップの血統的傾向は父ディープインパクトorハーツクライ。
ぺち(@Pettit0116)です。
過去5年の3着以内馬15頭のうち、父ディープは5頭(全兄ブラックタイドは2頭)、父ハーツクライが3頭います。
今年はサトノダイヤモンドが唯一のディープ産駒でミッキースワローが父父にディープを持ちます。
ハーツ産駒はスワーヴリチャードとシュヴァルグランの2頭、特にシュヴァルグランは2年連続で馬券に絡んでします。
狙い目はディープ×ミスプロ系なのですが今年は出走しませんので、単純にサトノダイヤモンド・シュヴァルグランが血統的に狙い目でしょう。
さて血統を踏まえたうえで今回は第38回ジャパンカップ(GⅠ)の最終予想です。
第38回ジャパンカップ勝ち馬予想
◎アーモンドアイ
〇キセキ
☆スワーヴリチャード
△サンダリングブルー
◎アーモンドアイ
ここは逆らえないでしょう。
秋華賞以前にJCに向かうことを表明して秋華賞を直行していますので、秋華賞は通過点で秋の最大目標はJCであることが分かります。
その前走秋華賞(1人気1着)は直行にもかかわらず結果的に楽勝で、JCに向けての良い前哨戦にもなりました。
脚質的に得意とは思えない京都小回りを何なくこなしていますので3歳牝馬同士ではちょっとレベルが違いましたね。
最終追い切りをみても抜群の動きを見せていて文句なしの出来にみえますし、ローテを考えてもここがメイチ仕上げでしょう。
初めての古馬牡馬1線級との戦いになりますが、春にはシンザン記念から桜花賞の直行・関東所属馬で秋華賞を直行で勝てている辺りをみると規格外の強さと精神力を持っていますので、ジェンティルドンナ以来の3歳牝馬によるJC制覇はほぼほぼ間違いないでしょう。
〇キセキ
2番手はシュヴァルグランとかなり迷いましたが、先週の芝状態を踏まえるとこの馬が対抗です。
先週日曜日の芝7レースの逃げ馬の成績が(3-1-0-3)で、特に午後でのレースでは(3-1-0-0)と逃げ・先行が有利な馬場になっていました。
先週からCコースに替わったことによるものだと想定でき、その傾向はおそらく今週も引き継いでいるでしょうから逃げ馬のキセキには朗報でしょう。
今秋は毎日王冠・天皇賞(秋)と連続で3着と本質的には中距離馬でしょうが、菊花賞馬でもありますし得意の左回りならば2400mでもGⅠ級の馬ともやりあえると思います。
近年のJCはステイヤータイプの馬が好走傾向にあって、4~5歳馬の活躍が目立ちますのでタイミング的にはドンピシャです。
▲シュヴァルグラン
叩き2戦目と騎手の乗り替わりの妙味があります。
春の大阪杯の惨敗(4人気13着)で分かるように歳をとるにつれズブくなっており休み明けでは走らなくなってきています。
前走京都大賞典(1人気4着)では斤量も58kgと重く開幕週の馬場もこの馬には合っていなかったという敗因があり、叩き2戦目の上昇が見込めます。
実際に叩き2戦目は(2-1-1-0)と複勝率100%でデータ的にも叩き良化型です。
また昨年はボウマンでJC制覇、春もボウマンで天皇賞(春)を2着と外国人騎手との相性が良く、今回C.デムーロに乗り替わることはプラスだと思います。
東京の2400m以上には高い適性もありますし、前走以上の結果は可能でしょう。
それでも懸念点は前走で、流石に負けすぎかとも思います。
昨年の京都大賞典(1人気3着)は勝ちタイムが2:23.0と高速決着でこの馬向きなレースではなかったにも拘らず3着に入っていて、今年の京都大賞典は時計の掛かる馬場で勝ちタイムは2:25.4でしたので、休み明けが走らないにしてももっと上位にいけててもおかしくはない馬場・展開であったと思います。
昨年との比較で考えると、昨年以上の出来にはないと思います。
☆スワーヴリチャード
前走天皇賞(秋)(1人気10着)での出遅れ+他馬にぶつけられたことが精神的にどう影響するかがポイントですが、前走を全く気にしなければ能力は上位ですので予想に入れざるをえません。
ただ追い切りをみる限りでは陣営が物凄く神経質になっている印象なので、前走の反動は認めざるを得ないと思います。
今回は消しても良いくらいの状態ですが、ポテンシャルだけで残しています。
△サンダリングブルー
今年の日本のメンバーをみると、アーモンドアイは抜けていますがそれ以外は例年に比べるとレベルは低いと思いました。
なので今年は外国馬にもチャンスがあると考えこの馬を選びました。
日本でのレース経験がないので馬場適性は未知ですが、血統面では買える要素はあります。
父がダンジグ系なので現在活躍中のハービンジャーと同じ父系です。
また母父はストームキャット系で、こちらも日本では母父系で活躍している血統でロードカナロアやキズナ、リアルスティールなどが該当します。
この馬自身近走こそ2400mで走っていますが、以前はマイル~2000mを主戦場としていますので日本の2400m戦のスピードならば対応できるのではないかと思います。
父ダンジグ系・母父ストームキャット系ともにノーザンダンサー系でもスピード血統なのでチャンスがあるならガリレオが父のカプリよりもサンダリングブルーだと思います。
買い方
◎アーモンドアイ
〇キセキ
☆スワーヴリチャード
△サンダリングブルー
【3連単1着固定】
◎→〇→▲☆△
◎→▲☆△→〇
計 6点
消した人気馬
サトノダイヤモンド
前走京都大賞典(2人気1着)は久々の勝利で復活を印象付けるレースとして見られていますが、内容をみると最後にレッドジェノヴァに追い詰められていて圧倒的な勝利ではありませんでした。
そのレッドジェノヴァは次走エリザベス女王杯で4着でしたので、京都大賞典のレースレベル自体に疑いがあります。
さらにこの馬が京都得意(4-0-1-0)というのを踏まえると、勝ちっぷりが良くありません。
今回ダービー2着の東京コースに替わることは、京都が得意だということを考えると相対的にマイナスで前走以上のパフォーマンスが出せなくても不思議ではありません。
予想を終えて・・・
アーモンドアイVS古馬牡馬勢という構図ですが、メンバーをみると例年よりもレースレベルは高くないと思いますのでアーモンドアイはチャンスが大きいでしょう。
こういった「運」も持ち合わせているのが名馬の特徴の一つですので、持っている馬なのでしょう。
個人的にはこの馬とモズアスコットには世界で戦ってもらいたいと思っていた矢先、先週にモズが接触という不利があったものの敗れてしまったので世界進出へいきなり黄色信号です。
ただモズは香港に向かいますので、そこで勝てればまだ可能性はあります。
アーモンドアイはまだ3歳馬ですので、世界に行くとしても来年以降でしょうから、ここで勝って世界に羽ばたいてもらいたいですね。
データ・追い切り分析も是非!!
明日土曜日には京阪杯の最終予想を、日曜日には来週のGⅠチャンピオンズCの1週前追い切りをブログにしますのでお楽しみに!!
以上、第38回ジャパンカップ(GⅠ)最終予想でした。
読んでくれてありがとう!
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