競馬地方創生ブログ

地方重賞をメインに取り上げ、レース映像をメインに考察するブログ

岩手競馬攻略本(ルールは馬券のヒント)

 友だち追加

ルールを制する者はゲームを制する。
これはスポーツにおける私のモットーです。
というかスポーツに限らず、人間社会でも法律を知っている人の方が得をしますよね。
バスケやサッカーでも、細かいルール変更でチームの序列が変わります。
競馬においても同様で、どのようなルールで行われているかを知ることで、馬券へのヒントが隠れていると思っています。
そこで今回は、岩手競馬のクラス分けを中心に独自の特徴について触れていきます。

 

前提

岩手競馬の今年度は令和2年3月1日。
この日が基準となります。
おそらく毎年3月1日からだと思います。

クラス区分

無題の図形描画

A~C2クラスの5区分。
他の競馬場との違いは、賞金額を基準にして昇級、降級があるわけではなく、他の馬との相対評価であること。
つまり、〇○○万円獲得したから昇級という金額が基準ではなく、獲得賞金が岩手競馬所属馬の中で何番目かでクラスが決まるということです。

例)Aクラスが5頭定員、B1クラスが10頭定員だとしたら
イワテケイバという馬が岩手所属馬の中で上位5頭に入る賞金獲得額ならばAクラス、6~15番目ならばB1クラス。
あくまで馬同士の相対評価でクラスが決まるのです。


格付け時期

無題の図形描画 (1)

画像の「前年度の~」は集計時期を設けるために1開催分空けているという、いわば運営側の都合ですね。
なので、ざっくり理解するうえでは前年度のラスト14戦の賞金合計額と考えてもらって問題ないと思います。

14戦というと、岩手競馬の場合ざっくりこんな感じです。
C2級:週一ペースで走るので3か月ちょい
C1級:隔週ペースで走るので約7か月

ちなみに、前年度が14戦以下だった馬は、前年度に走ったレース数のみで集計されます。

相対評価なので、いきなり降級になることもあるわけです。
先ほどの例を流用すると、Aクラスが定員5頭でイワテケイバという馬の獲得賞金額が5番目だとした場合、3月の緒戦で6番目の馬が勝利し、それにより獲得賞金額がイワテを上回った時点で、イワテはB1クラスに落ちるということです。(クラス分けは2開催ごとに行われるので、厳密にいうとイワテの降級は第3回開催からとなる)
それは今年度、つまり1年間ずっとあり得ることなので、年間通して昇級・降級が比較的頻繁に行われます。
これは他の地方競馬場とは異なる岩手競馬ならではの特徴です。

馬券の上では賞金獲得額の内訳に注目。
直近に賞金獲得を多くして今のクラスにいるのか、それとも前年度の貯金でいるのか。
前者ならば買いですが、後者ならば消しです。
賞金の獲得時期を知るだけでも、馬券のヒントにはなります。



3歳馬が古馬に混じるタイミング

12回開催以降は問答無用。
つまり、12回開催からは3歳限定戦はなくなります。
11回開催以前でも、獲得賞金が500万円を超えた時点で古馬戦へ仲間入りです。
ざっくり、11回開催は8月いっぱい、12回開催は9月以降となります。
8月以前に古馬と戦っている3歳馬は賞金500万円オーバーのエリートというわけですね。
例えば、7月の古馬混合戦で惨敗している3歳馬も、3歳限定重賞なら上位の実力があるわけです。
着順を鵜呑みにすると・・・痛い目を見ます。



岩手競馬の面白い点

要綱を見ておもろいなと思ったのが、「一般競争」におけるレース選択の不自由性。
(あくまで一般競争の場合ですので、重賞や特別競走は除かれます)
もしかしたら他の地方競馬場も採用されているかもしれませんが、岩手競馬の場合、一般競走の短距離及び長距離競争はレース選択の自由がありますが、それに該当しない距離に関してはレース選択の自由がないのです。
そこで重要となるのが長距離=何m、短距離=何mという定義ですが、それは要綱内に記載が見つけられなかったので現在主催者に問い合わせ中です。
分かり次第、追記します。

短距離でも長距離でもないレースは自分では選べないということですね。
おそらくその距離(1300-1400m?)はレース数自体が多いので、出走頭数のばらつきを抑える仕組みだと思われます。
したがって、1300m戦が得意だけど1400mは苦手という馬も中に入るので、そういった馬は1300m戦にだけ必ず出られるとは限らないということです。
ファンからすれば、そこを見極められれば馬券の狙い目になりえるわけです。

 

いかがでしたか?
地方競馬でも、細かく見ると自治体ごとにルールが異なるのでそれを把握しておくと馬券に結びつくと思いますよ。
岩手競馬の距離別有利不利についても触れようと思ったのですが、それをやると半端ない長さになっちゃうので、それは今度にします。
今のところ高知競馬はすでに書いたので、今後は他の地方競馬もやっていく予定ですのでお楽しみに!
それでは、次の記事までぐっど・ばい✋