club keiba

~競馬予想探究ブログ~

【血統】直線だし直千だし・・・クセが強すぎるアイビスSDを血統から分析する

 友だち追加

こんにちは、ぺち(@Pettit0116)です。 

いつも当ブログをご覧いただきありがとうございます。

Twitterでは日々競馬(地方、中央、海外問わず)に関する情報を呟いていますので、是非フォロミーして下さい!笑

 

今回は新潟の名物重賞アイビスサマーダッシュを血統から迫ります。

コーナーのない直線競馬、中央競馬で唯一の1000m重賞と特徴的なコース形態ですので、求められる特性は確実に特殊です。

その点を血統から紐解こうと思います

 

新潟1000mの特徴

このコースの特徴は①コーナーなし、②平坦、③非根幹距離がパッと思いつきます。

①は欧州血統向き、②は米国、③はマイナー種牡馬台頭ということが大まかにいうと言えます。

短距離戦なので基本的には米国血統と日本の短距離戦で活躍している種牡馬が相性的には良いはずですが、ここからは過去3年のアイビスSDと直近の1000mOP戦2戦(韋駄天S、ルミエールオータムD)の計5戦から特徴を探ろうと思います。

 

①欧州スタミナ血統の内包馬が好走

まず意外だったのがこれです。

昨年のアイビスSDで見ると、勝ち馬の題名プリンセスは母父がダンスインザダークで、この馬は父はサンデーサイレンスですが母父はニジンスキーという欧州の重厚なスタミナ種牡馬です。

2着馬ラブカンプーも父母父はニジンスキー系、3着ナインテイルズは父がローエングリンなので短距離向きのサドラーズウェルズ系です。

ニジンスキーサドラーズウェルズは本来ステイヤー向きのレースでよく見る血統ですが、直千競馬のアイビスSDでこれだけ入っているのは意外です。

 

ここからは個人的な仮説ですが、1000m戦は息を入れるタイミングがなく、ほとんどをトップスピードで押し切る競馬になるのでスピードの持続力が求められます。

トップスピードをどれだけ持続できるか、という点でニジンスキーやサドラーのようなスタミナ型の血が活きるのではと思っています。

 

ちなみに分析対象の5レースの3着以内馬15頭でみると、ニジンスキー・サドラー持ちは延べ7頭います。

約半数ですね。

 

②ダマスカスという種牡馬

ダマスカスは米国2冠馬ですが、父母父や母系でたまに見るマイナー種牡馬です。

ですがアイビスSDでは過去3年の3着以内馬9頭中3頭も内包している馬がいるのです。

米国血統ではあるものの、距離適性で言えば中距離~長距離なので、ストームキャットファピアノのような米国の短距離血統とは異なります。

 

こちらも仮説ですが、ニジンスキー・サドラーと同じようにダマスカスもこのグループ(スタミナ型種牡馬)としてスピードの持続力を補っているのではと思っています。

ダマスカスは本来ダート戦の血統ですので芝1000m戦で見るのは意外ですが、考えてみると短距離戦は芝⇔ダートの転向で成功することがよくあります。

中距離~長距離はレースの中で緩急があり瞬発力が必要ですが、短距離戦はスピードの一定性、つまり持続力が重要ですのでダート種牡馬のパワーや欧州スタミナ血統のパワーがスピードの持続力を補うので活躍できる舞台なのかもしれません。

 

③シンプルに短距離血統

とはいっても短距離戦なので上記はバックアップ的存在です。

メインの血統はといえば、日本型ならサクラバクシンオー系やキンシャサノキセキ、米国型ならストームキャットやダンジグ、ファピアノフォーティナイナーといった、短距離戦でよく見る血です。

これらの短距離血統×パワースタミナ血統という組み合わせが良さそうです。

ゴリゴリの短距離血統や、短距離血統が全く入っていないという馬は割引が必要です。

 

シアトルスルー系は特注

分析した5レースの3着以内馬4頭に内包されているのがシアトルスルーの血。

シアトルスルーボールドルーラー系、この系統の特徴は基本はダート戦の短距離。

ただし芝の平坦コースなら対応はできるらしい(血統評論家の亀谷さんの本に書いてありました)

新潟1000mは平坦コースで行われますから、この特徴に合致するわけです。

ダート適性の高いシアトルスルー系でも、短距離平坦コースなら押し切れてしまうのです。

 

まとめ

アイビスSDの血統的注目点は以下の通りです。

①欧州スタミナ血統が内包した馬

②ダマスカス持ち

③短距離血統

④特注はシアトルスルー

 

これを逆に考えると、リーディング上位種牡馬(ディープやステゴ、キンカメなど)を持っているとマイナスとも言えます。

そのうえで上記の③に加えて他の要素が含まれていれば魅力的な血統になります。

今回アイビスSDを血統から分析してみてわかったことは、1000mという短距離ですが思っている以上にタフなレースなのだということです。

見る側も息つく間もなくですが、それは馬も一緒なかもしれません。

 

以上、【血統】直線だし直千だし・・・癖が強すぎるアイビスSDを血統から分析する、でした。

ご覧いただきありがとうございました。