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~競馬予想探究ブログ~

【分析】府中牝馬S~甘く危険な人気馬たち~

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こんにちは、ぺち(@Pettit0116)です。 

今回は第67回アイルランド 府中牝馬ステークス(GⅡ)の上位人気馬にフォーカスして特徴を分析しました。

人気上位3頭の特徴と性質を分析をしましたので、どうぞ。

 

府中牝馬S

プリモシーン(想定1人気)

・脚を溜めてこその馬

この馬の持ち味はしまいの瞬発力。

関屋記念の勝利や前々走ヴィクトリアマイルでの2着はその瞬発力がもろに活きたレースでした。

一方ターコイズS(8着)や前走中京記念(3着)ではある程度の位置を取りに行ったことが悪い方に出たと思います。

特にターコイズSでは中段あたりの位置を取ったことにより、しまいの瞬発力が発揮できずに大敗しています。

この馬は道中でいかに脚を溜められて、しまいの瞬発力につなげられるかが勝利のポイントです。

 

・距離は持ちそう

マイラーですが秋華賞は、着順こそ7着でしたが上がりはアーモンドアイに次ぐ2位の33.8、ラストは差を詰めて追い上げているので敗因は距離ではないと思っています。

それよりも京都内回りコースで直線が短かいことによる脚質との相性が敗因で、当時のこの馬は最後方からの競馬でしたので、直線の短い京都内回りコースでは差しが届きませんでした。

1800mの府中牝馬Sは、距離面では問題でしょう。

 

・血統

父はディープインパクト、母父fastnet Rockはデインヒル系の豪州種牡馬で産駒には英オークス馬や英チャンピオンS馬がいる中~長距離が主戦場。

母父ストラヴィンスキーはヌレイエフ系の種牡馬で産駒には欧州・オセアニアの短距離馬が多い。

血統背景から見ると今回の距離はこなせそうです。

 

ラッキーライラック(想定2人気)

・前走は合格点といえる4着

ヴィクトリアマイルはプリモシーンの2着から0.1秒差の4着。

道中は5番手から追走し、直線では先頭に立つ場面もありました。

展開的に差し有利になり、先行馬で瞬発力型ではないこの馬にとっては苦しいレース展開でしたが、それでもこの着順は能力のある証でしょう。

ハイレベルなメンバーが揃った中山記念で2着になっているように、ある程度の流れの中を先行して押し切る競馬が得意なので、スタミナ勝負になれば強さを発揮します。

 

・大崩れの少ない馬

これまで掲示板を外したのは秋華賞阪神牝馬Sの2レース。

秋華賞の敗因は叩きに使うはずだったローズSを回避してぶっつけ本番でのレースになったことが原因で、阪神牝馬Sは道中で不利があったという明確な原因があります。

その2Rを除くと(4-2-1-1)で着外は前走のVMの4着のみと非常に優秀な成績を誇ります。

休み明けやコースに問わず好走できる馬ですので、信頼は置きやすいです。

 

・血統

父は3冠馬オルフェーヴル、母父Flower Alleyは米国の中長距離種牡馬、母母父シアトルスルーは米国の3冠馬で産駒には日本では安田記念を制したタイキブリザード宝塚記念を制したダンツシアトルなどがいる血統。

血統面からもパワーが強く出ている印象を受ける。

 

クロコスミア(想定3人気)

・2度3度と伸びる

前々走ヴィクトリアマイル、3走前の阪神牝馬Sでも見せていましたが、一度力尽きたように見せてそこからまた伸びるという凄まじい勝負根性を持っています。

ヴィクトリアマイルではラッキーライラックと並んで直線に向き、そこから一度はラッキーに離されますが、最後の最後でまた伸びを見せて差し返して3着に好走しています。

阪神牝馬Sも5着ながら直線では力尽きたように見せてそこからまた伸びて勝ち馬とはタイム差がわずかに0.1秒のみとなっています。

牝馬限定戦でかつ直線の長いコースに強く、勝負根性がすさまじいのがこの馬の特徴です。

 

牝馬限定戦だけで見ると

一昨年のこのレースを勝利してからエリ女では2着、それ以降も牝馬限定戦に限ると大負けはしておらず、勝ち馬とのタイム差が大きいのは昨年の府中牝馬Sですがこの時は上がり最速がディアドラの32.3という究極の瞬発力勝負となったので、この馬の勝負根性ではどうにもならない展開でした。

前々走のヴィクトリアマイルも高速馬場ではあったものの、前半が流れた分この馬の勝負根性が活きる展開になりました。

2人所では2年連続2着、中山牝馬Sヴィクトリアマイルにかけては全て勝ち馬とタイム差0.1秒という僅差なので、牝馬限定戦になれば実は崩れていない馬です。

 

・血統

父はステイゴールド、母父ボストンハーバーは米国の中距離種牡馬、母母父ナシュワン英ダービーキングジョージを制した名馬で産駒も凱旋門賞キングジョージを制した馬がいます。

血統的には2000m以上の馬で、勝負根性とスタミナが豊富な血統構成に見えます。

 

以上、第67回アイルランドトロフィー 府中牝馬ステークス~甘く危険な人気馬たち~編でした。

ご覧いただきありがとうございました。