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【前哨戦分析】4歳vs5歳以上~第63回阪神牝馬S(2020)~

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こんにちは、ぺち(@Pettit0116)です。
第63回サンケイスポーツ阪神牝馬ステークス(GⅡ)の前哨戦分析です。


ヴィクトリアマイルの最重要な前哨戦なので、好メンバーが揃いました。
ここでは京都牝馬、昨年の秋華賞、同じく昨年のエリザベス女王杯を取り上げています。
この3レースで予備登録16頭の内14頭は網羅できます。
レースの着順にとらわれず、展開や馬場、枠などを考慮し、各馬の勝ち方/負け方を分析していきます。
それでは行ってみましょう。

 

京都牝馬

第2回京都7日目(重)
前後半3Fラップ:36.0-34.8
勝ちタイム:1:23.2


前半3Fの逃げ馬とのタイム差
アマルフィコースト(4着):0.3秒差
プールヴィル(2着):0.5秒差
サウンドキアラ(1着):0.5秒差
ディメンシオン(6着):1.2秒差
シゲルピンクダイヤ(7着):1.2秒差
ノーワン(15着):1.8秒差
ビーチサンバ(5着):1.9秒差


阪神牝馬Sに出走予定の7頭が参戦。
メイショウショウブの逃げで前半3Fは36.0のスローペース、馬群は一団で先頭から最後方までは12馬身くらい。
開催が進んでおり、かつ重馬場だったこともあり外を走った馬に有利な馬場状態でした。
直線では全体的に中団よりも外に出しており、外ラチ沿いを走っていた馬もいたくらいです。
掲示板に載った5頭は、5着ビーチサンバを除き道中8番手以内と、先行+外枠有利のレースでした。


勝ったサウンドキアラは大外17番枠ということもあり、終始外々を追走。
直線でも馬場の中央やや外から差し切っています。
枠(馬場)・展開にも恵まれました。
次に先着したのが2着プールヴィル
道中はサウンドキアラの内側を併走しています。
4角で内目を走りコーナーワークで2番手まで押し上げており、そこから粘り込んでいます。
瞬発力というよりも長くいい脚を使うタイプで、スタミナ勝負に持ち込んでの好走です。
4着アマルフィコーストは道中2番手で先行し、意図的に外を回していたので直線では6番手まで下がっていますが、そこからサウンドキアラとともに押し上げています。
キアラにはキレ負けして着差をつけられていますが、最後までしぶとく伸びています。
飛びが大きいので、重馬場に苦しんでいるようにも見えましたね。


その他、5着ビーチサンバはスタートからの行き脚が付かず道中は後方2番手から。
内枠ということもありインを走らされる、枠・馬場・展開いずれもハマらなかった。
ディメンシオンは道中かかりながら6着7着シゲルピンクダイヤは直線で前が詰まって思い通りの競馬ができず、15着ノーワンはスタートから押していくも位置を取れず力負け。


巻き返しが期待できるのはビーチサンバ。
先行したり差したりと脚質が決まっていない馬ですが、重馬場で枠が裏目に出ており、かつペースも先行有利ながら掲示板を確保できています。
能力以外の要素に敗因を求められるので、前進が期待できます。
シゲルピンクダイヤも追込馬ながら直線で進路がなくなるという珍しい負け方をしているので、そこでスムーズならという能力が出し切れていないレースでしたので巻き返しの期待ができます。

 

秋華賞(2019)

第4回京都4日目(稍重)
前後半3Fラップ:34.6-36.4
勝ちタイム:1:59.9


前半3Fの逃げ馬とのタイム差
ビーチサンバ(5着):0.0秒差(逃げ)
ダノンファンタジー(8着):0.6秒差
ブランノワール(7着):1.0秒差
シャドウディーヴァ(4着):1.6秒差
シゲルピンクダイヤ(3着):2.6秒差


前半3F34.6、1000m通過が58.3の前傾ラップゆえに、馬群は逃げから最後方まで18馬身くらいのやや縦長。
直線の短い京都内回りコースでありながら道中で中段あたりにいたクロノジェネシス・カレンブーケドールのワンツー、3着には後方14番手にいたシゲルピンクダイヤが突っ込んでいます。
ハイペースで先行馬には不利、中段よりも後方の馬に有利な展開でした。
加えて1,2着馬が4角で内ラチ沿いを走っていたので、馬場的にはイン有利だったといえます。


阪神牝馬S出走予定馬で最先着はそのシゲルピンクダイヤ(3着)
スタートから1角までの距離が短い京都内回りコースで外目の14番枠、4角では外を回しての3着は展開が向いたとはいえ評価できます。
道中でしっかりと脚を溜めればしっかりと伸びます。
4着シャドウディーヴァは向正面では周りに馬のいないストレスのない位置を取れており、4角では勝ち馬の後ろを確保=内目を走れています。
直線でカレンが外にクロノが内に切り込んだことにより一瞬進路がなくなり仕掛けが遅くなりましたが、そこからしぶとく伸びています。
最後まで伸びていたので、直線は長いほうが良さそうです。
5着ビーチサンバは果敢に逃げて、先行勢では唯一の掲示板確保です。
馬場の良いところを走れていたということもありますが、それでもハイペースでの5着は中身が濃いです。


その他7着ブランノワールはスタートから行き脚がかなかったものの、鞍上が押して行って道中は5番手先行。
内枠3番を活かし終始内ラチ沿いを走る完璧な騎乗でした。
展開が向きませんでした。
それでも3着シゲルとは0.5秒差、追走が楽なスローペースなら見直しができます。
8着ダノンファンタジーはスタート抜群で馬なりで3番手追走、展開は向かなかったものの同じ位置にいたブランノワール、逃げたビーチサンバよりも着順を落としているの点は気になります。

 

エリザベス女王杯(2019)

第5回京都4日目(良)
前後半3Fラップ:37.6-34.6
勝ちタイム:2:14.1

 

前半3Fの逃げ馬とのタイム差
スカーレットカラー(7着):1.4秒差
サトノガーネット(9着):1.8秒差
シャドウディーヴァ(15着):2.6秒差


超スローペースながら逃げ馬から最高峰までは約20馬身と縦長の展開に。
逃げたクロコスミアが2着、掲示板の5頭中4頭は4角で5番手以内と明らかな前有利な展開でした。
さらに勝利したラッキーライラックは4角8馬手から直線は最内を突いて差し切り勝ち。
1,2着が最内にいたことを考えると、イン有利の馬場状態だったといえます。


阪神牝馬S出走予定の最先着馬は7着のスカーレットカラー
外枠16番ということもあり終始外を回される展開、それでもこの馬にしては前目の道中は6番手追走。
直線でも勢いよく前を捉えるかと思いきや、残り200m位で失速。
結果的に敗因は距離の長さにあったといえます。
9着サトノガーネットもこの馬にしてはスタートが決まり、1角時点では9番手でしたが、そこからズルズル下がり4角では13番手まで下がってしまっています。
勝ち馬に次ぐ上がり2位の脚を使っていますが、超スローペースで4角13番手ではノーチャンス。
15着シャドウディーヴァはスタートから行き脚が付いておらず、秋華賞よりも後方の位置からの競馬となりました。
直線でも全く見せ場がなく、何もせずに敗れています。


スカーレットカラーは距離短縮で妙味アリ、シャドウディーヴァはこのレースに関しては度外視で良いでしょう。

 

隊列予想

上記3レースの前半3Fから推測する隊列予想は以下の通りになります。
ビーチサンバ(34.6)
アマルフィコースト(36.3),プールヴィル(36.5),サウンドキアラ(36.5)←重馬場
ダノンファンタジー(35.2),ブランノワール(35.6)
シャドウディーヴァ(36.2)
シゲルピンクダイヤ(37.2),スカーレットカラー(39.0)
ノーワン(37.8),サトノガーネット(39.4)

  

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以上、第63回サンケイスポーツ阪神牝馬ステークス(GⅡ)の前哨戦分析でした。
ご覧いただきありがとうございました。