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~競馬予想探究ブログ~

ヴェンジェンスにまたチャンス~第37回フェブラリーS(2020)穴馬近走報告~

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こんにちは、ぺち(@Pettit0116)です。
今回は第37回フェブラリーステークス(GⅠ)の穴馬探しをしていきます。
現在の人気想定は以下の通り。(2/17時点)
1人気:インティ(2.6)
2人気:モズアスコット(2.7)
3人気:アルクトス(9.1)
4人気:サンライズノヴァ(9.4)

 

5人気以下はヴェンジェンスが11.2倍と単勝想定10倍以上。
人気馬は直前に分析するとして、今の内に穴馬を探しておこう、そうすれば直前に人気馬の分析に時間を充てられると思い週初めに人気薄馬の分析をすることにしました。
それでは行ってみましょう!

 

東京競馬場ダート

先週の東京ダートコースは土曜が良、日曜が稍重馬場だった。
今週は今のところ雨予報がないので良馬場想定で考える。
土曜競馬のダ1600m戦は3歳未勝利戦と3歳1勝クラスの2戦。
前者は外枠(15,16番)の逃げ・先行馬が1,3着、2着は10番枠からの外差し馬。
後者は外枠15番の差し馬が勝利、2-3着も外差し馬(11,9番)だった。
念のため日曜のダ1600m戦も見たが、中段からの外差し馬が好走していた。
よって馬場的に有利なのは外枠の差し馬。
ご存知の通り東京ダ1600m戦はスタートから200mほどが芝になっており、外枠の方がスピードの出る芝を長く走れる。
そんなことからもこの舞台は外枠が有利。
そして道中インにいる馬よりも外を回した方が好走していたので、注目は「外枠の差し馬」。 


ヴェンジェンス(11.2)

・東海S(前走:2着)
16頭立て、15番枠からのレース。
スタートは勢いよく飛び出し、鞍上も少し追っていたので道中は外側の中団8番手を追走。
この馬にしては前にいた。
前半1000m通過は61.7と平均ペース。
直線では上がり最速タイの35.7で勝ち馬に0.1秒差まで迫ってフィニッシュ。
外差し有利の馬場状態ではあったものの、同じく上がり最速だったキングズガードが道中15番手からということを考えるとこの上がりは優秀。
このレースである程度の自在性を示しており、差し馬で後方からの競馬しかできなかったのが中団にとりつくことができている。
もともとスタートはうまい馬だがそこからの行き脚がなかった。
それがこの時は鞍上が促すことで、道中8番手という中団を確保できている。
それでもしっかりと上がり最速をマークできたのは大きな収穫。
本番でもスタートから促しても大丈夫なことが判明した。


・チャンピオンズC(前々走:7着)
16頭立て、16番からのレース。
スタートは五分に出るもそこからの行き脚はなく、道中は外側後方13番手。
1000m通過が1:00.8だったが、結果的には1-3着は道中4番手以内の逃げ・先行馬、しかもインにいた馬で決まっている。
この馬自身は外々を回しての7着、道中15番手と自身よりも後方にいたキングズガード(5着)にも瞬発力で敗れている。
上がり最速ももちろんキングズガードで、この馬は上がり7位タイ。
イン有利の馬場状態で、キングズガードにも内側からかわされている。
外差しに徹したこの馬にとっては馬場面でも苦しかったといえる。
馬場を考慮すれば見直せる1戦。


みやこSではハイペースを差し切っているように、この馬の武器はしまいの瞬発力。
それに加えて前走東海Sでは位置も取れるようになっていたので、中団からの差しも可能に。
芝スタートでも5勝しているのでその点も問題なく、今の東京ダ1600mで求められる要素を持っている。
外枠が引けたらさらに注目。

 

 ワンダーリーデル(54.7)

根岸S(前走:8着)
16頭立て、4番枠からのレース。
重賞勝ち馬ということで他の馬よりも1kg重い57kgでの出走。
スタートは五分に出るも、位置取りはいつも通りの後方12番手。
内枠なのでインから追走している。
前後半3F35.0-35.3の平均ペースで流れ、勝ち馬は差し、2着馬は先行と脚質に有利不利のないレースとなった。
それでもこの馬は8着と敗れている。(上がりは3位タイの34.7)
ただゴール後も伸び続けていたので、おそらく距離が短かったのだと思われる。
これまでダ1400m戦では最多の5勝を挙げているが、直近はダ1600mで2勝しているように、今はマイルくらいがちょうどよいのかなと思う。
斤量、距離適性による敗戦とみている。


・武蔵野S(3走前:1着)
16頭立て、7番枠からのレース。
スタートで若干遅れたことにより、すぐにインを取っている。
道中はインの11番手を追走。
2,3着馬も道中はこの付近にいた。
前後半3F34.7-36.0は流れたペースに見えるが、この舞台は芝スタートなのでこれが平均ペース。
とはいっても前傾ラップは差しが有利に働き、直線では外に出して上がり最速タイで勝ちきっている。
道中は距離ロスのないインを走り、直線で走りやすい外に出すという理想的なレースプランで、これは鞍上横典のファインプレーに尽きる。
2,3着馬は道中最内にはいなかったので、道中の位置取りの差も出た勝利だった。


ヴェンジェンスに似たタイプで、自在性でワンダーリーデルがやや劣る印象。
ヴェンジェンスよりも後方からの競馬になると思われる。
根岸Sは斤量面と距離が短かったが、距離の伸びるフェブラリーSでは見直しができる。
ちなみに2走前のチャンピオンズCでは3~4角で大外を回しての11着で、同じ差し馬のヴェンジェンスとは0.2秒差だった。
先述したようにチャンピオンズCはイン有利だったのでこの馬にも苦しかった。
得意の東京マイル戦に戻り、トラックバイアスも外差しになっている今回は巻き返しが期待できる。

 

モジアナフレイバー

この馬は大井所属馬なので芝スタートが初めて。
穴馬として推奨はしづらいが、背景が面白いので紹介したい。
前々走勝島王冠(大井1800m)ではのちに東京大賞典で2着に入るノンコノユメよりも1kg重い斤量を背負いながら、ノンコが得意な大井外回りで完勝している。
着差は0.4秒で道中9番手で外から差し切る横綱相撲だった。
久々に生粋の地方所属馬で中央勢に対抗できる馬が現れた印象である。
これまで交流受賞(全てJpnⅠ)では4戦して掲示板を外したのが1度のみ、地方戦ではもともと中央馬で移籍してきた馬を次々と撃破しているので、レベル的には中央重賞級と引けを取らない。
マイル戦でも昨秋にマイルCS南部杯で4着に健闘しており、3着ゴールドドリームとはわずか0.1秒のクビ差だった。


ただこれまでと違うのが、今までは地方馬として迎え撃っていた側だったのが、今回は中央競馬に出向く側になるということ。
いわば今回はアウエーゲームである。
鞍上も中央での騎乗経験がほとんどないし、馬も芝を含め初めての中央競馬
かつてメイセイオペラ地方馬として初めて中央GⅠを獲ったのがフェブラリーSではあるのだが、果たしてそこまでの力がこの馬にあるかといわれると疑わしい。
地方馬が中央に挑むという構図は競馬界的には盛り上がる展開だし、モジアナも強い馬だが、中央1線級と中央で戦うとなると荷が重いように思う。

 

 

以上、第37回フェブラリーステークス(GⅠ)の穴馬近走報告でした。
ご覧いただきありがとうございました。