こんにちは、ぺち(@Pettit0116)です。
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今回は第24回エルムステークス(GⅢ)の予想です。
今回予想したポイントは以下の通りです。
①札幌は平坦小回りコース
②非根幹距離(1700m)
③タイムは相当速い
④血統ではサンデー系ダート種牡馬×米国血統
【参照】【血統】王道×持続力の関屋記念&ダサンデー×米国血統のエルムS - club keiba
ここらへんも踏まえて予想していきます。
エルムステークス予想
◎ドリームキラリ
札幌1700mで行われるエルムSですが、コース形態についてはこちらをご参照ください。
【適性】関屋記念&エルムS適性エトセトラ - club keiba
小回り平坦コースなので先行馬が圧倒的に有利なコースです。
加えて週中に雨が降っていたので馬場は重め。
土曜の3歳未勝利戦では1:44.2、1:45.4、2レースでも最も持ちタイムの良かった馬が1:45.8なので馬場状態としては時計が出やすくなっています。
したがって先行力があって重馬場に強い馬、持ち時計の良い馬がねらい目ということになります。
本命はドリームキラリ。
昨年重馬場の状態でハイランドピークの2着、その後もコンスタントに活躍をしています。
前走欅SではのちにプロキオンSを制するアルクトスに0.1秒差の2着。
この時斤量は59kgでアルクトスは56kgだったので、斤量差を考えるとドリームキラリの能力が際立ちます。
今回は前走よりも3kg軽い56kgでの出走ですので、これは大幅なプラス。
札幌へのコース適性もあり、重馬場も不問、持ち時計1:41.0とダ1700mではメンバー中最速です。
3番枠と内枠も引けましたのですんなり逃げられそうです。
札幌ダ1700m戦はスタートから直線が250mほどしかないので大外枠を引いたリアンヴェリテや芝馬のマルターズアポジーと逃げたい馬がいてもハナは主張できると思います。
1400mで逃げれているので逃げることに関しては信頼度が高いです。
自分の展開に持ち込めれば好走はかなり期待できます。
差されてからもしぶとく粘るので馬券圏内は堅いかなと思っています。
〇グリム
実績は疑いようがなく、単純な能力ならこの馬が1番でしょう。
重賞4勝、重賞成績だけでも(4-2-1-1)と安定感もあります。
どの競馬場でも結果を残せる器用さはこの馬の強みでしょう。
今回は叩き2戦目、大型馬の叩き良化型なので前走以上の出来にあると思います。
地方での実績があるので小回り平坦コースには高い適性があり、札幌コースは初めてですが問題なし。
血統的にもダート系サンデーではないものの、サンデーサイレンスを父に持つゼンノロブロイ、母母父はダンジグ系なので米国血統も持っています。
先行力もあり好位を毎回とれているので大崩れは考えづらいです。
懸念点らしい懸念点はほとんどないのですが、強いてあげるとすれば時計です。
中央よりも地方の方が適性が高い馬なので、砂の深い時計のかかる馬場の方が得意だと思われます。
となると、今の札幌の時計の速い馬場状態に対応できない可能性があります。
稍重馬場では(3-1-1-1)、重馬場では(0-0-0-1)
これだけ見れば時計の速い馬場もこなせそうですが、こと中央の場合に限ると、
稍重(1-1-0-1)、重(0-0-0-1)、重でのレースは3歳時のユニコーンS9着でした。
戦績を見ると稍重の地方馬場が得意なので、中央の重馬場は得意ではないでしょう。
とはいっても、馬券圏内という観点ではこの馬が外れることはなさそうです。
ただ適性面という点では本命のドリームキラリに軍配が上がったための2番手評価です。
▲テーオーエナジー
舞台設定的に内枠の先行馬が有利なので、2番枠で先行馬のこの馬にとっては絶好です。
近走は不振が続いていますが、かつては師走Sでのちに重賞3勝、帝王賞2着になるチュウワウィザードを0.4秒ちぎって勝っている実績馬です。
能力を出し切れれば勝ち負けレベルの馬ですが、今回は鞍上が岩田さんに乗り替わります。
そう、今回は出し切れる状態にある可能性があります。
というのも、岩田さんのとのコンビでは(4-0-1-2)と好相性で、全5勝の内4勝が岩田さんとのコンビによるものです。
着外の2回も芝の日本ダービーとJBCクラシックという、いずれもGⅠ。
岩田君は北海道が得意ですし、テーオーエナジーも休み明けで復調しているかもしれないという期待が持てます。
血統的にも父はカネヒキリなのでサンデー系、父母父はヴァイスリージェント系なので米国血統も持っています。
母系は欧州血統ですが、父はサンデー×VRとこのレースと相性の良い血です。
能力だけならグリムと同等だと思います。
買い方
◎ドリームキラリ
〇グリム
▲テーオーエナジー
【馬連】
◎→〇▲
【ワイド】
◎〇
計3点
予想を終えて・・・
斤量3kg減のドリームキラリの人気がないのが不可思議です。
前走はプロキオンSを制したアルクトスに斤量差3kgありながらタイム差なしですからね。
ダート戦は斤量差がでかいと思っていますので56kgで出走でき、内枠で逃げ馬、重馬場でも実績があるドリームキラリは、適性重視の予想をする身としてこの馬以外本命はあり得ません。
逆にモズアトラクション、リアンヴェリテは適性という点で疑問が残りましたので印を打っていません。
モズは後方から過ぎるので昨年のミツバのように届かない可能性が高く、リアンヴェリテは大外枠になってしまったので逃げることが難しく、自分の形に持っていけないので苦しむと思います。
今回は枠が大きく左右しそうな1戦です。
以上、第24回エルムステークス(GⅢ)最終予想でした。
ご覧頂きありがとうございました。