こんにちは、ぺち(@Pettit0116)です。
今回はいよいよ第86回日本ダービー(東京優駿)(GⅠ)の中間追い切り分析です。
やはりローテが良いのか皐月賞組が相対的に良く見えました。
別路線組だと間隔きついが青葉賞組、京都新聞杯組のダービーステップローテも悪くなかったです。
では早速いってみましょう!
日本ダービー中間追い切り分析
ここでは中間追い切りで特に良く見えた馬を紹介します。
人気などは関係なく、素直に動きが良かった馬を良い順に紹介します。
ヴェロックス
中間追い切り本数:4本
うちタイムを出している本数:2本
皐月賞2着以来の中5週でのレースとなる。
追い切り本数、タイムを出している本数も水準並みだが、1週前追い切りは一杯追いでびっちりとしていた。
栗東CW6F78.5-11.5ラスト3Fは36.5とウッドチップコースを考えると非常に速いタイムをマークしている。
併せ馬はジェシー(古馬1600万)を相手に0.6秒追走からの0.7秒先着と一瞬にして大きく先着できている。
並ぶ間もなくかわしていて、かわした後も突き放す一方だったので映像的にみても凄みを感じた。
馬なりで追い切られている中間過程も前走皐月賞時よりも全体的にタイムが速くなっていて、ここまでは前走以上の仕上がりでこれている印象。
このまま最終追い切りも良ければ逆転候補筆頭だ。
サートゥルナーリア
中間追い切り本数:6本
うちタイムを出している本数:2本
前走皐月賞(1着)がホープフルSからの長期休み明けのぶっつけだったこともあり、1度叩いた分今回の方が良い。
追い切り本数も皐月賞組の中では多い6本で、タイムも2本出している。
1週前追い切りではタニノミッション(3歳500万下)とタニノフランケル(古馬OP)と併せており、ミッションには0.6秒追走からの0.6秒先着、フランケルには1.2秒追走の0.5秒先着している。
しかもこれを馬なりでやってのけているのだから圧巻だ。
皐月賞時は栗東CW81.3-66.0-11.5(仕掛)で、今回が栗東CW69.4-11.8(馬なり)とタイム的には前走の方が良いが、追われ方の違いもあるし併せ馬への突き放し方などは映像的に今回の方が鋭く見えた。
中間の馬なり調教では皐月賞時よりもタイムが良く、全体的に前走を上回っている。
このまま最終追い切りまで行ければ無敗の2冠馬誕生は濃厚となる。
レッドジェニアル
中間追い切り本数:1本
うちタイムを出している本数:1本
勝利した京都新聞杯以来の中2週でのレースとなる。
間隔が詰まっているので致し方ないが、追い切り本数は1本と少ない。
ただその1本が一杯追いで、タイム・内容ともに良かった。
栗東坂路4F53.2-12.5で併せ馬にはジャコエマリックン(3歳未勝利)が相手に併走、最後は0.1秒先着してフィニッシュ。
突き放し方に勢いがあり、前走勝利の勢いがそのまま追い切りにも表れている印象。
間隔が詰まっていると追い切り本数を消化できないが、ポジティヴに考えればレースがそのまま調教的な役割も兼ねられるので、レッドジェニアルでいえば京都新聞杯が良い追い切りにもなっているともいえる。
現状では皐月賞別路線組ではこの馬が穴馬として筆頭か。
全頭の調教をみて・・・
よく見えた馬の追い切り分析結果はこちら。
①ヴェロックス
②サートゥルナーリア
③レッドジェニアル
こちらも併せてぜひ!
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以上、第86回日本ダービー(東京優駿)(GⅠ)中間追い切り分析でした。
読んでくれてありとう!