どーも、中日新聞杯の血統的傾向は①母父サンデーサイレンス、父or母父に②ロベルト系、③フォーティナイナー系。
ぺち(@Pettit0116)です。
過去5年の3着以内馬15頭のうち、①母父サンデーが4頭、②父or母父ロベルト系が4頭、③父or母父Fナイナー系が3頭います。
①と②はそれぞれ5代目までにリボーの血が入っていること、③は相手がサンデー系という共通点があります。
今年の出走馬では①がドレッドノータス、②がメートルダール、③がアメリカズカップ、ストロングタイタン、ハクサンルドルフ、マイスタイルが該当していて、アメリカズカップ、マイスタイルはそれぞれ母父がFナイナー系で父がサンデー系なので共通点にも合致しています。
母父が「系」ではなく単体のサンデーサイレンスであるドレッドノータスも相性は良さそうです。
さて血統を踏まえたうえで今回は第54回中日新聞杯(GⅢ)の最終予想です。
第54回中日新聞杯勝ち馬予想
◎ギベオン
〇マイスタイル
▲メートルダール
◎ギベオン
前走セントライト記念(3人気13着)の敗因が気になるところですが、これは距離適性と展開でしょう。
逃げたタニノフランケルは前半1000m通過を60.9と速くも遅くもないペースで逃げていますが、1000m以降のラップタイムが12.0-11.5-11.2-11.6-12.3-12.6と1200-1800mでペースをあげているためスタミナ勝負となってしまいました。
NHKマイルC2着があるようにマイル~2000m位が適性距離のギベオンにとっては、もともと距離が少し長かったのに加えてスタミナ勝負な展開になってしまったため、2200m以上の距離適性が求められてしまったことが敗因だったように思います。
今回も同様のスタミナ勝負の展開になってしまったら距離適性的にまずいですが、逃げ馬はマイスタイル位で競合することもなさそうなのでペースはそこまで上がらないと思います。
平均ペースまでならNHKマイルC位のパフォーマンスは期待できます。
最終追い切りでも強めに追っている併せ馬に馬なりで楽に先着出来ていましたので状態は前走以上ですし、巻き返しは濃厚でしょう。
〇マイスタイル
この馬は逃げられるかどうかが好走の分かれ目ですが、今回は脚質の被る馬もいませんし大外枠を引けたのですんなり逃げられると思います。
逃げた場合は前走福島記念(2人気3着)や日本ダービー(14人気4着)のように重賞でも好走できていているので今回は期待ができます。
近走の好走が右回りの小回りコースが多いので得意なのはそのようなコースなのでしょうが、今回の左回りの直線の長いコースもダービーであれだけ走れているので、得意ではないにせよ苦手でもないかなと思います。
最終追い切りの動きをみても併せ馬にきっちり先着できていてタイムも良好なので調子も引き続き良さそうで、大外枠という他の馬に邪魔されない枠を引けたので予想に入れました。
先週の芝レースで逃げが結構残っていたのも好材料です。
▲メートルダール
出走馬適性分析でも記載したようにハンデ重賞にめっぽう強く、前走新潟記念(6人気2着)も好走しています。
最終追い切りの動きが今ひとつだったので評価を落としましたが、実績十分で左回りの2000mは適性十分です。
今週は香港国際競争でデムルメ、岩田君、川田君が不在なので、その中での福永さんの継続騎乗は魅力となります。
世にも珍しいハンデ重賞巧者です。
買い方
◎ギベオン
〇マイスタイル
▲メートルダール
【馬連BOX】
◎〇▲
計 3点
消した人気馬
グレイル
共同通信杯(1人気7着)、日本ダービー(9人気14着)と中京コースに似た東京コースで全く結果を出せておらず、逆に中山のような右回り・小回りコースが得意な馬で、かつパワー勝負で力を発揮するタイプなので今の比較的に時計のでやすい中京コースでは適性が異なると思います。
最終追い切りも調教がけするタイプの割には時計が出ていなかったので、ここは思い切って消しました。
予想を終えて・・・
このレースはミッキーロケットやトゥザグローリーといった超GⅡ馬(ミッキーロケットはGⅠ馬になりましたが)が活躍するイメージなので、今年でいうとメートルダールが近いかなと思いながら予想をしていました。
ちなみに今回のメンバーでGⅡ勝ちをしている馬はいません。
人気のギベオンは実績を出したマイル路線ではなく中距離路線に色気を出していますがはたして。
3〜4歳馬は来年に向けて賞金加算したいところでしょうし、5歳以上の馬でまだ重賞タイトルのない馬はタイトルが欲しいでしょうし。
こういった狭間の重賞は陣営の思惑が色とりどりで面白いですよね。
データ・追い切り分析も是非!!
【中日新聞杯 2018 競馬予想】データ・出走馬適性分析 - club keiba
【中日新聞杯 2018 競馬予想】最終追い切り・調教分析~ギベオン状態上昇~ - club keiba
明日土曜日にはカペラSの最終予想を、日曜日には来週のGⅠ朝日杯FSの1週前追い切りをブログにしますのでお楽しみに!!
以上、第54回中日新聞杯(GⅢ)最終予想でした。
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