club keiba

予想、レジャー、芸術、スポーツetc...競馬には色んな楽しみ方があるのです。

【競馬雑記】血統のお勉強④~ノーザンダンサー系編~

 友だち追加

友だち追加

どーも、今回はハービンジャークロフネノーザンダンサー系だよ。

ぺちです。

 

血統のお勉強第4弾は世界的な大種牡馬ノーザンダンサーについて掘り下げてみようと思います。

特に日本にまつわるノーザンダンサーの系譜をみていきます。

  

ノーザンダンサーのプロフィール

・1961/5/27生まれ、1990/11/16死没(29歳)

・カナダ生まれ、カナダ・米国で競走馬となる

・競走成績は18戦14勝、主な勝ち鞍は米2冠(ケンタッキーダービープリークネスS)

・英国で4回、米国で2回のリーディングサイアー

 

主な後継種牡馬

ニジンスキー(パワー+スタミナ)

・主な勝ち鞍:英3冠、愛ダービーキングジョージ

・1986年英愛リーディングサイアー

・主な後継種牡馬

グリーンダンサー:1991年仏リーディングサイアー、主な産駒にエイシンプレストン(朝日杯3歳S、香港マイル)、スワーヴダンサー(凱旋門賞)、子孫にデインドリーム(凱旋門賞)

カーリアン:2度の英愛リーディングサイアー、主な産駒にフサイチコンコルド(日本ダービー)、シンコウラブリイ(マイルCS)、ビワハイジ(阪神3歳牝馬S)

マルゼンスキー:8戦8勝の日本調教馬、主な勝ち鞍は朝日杯3歳S、主な産駒にホリスキー(菊花賞)、サクラチヨノオー(日本ダービー)、レオダーバン(菊花賞)

・産駒にはスタミナとスピードが受け継いだステイヤーが多い、日本ではマイラーorステイヤー

・現在日本では後継種牡馬の活躍は見られない

 

ヴァイスリージェント(パワー)

・競走馬としては目立った成績なし、全兄に加年度代表馬ヴァイスリーガル

・1979~1989年加リーディングサイアー

・主な後継種牡馬

デピュティミニスター:米リーディングサイアー、主な産駒はデヒア(シャンペンS)、トーヨーシアトル(東京大賞典)、フレンチデピュティ(後継種牡馬、日本輸入種牡馬、主な産駒にレジネッタ(桜花賞)、アドマイヤジュピタ(天皇賞・春)、エイシンデピュテイ(宝塚記念)、クロフネ

・パワーを受け継いでダートで活躍する馬が多い、距離は問わない

・日本ではクロフネ種牡馬として活躍中(後述)

  

リファール(短距離)

・12戦6勝、主な勝ち鞍はジャック・ル・マロワ賞フォレ賞マイラー

・仏で2回、米で1回のリーディングサイアー

・主な後継種牡馬

モガミ:主な産駒はシリウスシンボリ(日本ダービー)、レガシーワールド(JC)、メジロラモーヌ(牝馬3冠)

リイフォー:主な産駒はニッポーテイオー(天皇賞・秋マイルCS安田記念)

アルザオディープインパクトの母ウインドインハーヘアの父

ダンシングブレーヴ:主な産駒はキョウエイマーチ(桜花賞)、テイエムオーシャン(桜花賞秋華賞阪神3歳牝馬S)、キングヘイロー(高松宮記念、後継種牡馬:主な産駒はカワカミプリンセス(オークス秋華賞)、ローレルゲレイロ(高松宮記念スプリンターズS))

ホワイトマズル:主な産駒はスマイルトゥモロー(オークス)、イングランディーレ(天皇賞・春)、アサクサキングス(菊花賞)、ニホンピロアワーズ(JCダート)

・自身は芝のマイラーであったが日本への後継種牡馬ダンシングブレーヴホワイトマズルが成功していて前者は短距離血統、後者はステイヤー血統となっている

 

ノーザンテースト(万能型)

・言わずと知れた80年代を代表する日本の大種牡馬サンデーサイレンスの前の中心種牡馬

・1982~1992年の日本リーディングサイアー

・主な後継種牡馬

アンバーシャダイ:主な産駒はメジロライアン(宝塚記念、後継種牡馬:主な産駒はメジロドーベル(GⅠ5勝)、メジロブライト(天賞賞・春))

・芝・ダート、短距離長距離問わず日本で多くのGⅠ馬を輩出した万能型だが、現在は後継種牡馬がリーディング上位にはいないようにサイアーラインは衰退してしまった

 

ヌレイエフ(スピード)

・3戦2勝、英2000ギニ―は1位入線も降着マイラー

・仏リーディングサイアー2回

・主な産駒

シアトリカル(BCターフ)、子孫にヒシアマゾン(エリザベス女王杯)の父)、ブラックホーク(安田記念)、ハートレイク(安田記念))

・自身もマイラーで日本でもスピードを受け継ぐマイラーが多い、後継種牡馬は日本では見当たらない

  

ダンジグ(スピード)

・3戦3勝、うち2戦でレコードの短距離馬

・1991~1993年米リーディングサイアー

・主な産駒:アグネスワールド(ジュライC)、ヤマニンパラダイス(阪神3歳牝馬S)

・主な後継種牡馬

グリーンデザートシンコウフォレスト(高松宮記念)、ケープクロス(シーザスターズ、ヴィジャボード、ゴールデンホーンの父)

アジュディケーティングアジュディミツオー(東京大賞典2回)

デインヒル(豪で9回、英で3回、仏で2回のリーディングサイアー):主な産駒はファインモーション(秋華賞エリザベス女王杯)、デインヒルダンサー(英愛リーディングサイアー)、ダンジリ(仏リーディングサイアー、主な産駒にハービンジャー(キングジョージ))

・スプリンター血統でスピードが受け継がれつつ近年では凱旋門賞キングジョージなどの距離をこなす子孫が多い

・後継としてダンジリ系が繁栄

・日本ではハービンジャーが大活躍中(後述)

 

ストームバード(スピード)

・6戦5勝、うち2歳時に5勝、英愛2歳チャンピオン

・主な後継種牡馬

ストームキャットジャイアンツコーズウェイ(GⅠ6勝、エイシンアポロン(マイルCS)の父)、子孫にエーシンフォワード(マイルCS)、ヨハネスブルグ(輸入種牡馬)、サンライズバッカス(フェブラリーS)、ゴスホークケン(朝日杯FS)、アジアエクスプレス(朝日杯FS) 

ワンダーアキュート(JBCクラシク、帝王賞)の3代父

・後継はストームキャット系として繁栄、総じて仕上がりの早いマイラーが多い

 

サドラーズウェルズ(パワー+スタミナ)

・11戦6勝、主な勝ち鞍は愛2000ギニ―、エクリプスS

・仏3回、英愛14回のリーディングサイアー、欧州の大種牡馬

・主な後継種牡馬

モンジュー(仏リーディングサイアー1回):ハリケーンラン(凱旋門賞)、モティヴェイター(英ダービー)

ガリレオ(英愛リーディングサイアー9回):フランケル(14戦14勝、GⅠ10勝、ソウルスターリングの父)、ナサニエル(キングジョージ)

オペラハウスメイショウサムソン(GⅠ4勝)、テイエムオペラオー(GⅠ7勝)

アサクサデンエン(安田記念)の3代父、ロゴタイプ(朝日杯FS、皐月賞安田記念)の4代父(シングスピール経由)

・豊富なスタミナとパワーがあるため日本ではステイヤーとしての活躍馬を輩出しているが、高速馬場への適性が低くそこまで活躍馬は多くない

  

日本で活躍中の後継種牡馬

ハービンジャー(リーディング6位)

ノーザンダンサー→ダンジグ→デインヒル→ダンジリ】

主な勝ち鞍はキングジョージのみだがレースレコードで11馬身差の圧勝というパフォーマンスから、産駒が日本の高速馬場に対応できていると思われる。

主な産駒はペルシアンナイト(マイルCS)、ディアドラ(秋華賞)、モズカッチャン(エリザベス女王杯)

 

産駒の特徴

2~3歳から活躍していて、重賞勝ち馬12頭のうち古馬になってから重賞初制覇した馬はヒーズインラブのみと仕上がりの早さが際立つ。

ペルシアンナイトは3歳でマイルCSを制すという偉業を成し遂げている(3歳馬による制覇は他にサッカーボーイアグネスデジタルタイキシャトルの3頭のみ)

逆に個人的には成長力を不安視していて、古馬で重賞を勝っているのがヒーズインラブディアドラの2頭のみ。

距離は2000m以上に強く急坂のある中山に強いようにパワーのいる馬場が得意、モズカッチャンエリザベス女王杯ディアドラ秋華賞も京都コースだが当時は時計の掛かる馬場でのレースであった。

瞬発力勝負になると分が悪いが、GⅠ級の産駒になると瞬発力にも長けていて、ペルシアンナイトは高速決着の皐月賞で2着、ディアドラは府中牝馬Sで上がり32秒台の脚を使って勝利している。

 

特徴:時計の掛かる馬場に強く、中山に強い、

脚質:差し・追込(パワー+スタミナ)、GⅠ級になると瞬発力もある

適性距離:2000m以上

 

クロフネ(同9位)

ノーザンダンサーヴァイスリージェント→デピュティミニスター→フレンチデピュティ

主な勝ち鞍はNHKマイルCとJCダートの2刀流、全10戦のうち4度のレコードを記録するなどけた違いのスピードを持っていた。

主な産駒はスリープレスナイト(スプリンターズS)、カレンチャン(スプリンターズS)、ホエールキャプチャ(ヴィクトリアマイル)、アエロリット(NHKマイルC)など

 

産駒の特徴

牝馬のスプリンター~マイラーに活躍馬が多く、自身は芝もダートも問わず活躍したが産駒は芝馬が多い。

ダート馬だとテイエムジンソク(チャンピオンズC2着)やホワイトフーガ(JBCレディスクラシック)がいるが大物はいない。

距離適性は芝の方が短く重賞は1800mまでで2000m以上の重賞勝ちはない。

一方ダート戦になると長距離もいとわず、関東オークス(2100m)馬を3頭も輩出している。

先行して押し切る馬が多く瞬発力よりもスピードとパワーで勝負する馬が多い。

 

特徴:牝馬の短距離馬が強い(芝)

脚質:先行(スピード+パワー)

適性距離:芝は1800mまで、ダートは1800m以上

  

まとめ

ノーザンダンサー系は基本的にパワー型の血統なので日本の高速馬場とは相性が悪く、スピード系の父サンデーサイレンス系の補完としてのパワー型母父ノーザンダンサー系というパターンが多いです。

その中でハービンジャーはダンジグ~デインヒルという系譜でノーザンダンサー系でもスピードのあるスプリンター血統が背景にあるので、自身はキングジョージの勝ち馬ですが日本で種牡馬として成功しているのだと思います。

クロフネはダートで活躍するパワー型の血統を背景に持ち、自身もおそらくダートの方が適性は高かったのですが、産駒に芝の短距離馬が多いのは現役時代にレコードを4回も記録する圧倒的なスピードが産駒に受け継がれているのだと思います。

いずれもサンデーサイレンスの血を持っていないので日本では配合が組みやすく、ハービンジャーに至ってはまだ若いですからこれからさらなる活躍が期待できます。

 

以上、競馬雑記:血統のお勉強④~ノーザンダンサー編~でした。

読んでくれてありがとう!

ぺち。 

友だち追加