競馬地方創生ブログ

地方重賞をメインに取り上げ、レース映像をメインに考察するブログ

トニービンの年~第64回有馬記念(2019)血統分析~

 友だち追加

こんにちは、ぺち(@Pettit0116)です。
今回は第64回有馬記念(GⅠ)を血統を分析しています。
暮れの中山2500mですからね、パワーとスタミナが求められる舞台となります。
近年は馬場の改良もありスタミナ・スピードのバランスがスピードよりにもなっています。

 

有馬記念血統分析

【分析対象レース】
12/01 2勝クラス:勝ちタイム2:35.5(良)
2018 有馬記念:勝ちタイム:2:32.2(稍重)
2018 グレイトフルS(3勝):勝ちタイム2:32.7(良)

 

母馬の条件

・ダートの短距離適性
・父ステイヤー、母短距離馬のバランス


上記3レースで母馬がダート短距離適性のある馬は以下の通り。
・12/01(2勝) 3着母馬:ダート1000-1200mで2勝
・2018有馬記念 1着母馬:ダ1400m1勝、3着母馬:ダ1000-1400mで3勝
・グレイトフルS 2着母馬:ダ1400m1勝


このうち2勝クラスの3着馬は7人気、有馬記念3着馬は9人気、グレイトフルS2着馬は7人気。
いずれも馬券圏内では最も人気のなかった馬。
有馬記念とダート短距離は一見相関関係がなさそうだが、中山2500mという舞台はレベルが上がるにつれてタイムも速くなりスピードが要求される。
そのスピードを母馬、しかもパワーも必要なダート短距離適性のある母馬から取り込んでいると激走が期待できる。

 

父馬の条件

・中長距離リーディングサイアー
・2400m以上のステイヤー血統
トニービンキングカメハメハ
トニービン持ち:4頭
キンカメ系:3頭
いずれでもない馬:3頭


ルーラーシップは父がキングカメハメハで母父がトニービンなので父馬としては最適。
次いで良いのがサンデー×トニービンハーツクライ
キンカメ産駒の長距離馬は少ないが2500mまでなら良さそう。
ステゴやディープといった長距離に強いサンデー系種牡馬も〇。


キンカメやトニービン持ちが好走しているということは、パワー系の血が好走に導いているといえる。

 

今年の出走馬では・・・

リスグラシュー

f:id:shumpei116:20191214160139p:plain
母馬はフランスのマイラーで1500-1800mで5勝している。
主な勝ち鞍はリステッド競走の2勝(1500,1600m)だが、いずれも不良馬場での勝利。
5勝の内3勝が重馬場以上のタフな環境で勝利しているので、パワー偏重のマイラー
母系はBering系×ミルリーフ系の欧州ステイヤー血統。
ちなみにBeringは昨年の勝ち馬ブラストワンピースの父母父。
母馬の父・母父ともにレース経験がないので適性は不明だが、サドラーズウェルズやリファールも入っている重厚な血統であるのは間違いない。
父馬はトニービン内包のハーツクライ
今年はトニービンの年といっても過言ではなく、リスグラシュー、メールドグラースは海外GⅠ勝利、スワーヴリチャードはJC制覇。
シュヴァルグランもドバイで3着と結果を残しており、宝塚記念1-3着はいずれもトニービン持ちだった。


母馬はダート短距離馬ではないがタフな馬場のマイル戦に強かったのでパワー十分。
有馬記念宝塚記念は適性が近いのでもちろんここでも期待できる。


②キセキ

f:id:shumpei116:20191214160157p:plain
母馬はレース経験のない馬だがディープインパクト×桜花賞2着のロンドンブリッジなのでマイラー適性の高い血統に見える。
おそらくはダート馬ではなく、パワーがやや劣る印象の母系といえる。
父馬はキンカメ×トニービンからなる「まさに」な血統。
ルーラーシップ自身が有馬記念3、4着、その母エアグルーヴは有馬で3着、5着と勝ちきれていない血統ではあるがしっかりと掲示板は確保している。
父系が有馬と非常に相性が良く、母系もパワーこそ劣れど短距離適性の高そうな母馬なのでスピードも補完できている。
昨年は稍重でのレースで5着だった本馬だが、良馬場なら前年以上が期待できる。
今年の中山馬場は例年よりも速いので、母系にパワー不足感があるこの馬にとってはそれも味方となるはず。


③スカーレットカラー

f:id:shumpei116:20191214160215p:plain
母馬はダ1400m戦で1勝、交流重賞エーデルワイス賞で3着にも入っているダートの短距離馬。
米国2冠馬のウォーエンブレム×欧州マイルGⅠ2勝馬という血統。
母系は中長距離父系×短距離母系の短距離ダート馬と教科書通りの配合。
父馬は有馬記念、ドバイWC、皐月賞のGⅠ3勝馬
中山に強く、ネオユニ産駒なので芝に比べてパワーのいるオールウェザーでも勝利している。


父系はステイヤー色の強い血統で、母系はダート短距離と、血統面からみるといかにも穴っぽい。

 

以上、第64回有馬記念(GⅠ)の血統分析でした。
ご覧いただきありがとうございました。