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混戦必至~愛知杯(2020)上位人気馬分析~

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こんにちは、ぺち(@Pettit0116)です。
今回は第57回愛知杯(GⅢ)を血統を分析していきます。
今年の愛知杯は変則開催で小倉で行われます。
過去のデータが反映されないから血統分析がしづらい。
ということで、今回は試験的に1~5人気の馬の特性分析をしていこうと思います。

 

想定1人気:センテリュオ

全4勝が2000m以上で小回りコースなので小倉2000mは合いそう。
実際に小倉2000mでは500万下(現在の1勝クラス)時に勝利している。
適性的にマッチしていると思われるマーメイドステークス(阪神2000m)では1人気に支持されながら4着。
展開的にも追い込み有利で、この馬は道中16頭中14番手。
この時勝利したサラスはセンテリュオよりも後方にいたので、センテリュオにとっても展開的には向いていたことは明白。
それでも勝ち馬に0.4秒差の4着をどう見るか。


この馬はもともと差し馬だが上がり3F33秒以下はこれまで12戦して3回しかないなく、上がり最速も4回しかない。
思ったほどに勝ちきれない面もあり、もろさがある。
その要因はマーメイドS4着にも通ずるが、「一瞬のキレ」しかないことが挙げられる。
差し追い込み馬ながら小回りコースが得意なこと、マーメイドSはペースが流れて追い込み有利もセンテリュオにとっては前半で脚を使わされてしまって最後の直線で伸びきれていない。
長くいい脚が使えないことがこれらの要因になっていると思われる。
またパトロールビデオをみると、ゴール後にパタッと止まることが多く、脚を使い切っていることが多い。
ここからわかることは脚を余すことがめったにないということ。
つまり毎回鞍上がめちゃめちゃ上手く乗っているか、もしくは一瞬のキレしかなく脚を使い切りやすい脚質かのどちらかということが考えられる。
差し馬ということもあり個人的には後者であると思っている。


ここから察するにこの馬の好走パターンは前走エリ女のようにスローペースを先行するパターン、もしくは後方で脚を溜めることに徹し最後の直線にかけるパターンのいずれか。

 

想定2人気:サラキア

近走では先行力があり、かつしまいの脚もセンテリュオのように一瞬のキレといった馬ではない。
前走エリ女では6着だが直線で一旦進路が阻まれて鞍上が追えていない場面があり、ゴール前では2着争いにまで食い込む伸びを見せていた。
ちなみにゴール後の伸び脚はセンテリュオ以上だった。
この馬のハイライトはエプソムC。
これまでの後方からの瞬発力勝負から一変し、逃げの戦法で超スローに落として2着に好走している。
このパターンは前々走のオクトーバーSでもやっている。
逃げてスローに落とし直線の瞬発力勝負にかけるというがこの馬の得意パターン。
そういった意味ではエリ女は勝っていたかは別として、3~4角の位置取りが下がってしまったことが敗因に思う。
個人的にはこの馬は好位差しが理想的で、道中2~3番手から直線で逃げ馬を捉える競馬が良いと思う。
先行力と瞬発力を活かせる。

 

想定3&5人気:パッシングスルー&フェアリーポルカ

この2頭は似ていて、直接対決も多いので同時に紹介。
直接対決では3戦していずれもパッシングスルーが先着している。
パッシングスルーはポテンシャルは高いが操縦性が低いイメージ、一方フェアリーポルカは操縦性が売りだが決め手に欠けるイメージ。
互いが大敗した秋華賞を除く2戦(フローラS、紫苑S)ではいずれもタイム差なしで実力は拮抗している。
ゆえにコース形態や距離によって入れ替わりは大いに考えられる。

フローラS、紫苑Sをみても反応が良く勝ちパターンに持って行っているのはフェアリーポルカ
フローラSでは直線に立つのが速すぎた感があり、そこから差されてしまう。
紫苑Sも同様で直線で先頭に立ってから最後には差されてしまっている。
以上から先頭に立つとソラを使ってしまうのかなと思う。
つまり先頭に立つと走る気力を失いやる気がなくなってしまう。
瞬発力勝負に強い馬でもないので好位差しが理想だが、先頭に立つのが速すぎるとそれも良くない。
鞍上にとっては難しい塩梅だが、ゴール直前で差し切るイメージか。


パッシングスルーに関しては追ってからの反応はいまいちだが、しまいに連れて尻上がりに爆発するので直線が長いほうが向きそう。
ただ先行力もあり道中3番手辺りから競馬ができるので小回りコースでも対応はできる。
反応が悪い分、追えば追うほど伸びる馬。
京都で結果が出ないだけなのか、関西圏では2戦していずれも馬券圏外に敗れている。
シンザン記念は4着と悪くない結果だが、秋華賞は10着と大敗している。
戦績から考えるとここまで敗れる馬ではないので考えられるのはペース。
秋華賞は前半3Fが34.6、後半が36.4のハイペースだった。
道中3番手にいたこともあり、ペースの被害にあった可能性は高い。
ハイペースに弱く、粘り強さのようなものは薄いのかもしれない。
逃げたビーチサンバは5着に粘っている。

 

想定4人気:アロハリリー

小倉2勝、中京で3勝をあげている。
55kgでの勝利が3戦して1度しかなく、その時も前半1000m1:02.0を道中3番手から追走する楽な流れでの勝利と、斤量面への対応は要課題。
残りの2戦は9、10着と大敗している。
番手からの好位差しという王道競馬ですべての勝利を挙げており、敗れているときは5番手以降に後退して流れに乗れていない場合が多い。
いかに楽に先行して最後の直線を迎えられるかがこの馬に取っては大事になる。
ピッチ走法なので小回りコース、起伏のあるコースは得意。
ちなみに中京競馬場の起伏は中央競馬で3位タイ、小倉競馬場は5位と、起伏のある方のコース。
小回りコースで起伏の最もある中山コースは合いそう。


減点要素がなく減点法では良いが、反面加点法だと難しい馬。
こういう馬はレベルが上がるにつれてジリ貧になるイメージ。

 

 

以上、第57回愛知杯(GⅢ)の血統分析でした。
ご覧いただきありがとうございました。