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【日本テレビ盃2020】船橋1800mは最初のコーナーまでが長いんです

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初めましての方も、初めましてじゃない方も!
こんにちは、ぺち(@Pettit0116)です。
今回は14頭立ての5頭見解です。
それでは、第67回日本テレビ盃(JpnⅡ)の出走馬見解をしていきます。

 

日本テレビ盃出走馬分析

船橋1800mは4角ポケットからのスタート。
最初のコーナーまでは約450mと長い。
レース中最も速いラップとなる2F目が直線、加えて今回は快速馬サルサディオーネがいるので前半のペースは速まる可能性が高い。
コーナーは350mだが、3~4角はスパイラルカーブとなっており、3角が緩やかで4角がきつくなっている。
つまり直線に向いた段階で馬群がばらける傾向にあり、脚質の有利不利が出づらい。
最後の直線は308mと地方競馬の中では長め。


今回のメンバーでは逃げ馬候補はサルサディオーネ
この馬は船橋が得意で、逃げてなんぼの馬。
チャレンジの身なので積極的に逃げるだろう。
その上で、交流重賞を逃げて勝利したアナザートゥルースもいる。
3走前にはルメール騎手で奇襲ともいえる逃げの手で勝利している。
近走の結果から考えると、この馬も逃げる可能性がある。


以上のことから、加えてコース的にも前半のペースが上がりやすいので、今回は差し有利の展開と想定する。
中央勢にはアナザートゥルースの他にも、ダノンファラオ、ロードブレスと先行馬が揃っている。
位置取りの優位性があるのは差し馬。

 

5ロードブレス(好位)
本馬には瞬発力のダート馬な印象がある。
全5勝の内、新潟で2勝、京都で3勝しているから。
言い換えると、直線が平坦なコースでしか勝ってきていない。
一方で直線に坂のある東京コースでは2走前にキレ負けしている。
元々芝のコースを走っていたことも、瞬発型な印象を強くさせている。


船橋コースは南関競馬の中で川崎に次ぐ砂の深さ=時計のかかる馬場である。
瞬発力というよりもパワーが求められる競馬場で、船橋競馬場が得意なサルサディオーネは中央時代に中京で2勝、東京で1勝という実績を持っている。
この2つの競馬場はいずれも左回りで直線に坂があるという共通点があるコース。
本馬に話を戻すと、実績的にパワー不足な印象を受ける。
初めての重賞(交流重賞)でもあり、ナイター競馬も初めてと初めてが重なる今回なので、船橋1800mによるアドバンテージはあまり感じない。
JpnⅡなので斤量面での恩恵もあまりなく、いきなりでは厳しいと思う。

 

6ミューチャリー(差し)
船橋所属馬だが大井に強い。
船橋では新馬戦と2戦目で勝利して以来走っておらず、以降は大井でSⅠ羽田盃勝利を含む3勝をしている。
後方からの差し馬なので直線は長いほうが良いため、大井コースとの相性が良い。
3走前には川崎記念でデルマルーヴルとアナザートゥルースと対決。
アナザートゥルースには先着できたが、終始外を回っていたデルマルーヴルに先着を許している。
差し馬なので脚質的に優位性が今回はあるものの、川崎記念のレースぶりではデルマとの逆転は考えづらい。
デルマとは脚質的にも被っているので、ここの序列は変わらないだろう。
抑え程度の評価。

 

7アングライフェン(差し)
地方交流重賞での実績は名古屋の重賞2戦でいずれも2着。
直近では中央のOP戦で大敗もあるように、本馬は地方競馬向きの馬である。
というのも、ロードブレストは逆で本馬はパワー型の馬だからである。
中央競馬の重賞では阪神2000mというタフな条件のシリウスSで2着という実績が最高。
地方競馬での安定感からも、本馬はタフな競馬を好む。
因みに地方の2戦(名古屋グランプリ名古屋大賞典)では上がりの時計がかかった前者の方が着差もレース内容も良かった。


なので今回の船橋1800mは相性としては良いだろう。
差し馬なので脚質的にも合っているし、馬場的にも砂が深いほうが優位性が出る。
個人的には川崎記念に出てほしかったが、今回でも条件は悪くない。


ただ名古屋グランプリ(2500m)ではデルマルーヴルに敗れている。
同じ差し脚質のデルマとの違いは先行力。
交流重賞においてデルマが馬なりで先行できるのに対し、本馬は押し出さないと先頭グループに取り付けない。
名古屋大賞典(1900m)では交流重賞ながら道中8番手という後方からの競馬をしている。
交流重賞では中央勢が先頭グループを形成し、中央勢と地方勢で馬群が分かれる傾向にあるが、名古屋大賞典では本馬は最初先頭グループにいることができなかった。
それだけテンのスピードがないということなので、ネックとなるのは先行力。
1800mという距離で前半のペースが流れそうな今回では、下手したらまた後方からの競馬となりかねない。
そこを考慮してなのか、鞍上を地方の笹川騎手にしている点は好感が持てるが(地方競馬の騎手は好位が取れるかが勝利数に大きく影響する)、先行力のある差し馬デルマルーヴルと比較すると見劣りしてしまう。
パンパンの良馬場になれば再考の余地が出てくるが、月曜時点で稍重の現状では抑えまで。

 

10ダノンファラオ(好位)
前走は大井の2000m戦で好位からの競馬をして勝利。
ペース的にも差し有利に感じたが、終わってみれば逃げ馬と2番手のワンツーだったので前が有利だったのだろう。

今年のJDDは非常に特殊で、ラップタイムをみてもラスト1Fが14.2と最も時計がかかっているにもかかわらず前の馬で決着している。
ちなみに各ラップをみても13秒台というのはなく、ラスト1Fの次に遅いラップは12.9である。
それでも、最後は3番手以下を大きく突き放しているという摩訶不思議な展開。
普通なら逃げ馬は垂れて後続の差し馬が迫ってくる展開だが、逆となっていた。
考えられるのは上位2頭が抜けて強いか、3着以下がとにかく弱いかのどちらかになるのだが、どちらにしても腑に落ちない。
上位2頭の戦績をみても圧倒的ではなく、むしろ中央勢の中では戦績が安定感がない。
後者にしても、無敗でユニコーンSを勝ったカフェファラオ(7着)がいるので、弱いということはない。


考えられるのは、本馬がとにかくスタミナお化けということ。
JDDでは前半のペースも速く、後続の馬は道中の追走で脚を使わされた。
本馬は2番手にいながらそのペースに対応し、かつ最後の直線まで脚を残す余力も持っていたので、勝つことができた、と考えられる。
速い流れを持続的に走ることができるのが本馬の最大の武器だと思われる。


以上を踏まえると、1800mというのは前走の2000mから比べると適性が少しそれる。
本馬は距離が長ければ長いほどパフォーマンスが上がると思われる。
ダイオライト記念(船橋2400m)や名古屋グランプリ(2500m)といった、スーパーステイヤーなのではないか。
1800mという距離もダート戦にしては長い距離だが、まだスタミナが前面に出るレースではなく瞬発力もある程度必要となる。
今回は差し馬にも強力な馬がおり、好位という位置取りもコース設計的に合っていないので対抗or抑え程度の評価とする。

 

12デルマルーヴル(差し)
ここまで読んでくれた方にはもうお分かりであろうが、今回最もレース適性が高いのは本馬。
前半から流れるペースは差し脚質の本馬には味方となるし、差し馬でありながら先行力もそこそこある。
先頭グループの後方からの差しが、前半で脚を使わされずにできる。


本馬の強さは川崎記念に現れている。
川崎2100mというコーナーを6回周り、かつコーナーが200mずつしかないコースで終始外々を回らされている。
2着のヒカリオーソは最後の4角では外を回しているが、それまではデルマよりも内側で追走していた。
本馬は全てのコーナーで馬3頭分以上外を回っており、それでも3着という結果を残した。
流石に勝利したチュウワウィザードとは力差があったが、厳しいコース取りを考えれば内容は悲観するものではない。
少なくとも今回の川崎記念組では最も強い競馬をしている。
とにかく距離ロスが大きかった。

今回は先行争いが激しくなるようなメンバー構成で、かつ最初のコーナーまでが長い船橋1800mなので前半のペースが上がりやすい。
差しを決めやすい舞台、メンバー。

 

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以上、第67回 日本テレビ盃(JpnⅡ)出走馬見解でした。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
それでは次の記事まで、ぐっど・ばい✋
(明日は園田の姫山菊花賞の見解です)