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【白山大賞典2020】馬場適性が勝負を分けると踏んでいます

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初めましての方も、初めましてじゃない方も!
こんにちは、ぺち(@Pettit0116)です。
今回は12頭立ての5頭見解です。
それでは、農林水産大臣賞典 第40回白山大賞典(JpnⅢ)の出走馬見解をしていきます。

 

白山大賞典出走馬分析

金沢競馬場の特徴はとにかく砂が深いこと。
現在、地方競馬場は全国に14場ある。
そのうち、コーナー4つの1400m戦があるのは10場あるが、金沢競馬場は高知、姫路に次ぐ時計の遅さを誇る。
※各競馬場の最低クラスでの良馬場1400m戦の連対タイムで比較
南関競馬場で最も時計のかかる、川崎競馬場よりも時計がかかっている。
今回は交流重賞なので中央勢が参戦する。
中央競馬のダートは砂が軽いので、馬場適性は勝敗に大きく左右するだろう。


金沢2100mは2角のポケットからのスタート。
最初のコーナーである3角までは約350mと長め。
→前半のペースが落ちづらい
コーナーは300mずつあり、最後の直線は236mと短め。
→差しが決まりづらい


交流重賞の中長距離戦の場合、中央勢と地方勢で隊列がわかれる。
スピードの違いで中央勢が先頭グループを形成し、そのままゴールまで進む。
金沢2100m、交流重賞の隊列それぞれの特徴を鑑みると、先頭グループの差し馬が有利と考える。


よって、砂の深い馬場が得意な中央所属の差し馬から狙っていく。

 

1エルデュクラージュ(好位)
直近2連戦では好位から勝利。
いずれもマスターフェンサーに勝利しており、特に前走は1kg斤量が重い中で勝ちきっている。
能力的には十分だが、問題は適性。


まず、直近では左回りの東京2100mで勝利している。
東京2100mはスタートから約200mでコーナーを迎えるため、最後の直線は長いものの先行が有利な側面もある。
好位から競馬をする本馬にとっては走りやすいコース。
また、東京コースは上がりのタイムが出やすい。
本馬の前走の上がり3Fが35.5、前々走が36.5といずれも2100mという長い距離の戦いながら速い。
昨年の白山大賞典の勝ち馬グリムの上がり3Fは38.9と時計がかかっている。
東京コースと金沢コースでは馬場が大きく異なる。


コーナー適性も懸念点。
5走前には新潟1800mで条件戦で5着に敗れている。
本馬は全7勝の内4勝を東京コースで上げており、直近4勝は全て東京コース。
関西所属馬でこれだけ東京での実績があるのはコース適性が高い証拠。
主要4場で唯一の左回りというのが好走の要因に思う。
しかしながら、5走前には左回りの新潟で敗れている。
新潟競馬場はコーナーが急で直線も東京コースに比べると短い。
5走前はコーナーでの加速が上手くできておらず、鞍上に追われている割には前との差が詰まっていない。
金沢競馬場は新潟同様コーナーがきつい競馬場でもあるので、コーナー適性も怪しい。


馬場、コーナー適性と不安要素が多く、抑えまで。

 

3ロードゴラッソ(差し)
前走は出遅れて競馬になっていなかった。
これまでスタートの出遅れというのはなかったので、この点は心配要素。
前々走は重賞アンタレスSで8着だが、勝ち馬とは0.9秒差と大きくは離されていない。
直近の中央競馬で結果は出ていないが、地方競馬では結果が出ている。
本馬のアドバンテージは地方競馬の経験。


中央競馬の重賞では昨年にシリウスSを制している。
阪神2000mはスタートから最初のコーナーまで500mと長く、芝スタートでもあるので前半のペースが上がりやすい。
直線も中央競馬の右回りでは最長の352mあり、急坂もあるのでタフなコースである。
交流重賞では3走前の名古屋大賞典で勝利。
地方競馬で馬券外に沈んだのは盛岡、大井、浦和といった地方競馬の中では軽い馬場の競馬場。
直近は名古屋、佐賀といった、地方競馬の中では馬場が重くもなく軽くもない中間の競馬場で結果を残している。
今回の中央所属馬の中では、馬場適性において信頼が置ける。
地方競馬の小回りコースにも対応できているので、その点も不安なし。


脚質的には差しなので、先頭グループの後方からのまくり差しが期待できる。
金沢2100mで求められる適性を考えたら、脚質的にも〇。


前走の出遅れは気になるが、馬場、小回り適性、地方実績と買い要素が多く軸に最適に思う。

 

5ロードレガリス(差し)
前走の平安Sでは崩れて10着となったが、それまでは地方含めて6連勝している。
南関の大井で4走しているが、地方競馬を走ったことがあるという経験は今回に活きると思う。
大井の内回りコースを走っているのもポイント。


中央に戻ってからは京都で4連勝。
上がり3Fはいずれも35.9,36.2,36.3,35.5ととにかく速い。
もともと芝のレースでデビューしているように、本馬は軽い馬場向きという印象が強い。
大井でも勝利はしているものの、Cクラスという最もレベルの低い格だったので単純に能力差で勝っていた。
上がりのかかるレースでの実績がないのは不安要素となる。
交流重賞実績のあるロードゴラッソは中央でも上がり3F40.2というかかる時計で勝利も挙げている
金沢競馬場は砂が深いので、パワーが求められる。
本馬はレースを見る限り、どちらかというと軽い馬場向きの芝寄りのダート馬に感じる。
個人的には直線に急坂がありタフな中山1800mや実は同じくらい直線に坂がある東京コースでの実績が欲しい。
(東京2100mはスローペースになりやすいので地方競馬っぽい展開にはならないが)


前走平安Sと前々走アルデバランSでは、本馬はほとんど同じようなタイムで走っている。
走破タイムが1:57.4(良)と1:57.3(良)。
上がり3Fはいずれも35.9だった。
それでも前者が10着で勝ち馬とは1.4秒差、後者は勝利という結果となっている。
本馬のパフォーマンス自体はこの2レースで変わっていないので、この着順の違いは重賞の壁にぶつかった感が強い。


金沢にコース替わりすることでプラスに働く要素がほぼないので、抑え評価です。

 

8ヒストリーメーカー(差し)
前走は盛岡のマーキュリーカップで重賞初挑戦で4着。
仕掛けが速かったというのもあるが、ある意味で適性違いだったように思う。
基本的に中央競馬地方競馬で比較すると、中央競馬の砂の方が軽くて時計が出やすい。
ただ、盛岡は例外。
先日行われたクラスターカップ(盛岡1200m、良)では、マテラスカイの勝ちタイムがレコードで1:08.5だった。
これは中央競馬においての1200mのレコードと同タイム。
ただ、中央の場合は中山1200mなので芝スタート、しかも重馬場だったのでタイムが出やすいコンディション。
クラスターカップは良馬場でのレースだったので、盛岡競馬場は例外的に地方競馬でも時計が出やすい馬場を持つコースだといえる。


話題を本馬に戻すが、本馬はどちらかというと時計のかかる展開で結果を残してきている。
3走前の仁川Sではレースタイムも平均以下で、本馬の上がり3Fも37.4とかかっている。
5走前の勝利も同様に時計がかかっている。
そういう意味では、本馬は地方競馬向きなのだが、例外的に前走は時計の出る盛岡競馬でのレースだったので結果が出なかったといえる。


今回は砂の深い金沢で行われる。
これは本馬にとってはプラスに働くと思われる。
というか、金沢所属時代もあるので馬場適性はむしろ他の中央馬よりもアドバンテージを持っている。
軸にするには十分条件が揃っているのだが、ここは鞍上の差で対抗評価にした。
鞍上の畑端騎手は今シーズンいまだ未勝利。
軸にしたロードゴラッソの鞍上藤岡騎手は今シーズン53勝なので、この差はさすがに大きいと思った。

 

11マスターフェンサー(差し)
前走マーキュリーカップ交流重賞初制覇。
本馬は米国でのレース然り、前走然り、左回りで結果を残している。
馬場に関しては中京1900m(急坂を2回上るコース)や東京2100mを上がり3F37秒台で差し切っているので、金沢にも対応はできるだろう。


本馬の懸念点は右回りへの適性。
5走前に右回りの摩耶S(阪神1800m)を走っているが、この時にはヒストリーメーカーに敗れている。
差し有利の展開で道中11番手と良い位置におり、直線を向いた段階では良し脚色をしていたが、ゴール前で失速し4着になっている。
脚色的に勝利は考えられなくとも、2着はありえた展開で最後の失速は右回りによるものなのではと思う。
東京2100mをこなせるので距離は問題ないはずなので、右手前・左手前による周りの違いなのではと推測。
おそらく直線で右手前の方が長く良い脚を使える。
右回りだと直線で左手前になるので、それだと長くよい脚を使えない。
幸い、金沢コースは直線が236mしかないのでそこまで影響は出ないであろうが、それでもコーナーを6回周る2100m戦なので、左右の周りの適性は出やすい。


本馬も抑え評価です。

 

予想(9/27時点)

◎3ロードゴラッソ
〇8ヒストリーメーカー
▲11マスタフェンサー
△5ロードレガリ

 

馬単】◎↔〇▲△(6点)

 

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以上、農林水産大臣賞典 第40回白山大賞典(JpnⅢ)出走馬見解でした。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
それでは次の記事まで、ぐっど・ばい✋
(明日は船橋競馬日本テレビ盃の見解です)