こんにちは、ぺち(@Pettit0116)です。
まずは血統傾向から。
過去3年の5着以内をみると、父or母父フォーティナイナー系(4頭、勝ち馬2頭)、父ゴールドアリュール(3頭、勝ち馬1頭)、父or母父ストームキャット(3頭)、父エーピーインディ系(3頭)の順で好走しています。
先週の古馬ダ1600戦(1000万下、良馬場)は1戦あり、Fナイナー系が2着に入っていますので、この時期はFナイナー系の馬場なのでしょう。
東京マイルの騎手部門はルメールが複勝率トップで50.7%、次いで戸崎さん(44.7%)、田辺君(29.0%)となっています。(過去3年)
枠順は芝スタートで外目の枠なほど芝コースを走れる距離が長いので外枠有利です。
しかしながら過去10年で最も勝利しているのは2枠で3勝、複勝率では7枠・2枠がそれぞれ30%とトップです。
ここら辺を踏まえて第36回フェブラリーステークス(GⅠ)の最終予想をしていきます。
フェブラリーS予想
〇モーニン
▲サンライズソア
△クインズサターン
※出走馬適正分析でレースへの適正、最終追い切り分析では調教内容を詳しく分析していますので、ここではその詳細は記述しません。
詳細は以下のリンクからぜひっ!
【データ】フェブラリーS(2019)出走馬適正分析~豪華メンバー集結~競馬予想ブログ - club keiba
【調教】フェブラリーS(2019)最終追い切り分析~良い意味で悩ましい~競馬予想blog - club keiba
◎ゴールドドリーム
父は東京マイルに強い血統。
一昨年の勝利でレースと血統の相性を自ら証明しています。
【総評】
この馬は地方の深い砂よりも中央の軽い砂の方が適正が高く、東京マイルは(3-2-0-0)と特に得意な舞台です。
フェブラリーSもこれまで2度出走し(1-1-0-0)と連対を外していません。
前走東京大賞典(1人気2着)では最期の直線でオメガパフュームに差されてしまっていましたが、それは距離と砂の適正の差でしょう。
今回は得意の舞台に戻りますし、今回3番枠を引きましたがこれは一昨年に勝利した時と同じ枠です。
鞍上のルメールもこの舞台は得意ですし、(2-2-0-0)と手も合っていて5つ目のGⅠタイトルは射程圏内です。
〇モーニン
【血統:◎】父Henny Hughes×母父Distorted Humor
父はストームキャット系、母父はFナイナー系なのでどちらもこのレースと相性の良い血統。
自身も2016年にこのレースを制しています。
【総評】
最終追い切りの動きが抜群でした。
栗東坂路で4F50.2-11.9と全体時計・ラスト1Fともに速い時計を出しており、第2のピークが来ているかもしれません。
2016年に制した時は先行から押し切るのが勝ちパターンでしたが、近走は差しの競馬が板についてきています。
前走根岸S(6人気4着)も先行有利な展開の中、12番手から追い込んで4着に入っています。
前走は58kgのハンデ斤量も背負っていたので、今回は定量戦で相対的に前走以上のパフォーマンスが期待できます。
追い切りの仕上がりも含めて、大きな上積みがあります。
▲サンライズソア
父、母父ともに中長距離血統なので、マイル戦に向くかは疑問です。
【総評】
前走チャンピオンズC(3人気3着)では今回の出走メンバー中最先着をしていて、改めて能力の高さを証明しました。
逃げで実績をあげていた馬ですが、前走は道中5番手から好走をしていて戦法に幅ができました。
1週前追い切りで素晴らしい動きを見せていて状態面もさらに上向いている印象です。
血統面からも成績からも東京マイルという距離が短いのではと不安に感じるかもしれませんが、実は成績が良く(1-1-1-0)、武蔵野S2着・ユニコーンS3着と重賞でもしっかり馬券圏内に入っています。
マイル戦でも大丈夫です。
☆ノンコノユメ
父はフォーティナイナー系なのでこのレースと相性の良い血統。
自身も昨年勝利、2016年2着と好成績をあげています。
【総評】
脚質が似ているのでサンライズノヴァと迷うところですが、GⅠでの実績と勝負強さを考えるとこちらに分があります。
昨年のフェブラリーS勝利後は4着が続き馬券に絡めてはいませんが、今回は最も得意とする舞台です。
追込馬なのでどうしても展開に左右されてしまいますが、今回は展開が流れると思っています。
というのも逃げ馬が2頭いてどちらもスタートからの出脚が良い馬ではないので隊列が定まるまでに時間がかかることが予想されます。
となるとおのずとペースは上がり、後方の馬にチャンスが巡ってきます。
ノンコノユメにとっては絶好の展開になるのではと思い印を打ちました。
△クインズサターン
父パイロはAPインディ系なのでこのレースと相性の良い血統。
母父クロフネはゴールドドリームと同じヴァイスリージェント系なので、相性的に悪くはないと思います。
【総評】
この馬は1400mよりもマイルの方が得意で成績が良いです。
最近は主戦場が1800-2000mですが、全5勝のうち4勝が東京マイルです。
東京マイル戦は(4-3-0-4)で昨年の武蔵野Sでは2着に好走しています。
前走は1400mの根岸S(5人気3着)でしたが好走できていますし、今回はその時と同じ枠の1番枠。
鞍上の四位さんとの手も合っていて(0-1-3-0)と勝利こそないものの1度も馬券を外していません。
穴にはもってこいの馬です。
買い方
〇モーニン
▲サンライズソア
△クインズサターン
【馬連】
◎-〇▲☆△
計4点
消した人気馬
インティ
初めての関東輸送、初めてのマイル戦、初めての芝スタート、初めてのコーナー2つのワンターン競馬と初めてが多いです。
前走の東海Sでは1:49.8と1800mに変更後で最も速いタイム(チャンピオンズCも含めて)で勝利している強さは認めますが、今回は逃げ脚質で内側にサクセスエナジーがいますし、コーナー2つなのでペースが速くなることが必至です。
1人気なのでマークも厳しくなるでしょうし、GⅠ初挑戦にしてかなり厳しい展開になりそうなので敬遠します。
予想を終えて・・・
インティはかなり強い馬だと思いますが、逃げ馬なのでコーナー4つの方が良いでしょう。
武さん×逃げ馬という武さんの成功パターンではありますが、いきなりGⅠ制覇は難しいと判断しています。
個人的には逃げ馬なので地方のGⅠで無双できそうな、スマートファルコンみたいになればなと思います。
チャンピオンズCでのルヴァンスレーヴとの戦いになればかなりダート界は盛り上がりそうですよね!
けど今回は見です!
今回はこのような割合で予想を組み立てました。
東京1600m適正:5(コース形態に癖がありますので)
最終追い切り:2
血統 :1
騎手:2
以上、第36回フェブラリーステークス(GⅠ)最終予想でした。
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