こんにちは、ぺち(@Pettit0116)です。
長距離戦はあまり重賞がないので分析が難しいですね。
自分に分析実績がまだまだ少ないです。
展開はほとんどスローで確定ですし、馬場状態なんかは影響するのかが分かりません。
高速馬場だろうが時計のかかる馬場だろうが、スタミナ勝負なので結局上がりはかかってしまうのではないかと思ってしまいます。
なので今回は過去のレース傾向に重きをおいて分析しています。
第67回阪神大賞典(GⅡ)の出走馬適正分析です。
阪神大賞典の特徴
阪神内回りコースで行われるが差しが決まりやすい。
それは3000mという長距離ゆえに道中でスタミナを消耗するから、直線で先行勢の脚が余っていないのだろう。
過去3年の勝ち馬とその位置取りは以下。
2018年:レインボーライン(8-9-8-4、11頭立て)
2017年:サトノダイヤモンド(7-8-8-4、10頭立て)
2016年:シュヴァルグラン(7-7-7-4、11頭立て)
このように差しが決まりやすいが、4角では先段にとりつき4番手に位置している。
つまり差し馬で3~4角でまくれるコーナリング技術がある馬が好走しやすい。
好走期待馬
リッジマン
3走前の丹頂Sでは道中9番手からまくり差しを決めコルコバードらを一蹴し勝利。
前々走ステイヤーズSではもう少し前の道中5番手から勝利、ここではアドマイヤエイカンらを負かしている。
中山と阪神内回りは似ているので今回もコースとの相性が良いはず。
長距離戦をこなせるスタミナに加えてまくれるコーナリング技術もあり、まさに阪神大賞典向きな脚質を持っている。
関西圏での実績はないが、今の充実度で3000mの距離なら勝ち負けできる。
好走期待値:95
シャケトラ
前走AJCCは1年1か月振り、フィエールマンやジェネラーレウーノらがいるハイレベルなレースで勝利、改めてポテンシャルの高さを感じさせられた。
そのレースでは道中4番手追走で4角からまくり気味に進出し、直線で先頭に立つとフィエールマンの猛追を防いでいる。
位置取りが前目の先行馬なのでリッジマンほどの高い相性は感じないがそれでも地力とコーナリング技術は高い。
阪神内回りは3戦2勝で唯一の敗戦も宝塚記念の4着、重賞勝ちは日経賞・AJCCと中山コースなので、スタミナ十分で阪神内回りコースとの相性も抜群。
長期休み明け2戦目なので上積みも期待できる。
好走期待値:90
コルコバード
前走の愛知杯(0.2秒差5着)、前々走のエリ女(0.7秒差、8着)は距離が短かった印象で、敗れはしたもののしっかりと最後まで伸びてはいた。
3000m以上のレースは初めてだが3走前には2600mの丹頂Sでリッジマンの2着に好走しているのでスタミナ面は問題なさそう。
この時はリッジマンよりもさらに後方の道中11番手からまくり、4角では5番手にまで前進して上がりは最速をマークしている。
全5勝のうち4勝を東京の直線の長いコースであげているが、丹頂Sを見る限りコーナリング技術も高いので阪神内回りでも問題はなさそう。
初めての阪神、初めての3000m戦と不確定要素が多い馬だがまくり差しができるので魅力は十分。
好走期待値:80
アドマイヤエイカン
前走万葉Sでは勝ち馬に1.5秒差の7着、一方前々走ステイヤーズSでは0.4秒差の2着と好走している。
直線の長いコースでは長くいい脚が使えないので差されてしまう。
3走前では京都の外回りコースで1-3着はタイム差がなく、勝利はしているが最後は差されそうになっていた。
本質的には中山のような小回りコースの方が適正が高そうで、そういう意味では今回の阪神内回りは良さそう。
逃げ馬をマークするような先行馬なのでまくり差しとはいかないが、コーナリング+先行力で粘りこめれば、直線は短いのでステイヤーズSのような好走が期待できる。
好走期待値:80
阪神大賞典適正まとめ
好走期待値:95
リッジマン
好走期待値:90
シャケトラ
好走期待値:80
最終追い切り分析・最終予想も併せてぜひ!
【調教】阪神大賞典(2019)最終追い切り分析~カフジプリンス!~競馬予想ブログ - club keiba
【予想】阪神大賞典(2019)~シャケトラ!~競馬予想ブログ - club keiba
以上、第67回阪神大賞典(GⅡ)出走馬適正分析でした。
読んでくれてありがとう!