こんにちは、ぺち(@Pettit0116)です。
まずは血統から。
と言いたいところですが、金鯱賞は中京開幕週で先週のデータがなく、しかも3月開催になってから今回が3回目なので過去のデータも少ないです。
よって今回は血統傾向を割愛します。
中京2000mの騎手部門はデムーロ(複勝率55.3%)と川田君(55.2%)の2強。(過去3年)
福永さんが48.8%で続いています。
※今年の金鯱賞に乗る騎手のみで算出
枠順は外枠有利。
過去10年で7枠と8枠が3勝ずつでトップ。
ただ複勝率では3枠がトップで37.5%、次いで5枠(31.6%)、4枠(29.4%)と真ん中の枠が好走しています。
勝つのは外枠で3着内なら真ん中枠、内枠は少し割引です。
開幕週なんですけど内枠有利とならないのは、前開催が12月なので間隔が開いていないことが要因として考えられます。
ここら辺を踏まえて第55回金鯱賞(GⅡ)の最終予想をしていきます。
金鯱賞予想
〇ギベオン
☆モズカッチャン
※出走馬適正分析でレースへの適正、最終追い切り分析では調教内容を詳しく分析していますので、ここではその詳細は記述しません。
詳細は以下のリンクからぜひっ!
【データ】金鯱賞(2019)出走馬適正分析~荒れても不思議ではない~競馬予想ブログ - club keiba
【調教】金鯱賞(2019)最終追い切り分析~今週も牝馬か~競馬予想ブログ - club keiba
◎リスグラシュー
GⅠでは2着が多く勝ちきれない歯がゆさのある馬でしたが、昨年のエリザベス女王杯でGⅠ初制覇を飾ると続く香港ヴァーズでも2着と世界相手に好走、一皮むけた印象がある。
差し馬なので直線の長い中京コースは歓迎。
中京は初めてだが似たようなコースの東京では重賞2勝と左回りは得意である。
牡馬相手にも戦えることは東京新聞杯の勝利や前走香港ヴァースで証明済み。
休み明けも昨年の年明け初戦は東京新聞杯で勝利している。
追い切り内容も申し分のない状態で調子は良さそう。
枠順的にも7枠と外枠が引けたので運も味方につけている。
〇ギベオン
前走で同じ舞台の中日新聞杯を勝利しているのは大きなアドバンテージ。
その前走では直線で一度は差されているものの差し返しているあたりに勝負根性を感じるし、
東京コースでもNHKマイルCで2着と好走しているように、左回りで直線の長いコースが得意なのでこの舞台は非常に合っている。
3歳時にはブラストワンピースの2着(0.3秒差)があるように、今回のGⅠメンバーの中でも実力は負けていない。
最終追い切りの動き的にも状態は良さそうなので、戦ってきたレベルを考えると他の有力馬には劣るが、適性のアドバンテージで2番手評価にした。
▲アルアイン
左回りではダービー5着(0.3秒差)と天皇賞(秋)の4着(0.4秒差)と馬券に絡めていないが、いずれもGⅠということとタイム差を考えると苦手ではないように思う。
(といっても得意ではないだろうが。。。)
皐月賞をレースレコードで勝利しているようにタイム決着に強く、天皇賞も1:57.2の好タイムで駆け抜けている。
開幕週の中京コースは馬場的には合うはずだ。
戦績を見る限り小回りでコーナリングでアドバンテージをとれるコース形態の方が得意に感じるが、このメンバーなら自力で勝ることができる。
GⅠで掲示板を外したのは7戦して距離適性に疑問がある菊花賞の1度のみ、皐月賞以来勝利はないが安定感は魅力的。
7枠の外枠が引けた上に休み明けは(0-3-0-0)と連対を外していない、ここで安定感のある走りを期待する。
☆モズカッチャン
休み明けは走らない印象だがエリ女で3着(0.5秒差)、札幌記念では3着(0.0秒差)、京都記念では4着(0.2秒)といずれも大きくは負けていない。
休み明けが苦手というよりも叩き良化型なだけで、全くダメというわけではない。
左回りではオークスで2着、フローラS勝利と相性が良く、パワーで押し切るタイプなので中京にある直線の急坂はむしろ歓迎だろう。
前走有馬記念(3番枠)は雨により内枠不利の馬場になってしまったことが敗因として明確にあり不問で良いだろう。
印を打つ最大の決め手は最終追い切りで、近5走で1番良かった。
坂路の全体時計では54秒台までしか出せない馬だが今回は53秒台でまとめてきた。
調子自体は非常に良いと思われる。
ただ、対牡馬混合重賞では3着が最高で連対はできていないので4番手まで。
買い方
〇ギベオン
☆モズカッチャン
【馬連】
◎-〇▲☆
計3点
消した人気馬
エアウィンザー
連勝中で勢いのある馬ですが、相手が一気に強化されてここでも勝ち切るのは至難に思う。
前走チャレンジCを見る限り小回りコースで淀みなく流れる展開が向きそうだが、今回は直線の長い中京コース、適正面を考えると前走以上のパフォーマンスは期待しづらい。
最終追い切りの動きも前走時の方が良かったので、ここは敬遠する。
ダノンプレミアム
9か月の休み明けが不安である。
ダービー、弥生賞と若干かかっていたので、休み明け+2000mという距離を考えると折り合いに不安がかなりある。
弥生賞を見る限りは勝利はしていたものの2000mが距離的にギリギリという印象を持ったので、折り合いを欠いた状態で2000mはこなせないと思う。
予想を終えて・・・
モズカッチャンが4番手評価ですが、ブログを書きながらどんどん魅力的に思えてきました。
対牡馬だけが懸念点ですが状態面・適性を考えると非常に魅力的、しかも人気にもならなそうですし。
それでも臨戦過程を考えるとリスグラシューかなと思います。
今回はこのような割合で予想を組み立てました。
中京2000m適正:4
最終追い切り:4
血統 :-
騎手:2
以上、第55回金鯱賞(GⅡ)最終予想でした。
読んでくれてありがとう!