こんにちは、ぺち(@Pettit0116)です。
まずは血統から。
父はディープインパクト(orその息子たち)が絶対的な存在で、次いでキングカメハメハ、その息子ルーターシップ。
母父ではサンデーサイレンス、ヴァイスリージェント系、ロベルト系が相性良いです。
ディープ産駒は弥生賞3年連続勝利中。
キンカメとルーラーは弥生賞過去3年の5着以内馬を2頭ずつ輩出しています。
母父サンデーは3頭、VR系も3頭で2017・2016年の勝ち馬はディープ×VRです。
2000mという距離的にディープやキンカメといった王道種牡馬が圧倒的に活躍しています。
先週の3歳新馬(2000m)、未勝利・水仙賞(2200m)では母父ロベルト系も上記の種牡馬同様好走数が多かったです。
中山2000mの騎手部門はルメールの1強で複勝率は70.5%、勝利数は21勝で2位の石橋脩の8勝を大きく離しています。(過去3年)
※今年の弥生賞に乗る騎手のみで算出
枠順の有利不利は大きくはなさそうです。
過去10年で最も勝利しているのが8枠で4勝、次いで6枠の2勝ですが、複勝率では3枠が圧倒的で63.6%(3着4回と多めですが)。
ここら辺を踏まえて第56回弥生賞(GⅡ)の最終予想をしていきます。
弥生賞予想
◎ラストドラフト
〇サトノラディウス
▲ニシノデイジー
※出走馬適正分析でレースへの適正、最終追い切り分析では調教内容を詳しく分析していますので、ここではその詳細は記述しません。
詳細は以下のリンクからぜひっ!
【データ】弥生賞(2019)出走馬適正分析~牡馬は混戦~競馬予想ブログ - club keiba
【調教】弥生賞(2019)最終追い切り分析~仕上がりは順当~競馬予想ブログ - club keiba
◎ラストドラフト
父は現4歳世代がファーストクロップでまだ実績がない。
産駒ではラストドラフトが最初の重賞勝ち馬。
ディープも父としての実績は申し分ないが、母父としての実績はまだ若いのであまりないので未知。
キセキなどが母父ディープに該当する。
【総評】
本命にした最大の要因は最終追い切りの動き。
前走京成杯(1着)時と同じメニューで全体時計を1秒短縮してきました。
状態の上積みがかなり期待できるものと思われます。
京成杯同様展開的に今回も恵まれそうで、逃げ馬がいないスローペースになれば先行して好位差しが決まりやすくなります。
1番枠という枠もこの馬の脚質からするとレースがしやすく恵まれました。
鞍上ルメールは先述した通りこの舞台が得意な騎手ですし、前走以上のパフォーマンスになることはほぼ間違いないです。
〇サトノラディウス
【血統:〇】父ディープインパクト×母父Danehill Dancer
父は産駒がこのレース3連勝中のディープインパクト。
母父はデインヒル系でこのレースとの相性はあまりよくなく活躍馬は出ていない。
【総評】
適正面ではこの馬が1番だと思っています。
前々走葉牡丹賞(3着)は同じ舞台ですが、その時は今回よりも頭数の多い13頭立て+スタートで後手を踏み、終始外々を回されていました。
今回は4番枠という内目を引けましたし、前走から武さんに乗り替わりスタートも改善されてきているのでその不安要素が損なわれています。
ただ前走2400mで勝利しているようにスタミナがある馬で、反面スローのヨーイドンになると厳しく感じます。
新馬戦が高速馬場だった東京2000mで勝ちタイムが2:08.3の瞬発力勝負で勝利していますが、その時の上がりが33.4なのでこれが限界の末脚だと思います。
最終追い切りの動きも良かったので適正の高さから本命にしたかったのですが、今回はスローペースが濃厚で上がりの勝負になると踏んだので印を落としました。
▲ニシノデイジー
父ハービンジャーは中山2000m重賞で4勝している。(全19勝中)
このレースとはなじみがないが得意舞台ではある。
母父タキオンは避け年の4着馬サンリヴァル、先週のレースでも2頭の好走馬を出している。
【総評】
重賞2勝、GⅠ3着という実績はメンバー中断然です。
どの舞台でも好走していて、瞬発力勝負だと分が悪いと思われていた東スポ杯2歳Sを勝利しています。
パワーと小回りが利く馬なので中山は合うはずですが、前走ホープフルSでは初めて連対を外し3着となりました。
ただ前走は最終追い切りの動きが芳しくなかったですし、3~4角で謎の後退がありスムーズさを欠いていたという敗因が挙げられます。
逆に今回の最終追い切りはこれまでで1番良いくらいの出来で、3か月の休み明けですが状態は良さそうです。
札幌2歳S時のようなまくりができれば重賞3勝目も射程圏でしょう。
買い方
◎ラストドラフト
〇サトノラディウス
▲ニシノデイジー
【馬連】
◎-〇▲
【馬単】
◎→〇▲
計4点
消した人気馬
カントル
兄のワグネリアン同様エンジンのかかりが遅いのが気になります。
未勝利戦が京都の2000m戦で、短い直線だけで差し切っているので一見爆発力のすごい末脚に目が行きがちですが、個人的には4角でのエンジンのかかりが遅く直線に向いた時には逃げ馬とかなり差を広げられていたことが気になってしまいました。
GⅡの今回では相手のレベルが格段に上がるので、未勝利戦のような直線だけの競馬で上位に食い込むのは難しいと思い消しました。
予想を終えて・・・
血統的にはメイショウテンゲンがディープ×VR系で完璧なのですが、いかんせん追い切りの内容と前走の負け方が悪いので印は打ちませんでした。
それにしてもニシノデイジーはなかなか1人気にはなりませんね(笑)
1度大敗したら次走で一気に人気が落ちるタイプですね。
ラストドラフトはまだ底を見せておらず、最終追い切りでも大幅にタイムを更新してきたのでまだまだ成長しそうです。
個人的に大きく期待しているサトノラディウスは最終追い切りの動きがもう少し良ければ本命まで考えたのですが、本命と対抗はそこの差で決めました。
今回はこのような割合で予想を組み立てました。
中山2000m適正:4
最終追い切り:3
血統 :1
騎手:1
以上、第56回弥生賞(GⅡ)最終予想でした。
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