こんにちは、ぺち(@Pettit0116)です。
GⅠ馬8頭と過半数を占める超豪華メンバーが集まった今年の大阪杯。
GⅠ昇格は間違いじゃなかったようで、春の中距離戦線の拡充がどれだけ待望されていたかが分かります。
今回はステルヴィオがダントツで良く見えました。
動き的にもタイム的にも、です。
マイル王から中距離王へ、激戦の勝者へ、カウントダウンが始まっています。
さて今回は第63回大阪杯(GⅠ)の1週前追い切り分析です。
大阪杯1週前追い切り
今回予備登録をしているのは15頭。
その中から良く見えた馬を紹介します。
※ムイトオブリガードは追い切り動画がないので未分析
ステルヴィオ
マイルCS1週前:美浦南W稍重/6F84.3-12.9【3頭併せ軽仕掛け】
大阪杯1週前:美浦/南W/良/6F78.6-12.5 【2頭併せ強め】
GⅠ初制覇を果たしたマイルCS1週前との比較。
馬場差、直線での追われ方の違いはあれど、今回の方がタイムも速く動きも良いです。
併せ馬を一瞬で抜き去る瞬発力があり、マイルCS時に比べて今回はタイムも全体時計で5.7秒、ラスト1Fも0.5秒と大幅に短縮できている。
4F49.3、3F35.7と美浦南Wではあまり見かけない数字も叩きだせていて、前走中山記念で叩いて非常に状態が上がっている印象。
今回の1週前追い切りで1頭だけ抜けて良く見えた。
サングレーザー
天皇賞(秋)1週前:栗東/坂路/良/4F60.6-12.9【単走馬なり】
大阪杯1週前:栗東/坂路/良/4F57.7-12.7【単走馬なり】
昨年2着に好走した天皇賞(秋)1週前との比較。
この馬は追い切りの曜日が他の馬と違い、水曜(木曜)の1週前・最終追い切りでは軽めの調整で別の曜日でしっかりと追い切られているというのが主なパターン。
なので今回も内容は非常に軽いのだが、その中でも天皇賞(秋)時と比較してみると違いは見つかる。
今回の方が全体時計では2.9秒、ラスト1Fも0.2秒速い。
安田記念(5着)時は同じメニューで4F59.3-13.8なので、それと比較しても今回の方がタイムが速い。
内容自体は非常に軽い内容なので状態が良いかの判断が難しいところではあるが、タイム面をみるに近走のGⅠ戦よりかは仕上がっているのでと思える。
エポカドーロ
中山記念1週前:栗東/CW/良/6F81.5-11.5【2頭併せ強め】
大阪杯1週前:栗東/CW/良/6F81.0-12.0【2頭併せ馬なり】
前走5着に敗れた中山記念1週前との比較。
中山記念の1週前はダービーなどと似た内容で、全体時計よりもラスト1Fのしまい重点といった内容。
一方今回は全体時計を意識した内容で、スピードの持続が出来ている。
個人的にはこの馬は逃げ馬で実績を残しているので全体時計が重要だと思っている。
なので今回の追い切りには好感が持てた。
全体時計では0.5秒速く、ラスト1Fは0.5秒の遅れ。
今回は馬なりで中山記念時は強め追いという違いがあるので、ラスト1Fの遅れはそこまで気にする必要はない。
併せ馬にも馬なりながらしっかりと先着できているし、中山記念からの上積みが期待できそうな状態。
ダンビュライト
宝塚記念1週前:栗東/坂路/良/4F51.6-12.4【2頭併せ強め】
大阪杯1週前:栗東/坂路/良/4F51.4-12.5【2頭併せ馬なり】
昨年5着に入った宝塚記念1週前追い切りとの比較。
宝塚記念時は強めに追われているが、今回は馬なりでの追い切り。
それでいて全体時計は今回の方が0.2秒速く、ラスト1Fは0.1秒の遅れ。
追われ方を考えると今回の方が動きは良い。
馬なりでも併せ馬にも1馬身以上先着できているし、前走勝利で引き続き状態は良さそう。
1週前追い切りまとめ
良く見えた馬はこちら。
ステルヴィオ>>>サングレーザー>ダンビュライト≧エポカドーロ
以上、第49回高松宮記念(GⅠ)1週前追い切り診断でした。
読んでくれてありがとう。