記事のアウトライン
本記事は、近走の内容をざざっと分析し、その上で本馬がどういう馬なのかについて本質を探っていこう!という趣旨の記事です。
近走のレース内容では展開・ラップ・レースタイム・馬場状態を考慮した上で勝因(敗因)を分析。
そこから見えてくる本馬の特徴や適性、弱点なんかを最後に「総評」としてまとめています。
「総評」欄では出走レースとの相性も併せて載せているので、レースの予想にも役立てていただければ幸いです。
投稿日の24:00までは無料!!翌日からは「総評」部分が有料となりますので、以下の通知をご活用ください。
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報知オールスターカップ(SⅢ)2021/1/3
川崎2100m=2着
前半3F37.5-後半3F39.0=2:16.6(本馬2:16.9)
良馬場時のSⅢ連対平均:2:16.8
馬場差:-0.1秒速い
勝ちタイムは直近10年で5番目タイのタイム。
直近5年で見れば2番目タイで速いです。
なので、タイム面では平均~やや優秀くらいな感じです。
レースは前傾ラップも長距離戦なだけあって、差しが有利な展開となりました。
勝ち馬は道中4番手、2着の本馬は9番手、3着馬は7番手でした。
また、1-3着はみな道中内ラチ沿いにいたので、インの馬場が有利なトラックバイアスだったと考えられます。
本馬はスタートを五分に決めるも、そこから馬なりで位置を下げて道中は9番手追走。
2周目の3角仕掛けどころで一旦置いて行かれるものの、4角から盛り返し、直線で勝ち馬に迫るも1 1/2馬身足らずに2着でフィニッシュ。
位置取りがやや後方となってしまったことにより、直線で差し切れませんでした。
ただ、最後まで脚を伸ばせていたので、若干脚を余していたようにも見えました。
長く良い脚が使える馬なので、もう少し早めにスパートをかけていれば勝ち馬との差はもっと縮んだのではと思わせる内容です。
東京ダービー(SⅠ)2020/6/3
大井2000m=2着
前半3F35.9-後半3F39.6=2:06.9(本馬2:06.9)
馬場差:-0.5速い
前半3Fが35秒台という、3歳2000m戦にしてはハイラップで上がりのかかる展開となりました。
馬場が-0.5秒と速かったのですが、その割に勝ち時計は過去10年で5番目タイという中間の速さとなっています。
タイム面では、例年よりもレベルが低かった東京ダービーだといえます。
本馬はスタートを先行馬並みの速さで決めるも、いつも通りに位置を下げていきます。
ただ、この時は位置を下げながらも鞍上が押し出してもいたので、ペースのわりに思ったよりも後方に追いやられていません。(道中9番手)
仕掛けどころの3角手前で反応が悪かったのか、鞍上がかなり激しい動きで叱咤しており、3角突入時では既に目いっぱいに追われています。
それでも、直線では息の長い脚をみせ、勝ち馬とのたたき合いの末クビ差2着に敗れています。
仕掛けが速かったのにもかかわらず、直線の長い大井で最後まで持ったことは大きな収穫です。
長くいい脚が活かし切れたレースといえます。
最後差し切れなかったのは、ハイペースの追走に苦労した分でしょう。
マンガン総評&金盃との相性
・長く良い脚が使える