こんにちは、ぺち(@Pettit0116)です。
逃げ・先行馬が好走するフラワーCですが、今年は有力馬がその脚質です。
中山巧者コントラチェックか1800m巧者のエールヴォアか。
いずれも適正面では甲乙つけがたい能力を感じます。
穴をあけるとしたら血統か追い切り内容かと思います。
今回は第33回フラワーカップ(GⅢ)の出走馬適正分析です。
フラワーCの特徴
同じ週に同じ舞台で行われるスプリングSは差しが決まるレースですが、フラワーC先行からの好位差しが決まりやすいレース。
皐月賞の前哨戦としては最高峰の前者と、桜花賞に対してマイナーな前哨戦と言わざるを得ない後者の立ち位置の違いによる出走馬のレベル差がその要因となっていると思われる。
この時期の牝馬にとって中山1800mはタフなので最後の直線まで脚を残すことができにくいということも言える。
過去3年の勝ち馬と道中の位置取り以下の通り。
2018年:カンタービレ(5-5-5-4、13頭立て)
2017年:ファンディーナ(2-2-2-2、13頭立て)
2016年:エンジェルフェイス(1-1-1-1、16頭立て)
数字の通り逃げ・先行が勝利している。
フラワーC好走期待馬
コントラチェック
確かフェアリーSに特別登録していて、結局は出走しなかったが出ていれば本命にしようとしていた馬。
札幌1800m戦で初勝利をあげ、中山ではマイルを2戦して1勝2着1回のパーフェクト連対。
小回りコースで時計のかかる馬場に強いのが特徴で、中山1800mは非常に相性が良さそう。
前走菜の花賞(1着)は1000mを58.3のハイペースで逃げて、上がり2位の脚で2着を0.5秒ちぎる圧倒的なパフォーマンスだった。
勝ちタイム1:33.8も優秀。
前々走サフラン賞ではスローの瞬発力勝負で前を捉えきることができずに2着と敗れているので、後ろから追いかける展開よりもマイペースで逃げた方が持ち味を発揮できる。
実績的に1800mよりもマイル戦の方が高い適性を感じるが、200mの距離延長でも問題はないだろう。
好走期待値:95
エールヴォア
前走エリカ賞は直線で急坂のある阪神内回りの2000m戦と今回と似た舞台、そこで逃げて勝利している。
その時負かした相手には後にきさらぎ賞で2着に入るタガノディアマンテがいるのでレベルの高いレースだったといえる。
前々走アルテミスS(3着)では道中9番手で追走し瞬発力勝負で屈しているので、今回は前走のような逃げor先行をすると思われる。
瞬発力勝負になると分が悪くなるが、一定のペースで長くいい脚を使う展開になると強い。
フラワーCで求められる脚質は後者なので舞台は合うハズ。
未勝利戦を阪神1800m戦で1:46.8の好タイムで勝利しているので、距離短縮はプラスだろう。
好走期待値:90
エフティイーリス
前走フェアリーSでは勝ち馬に0.2秒差の4着。
4角で勝利したフィリアプーラに寄せられて膨らんでしまう場面があり、思い通りのレースはできなかったように思うが、それでも直線では伸びていたので勝負根性を感じる。
それでも4角はきれいに回れていたので、コーナリング技術は高い。
未勝利戦では東京1800m戦で勝利しているので距離延長はプラスに働くし、中山1800mは舞台としては適しているように思う。
クラシックで大穴を開けてきた母エフティマイア同様、惑星の匂いがする。
好走期待値:80
メイショウハナグシ
前走は2/10の新馬戦で京都2000m戦を2着に0.2秒差をつけて勝利しているが、先頭に立ってからは流していたのでタイム差以上に強さを感じる内容だった。
デビューしたばかりで、しかも京都コースなので中山コースとは求められる適性が異なるが勝ちっぷりに大きな魅力を感じる。
クラシックが近づいてきて、特に牝馬は序列が明確になってきている時期なので、逆転があるとすればこういう新馬戦を勝ったばかりのような伸びしろが期待できる馬。
今回新馬勝ちしたばかりの馬はこの馬とアイリスフィールがいるが、メイショウの方を勝ち方とコーナリング技術の高さから中山適正を感じたので評価した。
好走期待値:80
フラワーC適正まとめ
好走期待値:95
コントラチェック
好走期待値:90
エールヴォア
好走期待値:80
エフティイーリス、メイショウハナグシ
最終追い切り分析・最終予想も併せてぜひ!
【調教】フラワーC(2019)最終追い切り分析~コントラチェック!~競馬予想ブログ - club keiba
【予想】フラワーC(2019)~コントラチェック!~競馬予想ブログ - club keiba
以上、第33回フラワーカップ(GⅢ)出走馬適正分析でした。
読んでくれてありがとう!