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【データ】第54回札幌記念(2018)過去5年の傾向~連覇なるかサクラアンプルール~

どーも、 今週はジョッキーが主役の週でしたね。

ぺちです。

 

横山和生騎手の重賞初制覇、大井競馬の的場文男騎手の通算最多勝利記録の更新、おめでとうございます!!

横山和生騎手は2011年デビューの7年目で嬉しい重賞初制覇、一方的場文男騎手は1973年デビューなので45年目で通算7152勝と大金字塔を打ち立てました。

 

JRA所属の新たなヒーロージョッキーと地方競馬をけん引してきたトップジョッキーのさらなる活躍に期待です。

 

さて今回は本題が長いので冒頭は手短にして、夏競馬唯一のGⅡ札幌記念のデータ分析です。 

 

 

 

過去5年の札幌記念の傾向

「人気薄で3着以内に来た馬」、「人気はしたけど4着以下に敗退した馬」から札幌記念のレース傾向を掴んでいきます。

ちなみに「人気馬=3人気以内の馬、人気薄馬=4人気以下の馬」としています。

 

「人気薄馬で3着以内に来た馬」の傾向

過去5年では15頭中10頭が「人気薄で3着以内に来た馬」に該当します。

穴馬率は6割7分ですので、別定戦ということを考えると荒れるレースといえます。

 

札幌記念を人気薄で好走できる条件はこちらです。

①前走が重賞

②前走GⅠ組(海外は除く)と函館記念組は着順不問

③上記以外の重賞は3着以内

 

①+②or③のいずれかに該当することが好走条件となります。 

①前走が重賞

札幌記念は別定戦で近年はGⅠ馬が複数頭出走するスーパーGⅡ(限りなくGⅠに近いGⅡの意)です。

したがって実績馬が揃う強力なメンバー構成になるので、ある程度の実績と経験が必要となります。

 

重賞出走経験がない馬は好走できることがなく、また前走がOP以下のレースの馬も来ません。 

札幌記念ではGⅠ級の馬と1着を争うわけですから、前走がOP以下だとレースレベルに乖離がありすぎて思い通りのレース運びができず、凡走してしまうのだと思います。

逆に重賞レース経験が豊富な馬はそういったことが全くないとまでは言いませんが、少ないのだと思います。

 

②前走GⅠ組(海外は除く)と函館記念組は着順不問

前走がGⅠで大敗した馬の巻き返しは結構あります。

春のグランプリ宝塚記念組は馬場傾向的にもコース形態的にも札幌と阪神内回りは似ているので親和性がありそうなのですが、凡走が目立ちます。

過去5年で前走宝塚記念という馬で札幌記念でも好走できたのはゴールドシップ(宝塚記念1着、札幌記念2着)1頭のみですので、おそらくはレース間隔が関係しているのかなと思います。

宝塚記念は中距離戦ですし、梅雨の時期の阪神開催最終週なので馬場が非常に荒れていることもあり、レースによる消耗が激しく回復に時間がかかり札幌記念までの間隔(中7週)だと調整が間に合わないのです。

これは海外GⅠでも同じことが言えて、前走が海外GⅠの場合は札幌記念での好走が難しくなります。

海外GⅠの場合はレース間隔というよりも調整の難しさだとは思いますが。

したがって、前走GⅠ組の場合はレース間隔が中8週以上という条件付きで、データ的には好走条件に当てはまります。

 

また前走函館記念組は逆にレース間隔の良さと滞在競馬経験、そして同距離で似たコース形態なので札幌記念との親和性があります。

ですので函館記念の着順にかかわらず、臨戦過程やコース適性などによるアドバンテージによって巻き返しが期待できます。

 

③上記以外の重賞は3着以内

前走がGⅠ、函館記念以外の重賞の場合は3着以内が好走条件になります。

こちらは単純にGⅠ出走レベルのポテンシャルがないこと、函館記念のような札幌記念との親和性が低いレースを前走として選んでいるので着順という実績が求められます。

GⅡGⅢいずれかで3着以内に入れていれば、調子の良さとポテンシャルがある程度計算できますので好走の条件に乗れます。

 

特別登録馬で該当しているのはこの馬たち

・ゴーフォザサミット

前走:日本ダービー(GⅠ)

→①と②に該当

 

前走がGⅠ日本ダービーで勝ち馬に0.4差の7着とGⅠ級の馬たちと戦えていますし、前々走は青葉賞を勝利しているので実績も十分です。

3歳馬では過去5年でハープスターの1着(2014)、レインボーラインの3着(2016)と2頭いますが、この時点での実績でみてもレインボーライン以上ハープスター以下ですので期待の出来る1頭です。

 

・サクラアンプルール

 前走:函館記念(GⅢ)

→①と②に該当

 

昨年の覇者で前走の函館記念(7人気2着)では仕上がり的にイマイチのようにみえての2着ですから、連覇も可能な能力を秘めています。

函館記念経由の今回が叩き2戦目ですので、臨戦過程的にも実績的にも好走条件が整っています。

 

・スズカデヴィアス

前走:函館記念(GⅢ)

→①と②に該当

 

前走は親和性の高い函館記念(3人気5着)で勝ち馬との着差も0.2秒なので、その時の負担斤量(57.5kg)を考えてもコース適性は示せた結果だと思います。

したがって札幌記念でも走れる裏付けはできています。

今年に入ってから重賞を勝っているのも信頼が持てます。

 

・ナイトオブナイツ

前走:函館記念(GⅢ)

→①と②に該当

 

この馬も前走函館記念組でサクラアンプルール、スズカデヴィアスほど好走はできていませんが、サクラアンプルールとの着差が0.5秒ですので、実はそこまで負けていません。

函館記念は着差が付きづらいレースですので、「着順」をみると大敗しているようでも、「着差」でみるとそこまでということが多いですので、この馬でも巻き返しは十分に可能だと思います。 

 

・ミッキースワロー

前走:大阪杯(GⅠ)

→①と②に該当

 

前走大阪杯で5着と年上のGⅠ級の馬ともやりあえることを証明しました。

昨年の秋にはアルアインを下してセントライト記念に勝利もしていますし、実力・実績ともに揃った1頭です。

 

 

「人気はしたけど4着以下に敗退した馬」の傾向

こちらは過去5年で10頭います。

条件はこちらです。

①前走国内外問わずGⅠで4着以下

②乗り替わり

 

①前走国内外問わずGⅠで4着以下

こちらのデータは先述した海外GⅠと宝塚記念の場合は特に信頼度が高くなります。

その他のGⅠで同様に4着以下に敗れていると札幌記念での好走は難しくなりますが、加えて②の乗り替わりがある場合、海外GⅠ・宝塚記念レベルに好走は難しくなります。

 

②乗り替わり

札幌記念で人気になって好走した馬(3人気以内で3着以内になった馬)は過去5年で5頭いるのですが、そのうちモーリスを除く4頭が前走からの乗り替わりがありませんでした。

逆に人気になって好走できなかった馬10頭のうち前走が海外GⅠor宝塚記念だった馬が5頭、GⅠじゃなかった馬が2頭、残りの3頭のうち2頭が前走からの乗り替わりがありました。

その2頭が3歳時のロゴタイプ(皐月賞勝利、ダービー5着)と4歳時のエアスピネルですから乗り替わりは大きな影響を及ぼしそうです。

 

札幌記念で3人気以内になるということは相当な有力馬ですから、ジョッキー目線で考えると基本的には乗り続けたいと思うんですよね。

それでも乗り替わりがある場合ってあまり良い意味ではないように思います。

ロゴタイプでいえば前走がC.デムーロでしたので短期免許切れによる乗り替わり、エアスピネルの場合は武豊がずっと乗り続けてきた中でGⅠに手が届かなかったことによるルメール乗り替わりだと思いますので、乗り替わりの理由があまり前向きではないんですよね。

そのためここでの乗り替わりはあまり結果が伴わないのだと思います。

 

該当馬(消し馬)は初の全頭!!

今回の人気馬は3頭(サングレーザー、モズカッチャン、マカヒキ)の中で、全頭が上記条件に該当します。

モズカッチャンは前走が海外GⅠな上に乗り替わりですし、マカヒキは前走が昨年のJCなのはまだしも、ジョッキーの乗り替わりがありますので消し条件に該当してしまします。

サングレーザーは前走安田記念での着順が5着という点で引っかかっています。

 

 

まとめ

過去5年のデータをもとに分析した結果、札幌記念勝利に近い馬を順位付けするとこのようになりました。

条件を満たしている中での順位付けは前走の成績やコース適性などを総合的にみて独断で決めました。※あくまでデータ分析のみの順位付けです

◎サクラアンプルール

〇ミッキースワロー

▲スズカデヴィアス

△ゴーフォザサミット

△ナイトオブナイツ

 

最高評価はサクラアンプルールです。

親和性の高い函館記念で2着と今回出走する函館記念組では最上位ですし、昨年の覇者でもありますので適性の高さもあります。

2番手はミッキースワロー。

札幌記念と同距離のGⅠ大阪杯で5着は実績最上位ですし、着順を大きく崩さない安定感も魅力です。

3番手スズカデヴィアスは函館記念組で着順ほど負けていません。

4番手のゴーフォザサミットは青葉賞勝ちのダービー7着と能力がありますし、ナイトオブナイツは札幌・函館巧者なので穴として面白そうです。

人気になりそうな馬ではサングレーザーが乗り替わりもなく前走でまずまずだったので巻き返しがありそうですが、他の2頭は厳しい条件での戦いとなりそうなので敬遠で良いかと思います。  

 

明日火曜日は北九州記念のデータ分析、水曜日には札幌記念の最終追い切りレビューをしますのでお楽しみに!!


以上、第54回札幌記念過去5年のデータ分析でした。

読んでくれてありがとう!

ぺち。

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